2019年04月
2019年04月16日
【From America】「高脂肪、低糖質ダイエットの危険」
アメリカのウインドゲイト緑です。
ダイエットは世界中の人の永遠のテーマといっても過言ではないくらい、次から次へと様々なダイエット方法が紹介されています。
今、セレブの間で人気の高脂肪、低糖質ダイエットの「ケトー・ダイエット」というものがあります。アメリカで有名なアトキンズ・ダイエットもこの一つです。つまり、カロリーの計算は必要ありません。肉や脂っこいものはどんどん食べてオッケーです。但し低糖質もしくは全く糖質を摂らない、というルールを守ってくださいという方法です。ステーキをガンガン食べてOKなんて、嬉しいダイエットだ、と喜ぶ方が多いかと思います。
私の周りにもこのダイエット方法でみるみる痩せた人が何人も居ます。
しかし、今TVのニュースで、このダイエットは健康を害する危険があるからと警鐘を鳴らしているお医者さんがいます。一時的には痩せるので効果がある、と思うだろうが、それによって健康を害することがあるので、止めるべきである、と言っています。
食べ物は何でも満遍なく色々食べてこそ、身体に必要な様々な栄養素が摂れる。ということで、必要ない食べ物はない、ということのようです。
自分に合ったやり方で健康に痩せたいものですね。
ダイエットは世界中の人の永遠のテーマといっても過言ではないくらい、次から次へと様々なダイエット方法が紹介されています。

私の周りにもこのダイエット方法でみるみる痩せた人が何人も居ます。
しかし、今TVのニュースで、このダイエットは健康を害する危険があるからと警鐘を鳴らしているお医者さんがいます。一時的には痩せるので効果がある、と思うだろうが、それによって健康を害することがあるので、止めるべきである、と言っています。
食べ物は何でも満遍なく色々食べてこそ、身体に必要な様々な栄養素が摂れる。ということで、必要ない食べ物はない、ということのようです。
自分に合ったやり方で健康に痩せたいものですね。
2019年04月13日
ビュッケブルグ歳時記 200
臓器提供をめぐって
4月になっての連邦議会での第一論争テーマは、健康大臣提出の臓器提供についてで、臓器提供規則を新たにするというものです。
臓器提供は死にまつわり、それに続く移植は生を意味することで、人の生死に関わる重い問題です。そして新たになる規則は、「反論しない者以外は、全員を提供者とみなす」というもので、ドイツ語では「Widerspruchsloesung」といいます。
この意味は、「反論解決策」で、抗弁しない限り、国民全員を提供者と見なすとするものである事から、心ある市民は考えざるをえないということになり、メデイアも個人の間でも、このことについて議論されているのがこのところのドイツなのです。
このような、ある意味では人民の選択権を犯すような規則を施行しようとするのは、2010年には11%の移植で生き延びた患者が記録されていたのが、年々減って、現在約1万人の患者が移植を待っているのに、提供者が少ないことでこの内の2千人が移植前に死亡する状況にあることがあげられています。
また、この状況を煽ったのは2015年にあった移植スキャンダルと呼ばれる事件があるのです。これは、ある地方の病院で提供された臓器を、適当と思われていた患者以外の患者に移植した事の良否が問われ、地方の裁判では執刀医者が有罪と見なされ、禁固刑に職業権剥奪の刑を受けたのです。その後、大学病院でも移植の是非が問われることもあり、連邦最高裁判所では無罪判決となったこともあり、この後、提供患者も執刀医者も臓器移植に心配感がつきまとうということになり、提供者減少になっているとも云われています。
また、提供者の出る病院と、移植全般を司るDSO(ドイツ臓器移植運営機関)との連絡がスムースに行かない事とか、費用の問題も解決されるべきこととしてあげられています。
これ等の問題を解消する目的で出されたのが「反論解決策」なのです。
この新規則についての説明を書き写してみます。
新規則「反対者意外は提供者とみなす」の意味は、生きている間に、反対意見を表明しない限り、自動的に提供者と見なされるわけで、今迄のように提供者パスを持っていなくても提供者とみなされる。因みに臓器提供にポシテイブな考えを持っている人が84%に上るにもかかわらず、提供パスを持つ人は36%というのがこれまでの状況なのです。
子どもと未成年者は今まで通り両親の判断により臓器提供は決められます。
反対意志は、これから造られる国営の役所で、全市民が持つ「医学関係証明および通知パス」に反対意志を表示する。この役所が出来るまでの間は、家庭医の所に登録する。これらの事務作業は、後日、スマートフォーンで出来るようになる。
最後にこの案を議会に出した健康省大臣は、「この新規則は市民の持つ自由権を強く侵略するものであるように見えるが、臓器提供は不安と強く結びつくものである。この不安を少なくするためには問題についてとことん話し合うことが必要だと思われる。それを今始めたい」と提案の動機としています。
このテーマで行われる、経験者や専門医などによるトークショウや、新聞の読者投稿などでの意見は様々です。この提案がどのような結果になるかはまったく未知です。が、あることを政治家達が議会で決めるのではなく、その前に「国民に考えさせる」ことをする政治法もあるのだということをこの臓器提供反論解決策から知りました。そして規則が通らなくても、多くの人が考えることによって、臓器提供者が増え、生を持続出来る人が増えるかもしれないという希望も持ちました。
4月になっての連邦議会での第一論争テーマは、健康大臣提出の臓器提供についてで、臓器提供規則を新たにするというものです。
臓器提供は死にまつわり、それに続く移植は生を意味することで、人の生死に関わる重い問題です。そして新たになる規則は、「反論しない者以外は、全員を提供者とみなす」というもので、ドイツ語では「Widerspruchsloesung」といいます。
この意味は、「反論解決策」で、抗弁しない限り、国民全員を提供者と見なすとするものである事から、心ある市民は考えざるをえないということになり、メデイアも個人の間でも、このことについて議論されているのがこのところのドイツなのです。
このような、ある意味では人民の選択権を犯すような規則を施行しようとするのは、2010年には11%の移植で生き延びた患者が記録されていたのが、年々減って、現在約1万人の患者が移植を待っているのに、提供者が少ないことでこの内の2千人が移植前に死亡する状況にあることがあげられています。
また、この状況を煽ったのは2015年にあった移植スキャンダルと呼ばれる事件があるのです。これは、ある地方の病院で提供された臓器を、適当と思われていた患者以外の患者に移植した事の良否が問われ、地方の裁判では執刀医者が有罪と見なされ、禁固刑に職業権剥奪の刑を受けたのです。その後、大学病院でも移植の是非が問われることもあり、連邦最高裁判所では無罪判決となったこともあり、この後、提供患者も執刀医者も臓器移植に心配感がつきまとうということになり、提供者減少になっているとも云われています。
また、提供者の出る病院と、移植全般を司るDSO(ドイツ臓器移植運営機関)との連絡がスムースに行かない事とか、費用の問題も解決されるべきこととしてあげられています。
これ等の問題を解消する目的で出されたのが「反論解決策」なのです。
この新規則についての説明を書き写してみます。
新規則「反対者意外は提供者とみなす」の意味は、生きている間に、反対意見を表明しない限り、自動的に提供者と見なされるわけで、今迄のように提供者パスを持っていなくても提供者とみなされる。因みに臓器提供にポシテイブな考えを持っている人が84%に上るにもかかわらず、提供パスを持つ人は36%というのがこれまでの状況なのです。
子どもと未成年者は今まで通り両親の判断により臓器提供は決められます。
反対意志は、これから造られる国営の役所で、全市民が持つ「医学関係証明および通知パス」に反対意志を表示する。この役所が出来るまでの間は、家庭医の所に登録する。これらの事務作業は、後日、スマートフォーンで出来るようになる。
最後にこの案を議会に出した健康省大臣は、「この新規則は市民の持つ自由権を強く侵略するものであるように見えるが、臓器提供は不安と強く結びつくものである。この不安を少なくするためには問題についてとことん話し合うことが必要だと思われる。それを今始めたい」と提案の動機としています。
このテーマで行われる、経験者や専門医などによるトークショウや、新聞の読者投稿などでの意見は様々です。この提案がどのような結果になるかはまったく未知です。が、あることを政治家達が議会で決めるのではなく、その前に「国民に考えさせる」ことをする政治法もあるのだということをこの臓器提供反論解決策から知りました。そして規則が通らなくても、多くの人が考えることによって、臓器提供者が増え、生を持続出来る人が増えるかもしれないという希望も持ちました。
2019年04月11日
ブログ19-15
ミスターシマダその3
超一流マジツシヤンとこうして知り合いになれたのも、皆様の目に見えない糸がむすびつけてくれたものです。
人生一人でいきているのではないと教わりました。さて、当日の大マジツシヤンのパーフォーマンスについて、しょうしょうご紹介します。
招待客が約50人、子供と大人が丁度半分半分。大先生こういう組み合わせが一番やりにくい、と。子供は単純に変化を楽しむが、大人は騙されないぞと疑いの目で見る、それを逆に利用するのです、と教えてくれた。
素晴らしい演出のあとは裏庭でバーベキユーをたのしみましたが、マジツシヤンは常に新しい芸にチャレンジし、同じハトをだすにしても、出し方にその人の独創性が高く評価され、ちょっとでも人の真似をした演出はあっという間に人気を下げるとのこと。 自分も絶えず百程度のアイデアを用意し、次の演出にどうもちだすか、真剣にかんがえている。
静かな、しかし確かな説得力のある話は、きくひとのこころにジンと来るものがありました。
9月に一週間だけ地元のマジツククラブの舞台に立つのですが、前持つて電話をかけてくれ、よかったら自分が出るので来ませんか、気やすく貴賓席を用意してくれる、この気配りが超一流マジツシヤンの地位を保つているのだなと感じるしだいです。
超一流マジツシヤンとこうして知り合いになれたのも、皆様の目に見えない糸がむすびつけてくれたものです。
人生一人でいきているのではないと教わりました。さて、当日の大マジツシヤンのパーフォーマンスについて、しょうしょうご紹介します。
招待客が約50人、子供と大人が丁度半分半分。大先生こういう組み合わせが一番やりにくい、と。子供は単純に変化を楽しむが、大人は騙されないぞと疑いの目で見る、それを逆に利用するのです、と教えてくれた。
素晴らしい演出のあとは裏庭でバーベキユーをたのしみましたが、マジツシヤンは常に新しい芸にチャレンジし、同じハトをだすにしても、出し方にその人の独創性が高く評価され、ちょっとでも人の真似をした演出はあっという間に人気を下げるとのこと。 自分も絶えず百程度のアイデアを用意し、次の演出にどうもちだすか、真剣にかんがえている。
静かな、しかし確かな説得力のある話は、きくひとのこころにジンと来るものがありました。
9月に一週間だけ地元のマジツククラブの舞台に立つのですが、前持つて電話をかけてくれ、よかったら自分が出るので来ませんか、気やすく貴賓席を用意してくれる、この気配りが超一流マジツシヤンの地位を保つているのだなと感じるしだいです。
2019年04月09日
【From America】「貴方の位置情報は大丈夫?」
アメリカのウインドゲイト緑です。
今や携帯電話を持っているのは当たり前の世の中になりました。携帯には位置情報を知らせる機能が付いています。これは、災害や事故に遭った時には命を助けてくれることにもなるほど有り難い、便利な機能です。
しかし、アメリカのTVニュースでは、貴方の位置情報を他の会社に売られた場合に、貴方のプライバシーは勿論のこと、貴方の個人情報を盗まれたりすることにも繋がるとして、警告を発しています。
プライバシー保護法などが確立されて、個人のプライバシーを守ることに大変気を使うようになりました。でも、携帯電話の機能に関連したプライバシーという思いがけないところに落とし穴があることにも気をつけなければなりません。
位置情報をON にするかOFFにするか、上手に選んで使いこなしたいですね。

しかし、アメリカのTVニュースでは、貴方の位置情報を他の会社に売られた場合に、貴方のプライバシーは勿論のこと、貴方の個人情報を盗まれたりすることにも繋がるとして、警告を発しています。

位置情報をON にするかOFFにするか、上手に選んで使いこなしたいですね。
2019年04月04日
ブログ19-14
ミスターシマダその2
もう4年ぐらい前のことですが、ニューヨークからロスに転勤し、初めてリトルトウキヨウの鮨元にはいつたとき、宮本武蔵がいると一瞬思ったほど、目の澄んだ、髪の長い、なんとも形容しがたい風貌の持ち主がカウンターにすわっていた。持ち前のの好奇心から声をかけずにいられなかつた。
あのう、どんなお仕事で、
「 私はマジツシヤンです。」
彼は16歳の時に、この世界に入り、現在はロスにすみ、ラスベガスを中心に世界を飛び回っている人で夫人はオーストラリア人とのこと。
ああそうですか、マジツシヤンと言いますと私の親戚にもアマチュアマジツシヤンがいまして、かなりのレベルと聞いています。
「 何というかたですか。」
まあ、ご存知ないでしようが、マミヤカメラの創業者、間宮精一と言う人です。
ええ、ええ、間宮精一先生ですか。
「 先生は私の恩人です。」やおら、彼は横に置いた古ぼけたカバンから大事そうに大事そうに一枚の写真を取り出した。彼の初舞台の写真で間宮精一さんが撮ってくれたもので、こうやつていつも大切に持ち歩いているとのことでした。彼がプロの駆け出しの頃、間宮さんがマジックを教わると同時に有力な後援しやだつたようです。
「今日あるのは間宮先生のお陰です。その恩はわすれません。」
こう話してくれた彼の目は輝いていた。続
もう4年ぐらい前のことですが、ニューヨークからロスに転勤し、初めてリトルトウキヨウの鮨元にはいつたとき、宮本武蔵がいると一瞬思ったほど、目の澄んだ、髪の長い、なんとも形容しがたい風貌の持ち主がカウンターにすわっていた。持ち前のの好奇心から声をかけずにいられなかつた。
あのう、どんなお仕事で、
「 私はマジツシヤンです。」
彼は16歳の時に、この世界に入り、現在はロスにすみ、ラスベガスを中心に世界を飛び回っている人で夫人はオーストラリア人とのこと。
ああそうですか、マジツシヤンと言いますと私の親戚にもアマチュアマジツシヤンがいまして、かなりのレベルと聞いています。
「 何というかたですか。」
まあ、ご存知ないでしようが、マミヤカメラの創業者、間宮精一と言う人です。
ええ、ええ、間宮精一先生ですか。
「 先生は私の恩人です。」やおら、彼は横に置いた古ぼけたカバンから大事そうに大事そうに一枚の写真を取り出した。彼の初舞台の写真で間宮精一さんが撮ってくれたもので、こうやつていつも大切に持ち歩いているとのことでした。彼がプロの駆け出しの頃、間宮さんがマジックを教わると同時に有力な後援しやだつたようです。
「今日あるのは間宮先生のお陰です。その恩はわすれません。」
こう話してくれた彼の目は輝いていた。続