2010年03月13日

情報手帖 3 「伝承医学」という西洋医学以外の医療

先にブログでご案内しました3月29日(月)の講師である島田修先生に出会うまでは
伝承医学」という耳なれない医学を知りませんでした。「伝承医学」のことを多く
の皆さんにもぜひ知って頂きたいと投稿しました。
「伝承医学」とは、総合的な人間医学であり心身救済のための医学だということです。1,500年前 光明皇后の開設された「施薬院」が始りです。寺に寄進、無償で治療が行なわれたようです。病気だけを治すのでなく、病者を救うのが教えです。病人自らが自らの意志と体内の自然治癒力をもとに自然法則である「伝承医学」の指導原理に従い実践することにより完治に至るのです。
島田修先生は30数年この「伝承医学」を追求され、従来の枠内にとらわれず、西洋医学(現代医学)と「伝承医学」を融和させた新しい統合医療(ニュー・インテグレイ
ト・メディソン)の道を開き、全ての未病に対応できる医療体制作りが必要不可欠であると考えておられます。島田修先生は、その為に熊本と東京深大寺(近く、長野県安曇野に開設)に「施楽院」を開設、製薬会社2社を持ち自然生薬も作られ、「びわ種子のエキス」(高知大学医学部附属病院薬剤部が「びわの効用」を研究報告している)による「ビワ温圧療法」治療を広めておられます。(※ビワの効用、温圧療法については次回紹介します。)

日本古来に伝わる「伝承医学」が戦後GHQにより、この医学が禁じられたというのです。そのアメリカの医師が古来より伝わる医療の効果を認め、アメリカ人の半数が伝承医療」を利用しています。ドイツやイギリスでも60〜70%の人達が西洋医学(現代医学)と「伝承医療」の両方を利用しているといいます。先進国では西洋医学が普及していますが、その他の国々では「伝承医療」が広く行われており、国連では「伝承医療」の専門家を再教育して技術を高め、「伝承医療」を上手に活用して世界の医療水準を引き上げる取り組みを進めてきています。
日本でも病院や診療所で患者の状態に合わせて併用するところが増えてきています。
細菌による感染症こそ西洋医学に及ばないものの、病気の予防や初期治療、慢性病の治療にも役立つうえ、今さわがれている「うつ」などの精神治療に大きな効果が証明されています。

3月29日(月曜)午後2時から築地本願寺「ブディストホール」で開催されます「伝承医学」の島田修先生と現代医療「うつ」の権威小林正信先生の西洋医学から見た「伝承医療」の検証の講演をぜひ聞きに来て下さい。お待ちしています。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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