2010年02月16日

【From America】「シティー・センター」

アメリカのウインドゲイト緑です。
ラスベガスで今一番新しい観光スポットと言えば、なんといってもシティー・センターでしょう。MGMミラージュとドバイ・ワールドが共同で計画し、昨年12月にオープンしました。

ラスベガスのストリップにあるベラージオとモンテカルロの間に位置する大きな土地に、6種類の建物から成り立つ巨大なシティー・センターがあります。その6つとは、Aria リゾート & カジノ、Vdara、The Harmon Hotel & Spa、Mandarin Oriental、Veer Towers、The Crystalsです。シティー・センターは今までのカジノ・ホテルとは違い、コンドミニアムを含んでいます。12月にオープンしたと言っても、まだ建築中の部分もあり、高級コンドミニアムも売り出し中。世界の経済がこんな状態では、果たして高級コンドミニアムが完売になるのかどうか???

Tram01今回私が行って来たのは、高級店の並ぶショッピング・センターのクリスタルズとカジノ・ホテルのアリアです。既存のカジノ・ホテルのベラージオとモンテカルロの間をモノレールが結んでいましたが、その中間に駅が作られましたので、ショッピング・センターのクリスタルズ駅で降りるのが一番交通の便が良いでしょう。

私個人のシティー・センターの印象は、モダン・アート・ミュージアムみたいな場所という感じがしました。今までのラスベガスのカジノ・ホテルはそれぞれテーマがあり、その建物に入った途端にイタリアやエジプトにタイム・スリップしたような錯覚に陥るほど模倣が上手でした。今度はモダン・アートの世界です。クリスタルズとアリアの間には、ヘンリー・ムーアの彫刻(箱根の彫刻の森を思い出します)が飾られています。アリアのエントランスには、大きな滝を思わせる巨大壁面の噴水があり、ガラス張りのエントランス部分から中に入ると銀色のアートがきらきら。モダン・アート:ミュージアムの雰囲気です。

聞くところによれば、カジノ・ホテル「アリア」に一回宿泊するとコンピューターがお客様の好みの室内温度やらウェークアップ・コールの時間、好みの音楽など全てを記憶してしまい、次回泊まるときには同じ設定で迎えてくれるというVIP扱いを全室でしてくれるそうです。リピーター客には嬉しいサービスですね。

Elvis01アリア」の中で一番私の興味を引いたのが2月半ばから正式オープンする「ビバ・ラスベガス」というショーです。「キング」のニックネームを持つエルビス・プレスリーをテーマにシルク・ド・ソレイユが織り成すショーは大勢の人の注目を集めています。アリアの二階にあるシアターの前には、プレスリーの銅像があり、ショップの中にはプレスリーのCDやDVDをはじめ、Tシャツからギターなどたくさんのおみやげ物を売っています。

Elvis02アメリカ人はプレスリー大好き。いいえ、きっと世界中にプレスリー大好きという人がたくさんいると思います。どんなショーになるのか今から楽しみですね。

midori_windgate at 00:00│コメント(0)

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