2018年02月

2018年02月27日

【From America】「痩せるには食べる時間に気をつけましょう」

アメリカのウインドゲイト緑です。

食べる時間肥満が国民病になっているアメリカでは、様々なダイエット法が話題になります。多くのダイエットは、話題になるもののいつの間にか消えていく一時の流行みたいになっている物も多くあります。一種類の食べ物だけのパイナップルダイエットやゆで卵など。糖質を制限するローカーボダイエットなど、制限を加えるものが多いですね。そんな中で、今回のダイエットは何を食べても良いのですが、食べる時間帯を制限するというものです。日本でも取り上げられていると思うので、決して目新しいことではない、と思いますが、アメリカのTVニュースで取り上げられ、更にはお医者さんが理由を説明していることにこの方法の信憑性を感じますので、日本の皆さんにもお伝えします。

食事の時間制限とは、朝8時から4時までの8時間以内に食事をして、それ以外の時間帯は食べないというものです。時間に制限があるものの、好きなものを我慢する必要がないのは嬉しいですね。殆どの人と食事内容は、夕食が一番豪華なメニューになっているはずです。しかし、豪華な夕食を食べてからあまり時間をおかずに寝てしまうとそのカロリーを消費する時間が無くて体内に溜め込まれる、という図式です。食べ物は3−5時間かけて消化されるため、夕飯を4時までに、ということなのでしょう。

実行するのが可能かどうか? はそれぞれの人の生活パターンによりますから分かりませんが、この理論を頭に入れておき、食生活のリズムを少し変えるだけでも効果が出るかもしれませんね。食べたいものを我慢するよりは、時間を制限することのほうがストレスが少ないのではないでしょうか? 一度お試しになってみてはいかがでしょうか。


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2018年02月24日

ビュッケブルグ歳時記 173

腑に落ちない事ごと ーー Kooperatives Lernen


 今回は歳時記171に書いた、今この国で注目されているKooperatives Lernen
(以下 Ko. Lernen)=「協力して学ぼう」 について簡単に説明したいと思います。
 

 この授業形式は、今までのように教師が生徒に授業をするのではなく、生徒達で授業を作り上げるという形のものです。(したがって教師の形質も変わってくるわけで、これについては又の機会に)
 Ko.Lernen の基礎要素としては次のような点が挙げられています。
 学習テーマは教師が作成する。そのテーマの学習には全ての生徒が関わりを持つことが必修。

1. そのためクラスはグループに分けられ、グループ毎にそれぞれの役割りが分担される。それをまた分割した事項が生徒一人一人の義務となり、各自、分担分を責任を持って遂行しなければならない。ここで個人としての責任を学ぶ。

2. 次は、ある目的に達するには全員が一体感を持って協力する事が要求される。そこから良い意味での級友同士の依存(従属)意識を持つことが促される。これは言い換えると目的到達には自分の責任だけではなく人の責任にも必要であれば協力することに繋がり、協力の精神を学ぶことになる。

3. soziales=社会性を学ぶことはこの授業法の最重要点である。人の話を聞くこと、励まし合うこと、褒め合うこと、コト(授業)を上手く進めること、助けを申し出ること、などをすることから、生徒間での信頼関係が築かれ、これ等の経験は後に続く社会生活に対する良い準備とおもわれる。

4. 最後に、全員がコミュニケーションに参加出来るような席順にすること。


 この授業法は昔行われていたプロジェクト授業に似ている形ですが、前提として社会に出る準備を重視することが加わって、学校教育が更に一歩前進した感じがします。教育も少しづつ変わってきているようで、そこから、学校というものの定義がこの国では社会生活への準備所となってきているという感じが強くなります。
 今思いついたのですが、歳時記171で書いた、日本のTV教育番組のアクテイブ・ラーニングもこのような形なわけで、もしかしたら日本の方が先端を行っているのかもしれません。ただ、解説者が「新学習指導要領は学習量を減らすことなく・・・」と云っていたことが耳に残っています。また社会性を学ぶなどの解説もありませんでした。


 この授業法では知識集積度は低くなり、今までの授業法の結果との差は大きくなると思います。ただこの形式の基礎要素を知ると、いじめとか登校拒否とかの学校否定意識を少なくする教育に向いているような気がします。修身教育が授業に溶け込んで並行しているような気がします。そのような教育よりも、知識集積教育がまだ重視されているような気もして、そこからまた腑に落ちない、という感じが出て来るのです。わたしの時代からずっと続いている学歴社会、これは知識蓄積教育の成果といえる、を無くそうとする声がうすい気がするのです。それとも学歴社会否定説は取るに足りない少数意見なのでしょうか。


 何時だったか「周辺に確固たる同盟国の存在が見当たらない日本」という一文を読んだ記憶があるのですが、今のうす暗い霧が立ち籠めた世界状況を考えると、近隣の国々との外交のためにも世の中を変える必要があり、それをするのは子ども達で、その子ども達のためにより良い教育をといつも思うのです。これは世界中の子ども達に対しての願いです。


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2018年02月22日

ブログ2018-05

佐々木正さん、その2

日本ソフトバンクの孫さんが佐々木正さんの生誕100歳記念を盛大におこないましたが、別のグループが同じく生誕100歳記念を盛大におこないました。孫さんはどうしても自分主催でやりたいとなったとききました。

81年に日本ソフトバンクを創設し資金繰りに窮した孫さんを助けたことでも有名です。
佐々木さん自ら大手銀行に連絡して孫さんへの融資を可能にしました。
孫さんは仏様のような恩人といつています。

佐々木さんは常に異質な意見のぶつかり合いが新たな発想や技術を生み出すが持論でした。佐々木さんの前のシャープはポスト液晶は液晶とあったときいています。


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2018年02月20日

【From America】「寂しいことが健康に障害」

アメリカのウインドゲイト緑です。

寂しいことタバコが健康に悪いことは世界中の人々が知っていることです。しかし、「寂しい」ということが健康にどんなに害を及ぼしているかということは、今まであまり話題になりませんでした。アメリカのTVニュースではイギリス政府の「寂しさ」に対する取り組みを取り上げ、いかに寂しいということが健康に悪影響を及ぼすかを喫煙と比べているのが大変興味深く思いました。

寂しい、ということは毎日タバコを15本吸うのと同じほどの健康被害を及ぼす、ということです。日本では「笑い」が健康に良い、ということが言われていますが、それの反対側にあるのが「寂しさ」ということのようです。

イギリスではこの寂しさを解消するために、寂しい時、誰かと話したい時には電話で会話をすることが出来るサービスを政府が提供しているそうです。
「人」という感じは、支えあっている形を表現していると聞いたことがありますが、人間は一人では生きていかれない、お互いに支えあって生きていく動物だということです。
私はタバコを吸わないから健康だわ、と思っている人達も、どうぞ精神面からの健康にも気をつけてみてくださいね。



aokijuku at 15:58|この記事のみを表示コメント(0)

2018年02月15日

ブログ2018-04

シヤープの技術部門のトップであつた元副社長の佐々木正氏がなくなりました。
102歳,半導体の専門家で一番弟子のkさんから聞いた話を再度紹介させてください。

最終のJALで大阪に帰る日の朝,飛び込みでヨーロッパNO1の半導体のメーカー社長から電話があつて今日ぜひお会いしたいとありました。

分刻みの予定がある佐々木さん どう返事したか?明朝一番の大阪行きのフライトがとれれば今晩お会いしましようと。

フライトがとれたその晩ホテルでメーカー社長らと食事をしているとき、TVが臨時ニュースをつたえました。

御巣鷹山でJAL機が墜落しました。まさに彼が乗る予定のフライトでした。

貴重な話を聞かせてくださつたKさんに感謝します。


aokijuku at 14:03|この記事のみを表示コメント(0)
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