2010年12月28日

【From America】「大晦日の過ごし方」

アメリカのウィンドゲイト緑です。
日本の大晦日の過ごし方は、年越しそばを食べる、除夜の鐘を打つ(または鐘の音を聴く)、12時を過ぎたらすぐに初詣にでかける、など様々な行事としての過ごし方がありますね。或いは、コタツに入ってみかんを食べながら紅白歌合戦をTVで見る。主婦は、紅白歌合戦は耳で聞くだけで、台所で忙しくおせち料理をお重に詰める。等など。これは全て一年に一度の大切な日、元旦の祝いの準備として位置していると思います。

大晦日のことを英語ではNew Year's Eveと呼びます。クリスマスの前日を Christmas Eveと呼ぶのと同じで、大切な日の前の日です。

さて、アメリカの大晦日の過ごし方は、日本のように元旦に続く準備の日のような過ごし方とは違います。12月31日の夜が大きなパーティーの日になり、12時に大騒ぎをしてシャンペンを飲み、1月1日は二日酔いを治す日という感じです。つまり、ピークは12時の日付が変わった瞬間で、1月1日に何も特別なことはないのです。アメリカ各地ではそれぞれ趣向を凝らして、12時のカレンダーが変わる瞬間を祝いますが、中でも有名なのはNYのマンハッタンにある大きなボールが上から徐々に降りてくる光景でしょうか。12時になるまでのカウントダウンは皆が声を揃えて数えます。その瞬間には大きな紙吹雪が舞って、街は大騒ぎのお祭り気分でいっぱいになります。日本のTVでも、世界各地の元旦を迎える瞬間を生中継で放送していますが、世界中を見回しても日本のような厳かな除夜の鐘の音と神社仏閣の風景とは正反対の雰囲気です。

Strip-new year私の住んでいるラスベガスでは、12時になった瞬間にカジノホテルが立ち並ぶストリップで花火が打ち上げられて、このお祭り騒ぎの気分を盛り上げてくれます。私の大晦日の過ごし方はアメリカ流ですから、夜の7時ごろから友人宅のNew Year's Eve partyにでかけます。女性はシンデレラ姫のようなティアラを頭に飾り、テーブルには紙で出来たラッパ(12時に大きな音を出すため)や中に紙吹雪が詰まったクラッカー(紐を引っ張るとパーンと音がして中から紙吹雪が飛び出します)などが用意されています。ディナーが終わった後は、皆でゲームをしながら12時を待ちます。12時少し前には、コートを着て庭に出て、遠くに見える花火の打ち上げを待ちます。手にはシャンペン・グラスを用意し、12時になったらラッパを鳴らしたりクラッカーを割ったりして皆でお祝いをして、パーティーはお開きとなります。

日本ではクリスマスが楽しいお祝いで、お正月は家族で過ごす厳かなお祝い。宗教的な意味を感じる度合いは別としても、殆どの日本人が初詣に行くでしょう。一方、アメリカではクリスマスが宗教的な意味を持つお祝いですから、教会の礼拝に参加した後、家族でクリスマス・ディナーを囲む。この時には食卓でお祈りをするのも普通のことでしょう。そして、大晦日は友人たちと楽しむお祝い。全く正反対ですね。

日米の違いは理解しているつもりですが、私にはやはり日本の厳かなピリッとした身の引き締まるお正月の過ごし方が懐かしいです。

midori_windgate at 00:00│コメント(0)

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