2010年02月21日

硝酸態窒素 1

2月10日の青木塾では、久しぶりに「受け売り聞きかじりコーナー」をお話させていただきました。今回は「硝酸態窒素」にしました。内容に関しては、今後なるべく分かりやすくブログに書いてゆこうと思いますが、農林水産省のホームページでも十数ページに渡って書かれています。(農林水産省のホームページでは「硝酸塩」と呼んでいます。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/syosanen/
を一度ご覧になってみてください。
基本的には人体に良くないと言いつつ、悪いことが完全に立証されているわけではなく野菜を食べるメリットのほうが大きいとしつこく書かれています。タバコに関しても数年前まではこういう扱いだったと思いませんか?私は硝酸態窒素の問題は、ちょうど地球環境問題と同じと思っています。産業の発展とともに有害大気物質が増え、これは確実に悪いものなので、規制をして減らしました。が、同時に排出されるCO2は産業の発展に比べればいたしかたない事と目をつぶってきました。しかし、CO2はだんだんと無視できない物となり今では大問題となっています。一方、農産物に関しても、農薬漬けによる栽培は確実に悪いものなので厳しい規制がされました。しかし、EUではすでに規制されている「硝酸態窒素含有量」は日本ではまだ規制されておらず、先の農水省のホームページのような扱いになっています。しかし、いずれCO2のように「硝酸態窒素」は問題になります いや、すでに問題になり始めています。
次回から何回かに分けて硝酸態窒素についてお知らせしたいと思っています。


aokijuku at 19:49│コメント(0)

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