2010年08月18日

何という強靭な精神力、そして才能 再び草間弥生のこと

本当のアーテイストとはときには狂気の人、と私には思える。こんなにも世界がコンピューターの出現によって全てが短期間におおきく変化した時代に私達は生きているのだけれど芸術の世界にも大きな変化の波が訪れたと私は感じている。

 072そんな時代にあってながく美術の世界をみてきたのでいまこそ"混沌とした時代“と感じとまどいを覚えている。まだ、と言うよりこれからも許されるかぎり現役でいなければならないからどこに自分の目線を置くのかが今後私が美術の世界にあって生き残れるかであると思うこのごろである。

 069先日も草間弥生の版画展を企画したが彼女は81歳の現在も世界にむけて発信しつずけている。1957年28歳のとき渡米し短期間で彼女はアメリカの美術界に知られるアーテイストとなった。アメリカでのデビユーの仕方は日本ではタブーだと思われる
セクシアルでスキャンダラスなストレートな行動であったから見る人びとによっては好奇であったり気恥ずかしさがありニューヨークの画壇に衝撃を与えた。

 誰も今までしなかった彼女独自の方法で次第に注目を浴びるようになり、アメリカで有名になっていった。近年は洗練され強烈な色彩、形態などで魅了される人達も多い。
 正直でストレートな表現はときには嫌悪感を与えるがそれこそ芸術家に許された自由な表現の方法でもある。彼女の作品を語る評論家の言葉として強迫観念、幻想、撹乱
という表現をしている。

 065ニューヨークの近代美術館は毎週金曜日午後4時から入館料が無料となり世界中からきた観光客などが行列をつくるが待たずして中に入れるからとても賑わう。これもアメリカのホスピタリテイーということか。


aokijuku at 08:17│コメント(1)

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この記事へのコメント

1. Posted by いぶりみなこ   2010年08月18日 08:44
ピンクのオブジェは、色もショッキングで目を引きますが、その質感がとても不思議です。写真で拝見しても、イソギンチャクのショクシのような、ぽにゃぽにゃした感じなのか、それにとても大きいもののようで存在感を感じました。

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