2010年04月04日

ヘタリア

先週の土曜日のことですが、現在短期留学中の娘に懇願されて6月公開の映画の前売り券を買いに行きました。
しかし、これがちょっと異常なのです。
映画の題名は「ヘタリア」。何年か前からウエブ上で公開されていたものが、急激に人気となりDVD化され、そしてこのたび映画化されるものです。内容はというと、世界各国を擬人化したもので主人公はイタリア人です。しかし、どことなく頼りなく、いつも他人(他国)に頼っているようなキャラクターでこの題名「ヘタリア」となったようです。短編物の集まりですが、話題は対戦中の各国の態度をキャラにした内容が多く、日・独・伊 三国同盟のなごりかこの3人は仲間として描かれています。ちなみに日本のキャラクターは、規律は正しいのですが常に優柔不断な者になっています。イタリアの不真面目さと日本の優柔不断さに翻弄されるのが強いドイツ人という具合です。
その他、アメリカ人やイギリス人、中国人などその国の特性を擬人性格描写しており一歩間違えばその国の感情を害しそうなものですが、そこはうまくアニメ化されており、美男子系キャラやかわいいキャラにして非難を交わしているようです。ある程度歴史上の事実に則った性格描写なので関心させられるシーンも多々あります。

異常なのはこの映画の前売り券の販売戦略で、各国のキャラクターが美男子系に描かれているためアニメファン(特に女性)に大人気で、映画のチケットも前売り券を何回かに分けて、その都度おまけのグッズも変えて販売しています。ファンはその毎回変わるグッズ欲しさに何枚も前売り券を買うことになります。これが毎回即日完売で、私が購入した日も販売開始2時間前にすでに100人以上並んでいました。
6月公開のアニメ「ヘタリア」。恐らく話題になると思います。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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