2012年03月03日

ロツクの女王と言われた人

128 パテイスミスは1970年代に活躍して話題になったミュージシャンであり詩人、そしてパーフォーマー。
この人の新しい本の出版を記念してのイヴェントがストランドブツクストアーであることを知り参加した。昼間ストランドに立ち寄り最近出た彼女の本「woolgathering」を買ったときこの本を買うことが夜7時からのエヴェントの入場券になるという。
127 本当に小さなポケツトに入るくらいの80ページのかわいらしい本、表紙はミレーの作品,「ひつじ飼い」。パテイが45歳の誕生日に初版が出てそれを改訂したもので回想を加え新しい詩も加えられている。
 少し遅れて到着したので一番後ろで彼女の詩の朗読をきくことになった。300人くらいの人たち、主に若い世代の人たちが今も彼女に関心があることに感動を覚えた。彼女はロバートメープルソープと出会い同居しながらそれぞれの創作活動を始めた時代のことを書いた「Just Kids」ガベストセラーになり多くの人たちがより彼女を知ることになった。
 後に写真家として有名になったメープルソープの写真展が日本でも紹介されたり写真集も沢山でているから彼の名前を知る人は多いとおもう。おもにモノクロームの花やヌードをテーマにした作品は官能的でさえあり衝撃的でもあった。彼は1989年にエイズで亡くなっている。
 メープルソープと別れた後結婚した夫がなくなりその後1990年代後半から再びパテイは活動を始めたという。私の初めて見たパテイは年齢を経た今もしぶい宝石のような輝きをはなっていた。


aokijuku at 11:49│コメント(0)

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