2010年07月25日

明日は「土用の丑の日」

明日の7月26日(月)は「土用の丑の日」です。スーパーやコンビニなどは競って「うなぎ」を食べさせようと躍起になっています。
今年は「土用の丑の日」は1回限りだそうで、土用の間に丑の日が2回ある場合もあり「二の丑」と言われ、概ね2年ごとに「二の丑」の日がある年となるそうです。さらに、「土用の丑の日」というと夏限定と思われがちですが、「土用」は春夏秋冬年に4回ありそれぞれに丑の日があるため、正確には年に4回以上「土用の丑の日」は存在しています。
「土用の丑の日」にうなぎを食するようになったのは、『江戸時代、夏場に需要の落ちるうなぎ屋が平賀源内に相談したところ平賀源内は「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。』というのが定説です。

この民間伝承を根拠とするならば、土用の丑の日に食べるものは鰻でなく「う」の付くものでいいのですから、「うどん」でも「うど」でも良かったようです。便乗したい梅干し屋が一緒におなじ「う」の付く「梅干し」も食べさせようとしたところ、「梅干し」だけで御飯が進み「上うなぎの需要」が減ることを恐れて「食べ合わせが悪い」としてうなぎ屋が吹聴したのでは?という推測を聞いたこともあります。

問題は、「なぜ夏場にうなぎの需要が減っていたのか?」です。
実はうなぎの旬は、冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味がおちるのだそうです。


aokijuku at 10:59│コメント(0)

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