2011年12月21日

国立市にある東洋の美を紹介する・宇フォーラム美術館

 国立といえば一ツ橋大学などがあり学園都市として整備されたなかなかおしゃれな街である。駅から伸びた広い道路には緑の並木があり春になれば桜の大木がたっぷりと花をつけ人びとの目を楽しませる。

 国立駅の南口をおり20分くらい歩いた住宅街の中に宇フォーラムと言うのがあるのをご存知だろうか。昔は大きな敷地があっただろう住宅地の一角に宇フォーラムはある。間口はせまいのだが奥行きがあり中にはいるとその奥の深さと展示されている作品に驚く。ときどき展示替えがあるようだが常設として平松輝子の巨大な墨の作品の幽玄な雰囲気に満たされ、そこにいると別世界にいるような気持ちとなる。

009 岡山出身の画家であった坂田一男は1921年に32歳の時パリにわたりレジエの教えをうけた。抽象画のパイオニアといわれた坂田に平松輝子は薫陶をうけたという。岡山の総社市で育った彼女は子供の頃から祖父母の唱える般若心経
を聞きながら絵を描いていたという。
 
 1966年ころから彼女はアメリカでの個展が多く、驚くことに、ニューヨークタイムスやヘラルドトレビューン紙に一流の評論家によってとりあげられ作品を度々絶讃されているのだ。日本の雅を現代絵画として昇華させていると。

 平松輝子と二紀和太留の美術館として建てられたもので平松輝子のアメリカやヨーロツパで紹介された作品200点余と他に3000点の作品が収蔵されているという。展示の方法も独自のものでやはり建築家である館長の朝彦氏のセンスが素晴らしく.是非訪れてみられたらと思う。

 こんなにも素敵な美術館がそんなにも人に知られずあることが驚きであると同時に残念でもあるのでご紹介したいと思った。


aokijuku at 00:03│コメント(0)

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