2018年01月
2018年01月16日
【From America】「コカコーラの新たな取り組み その2」

前回に引き続き、コカコーラ社の新たな取り組みの話題です。
アメリカでは肥満問題、ソーダ税などで、健康志向の強い人達の間ではソーダ離れが進んでいるようです。といっても、まだまだ大多数の人はハンバーガーとフライドポテトにコーラというセットメニューには目が無いようですが。
そこで、前回は大人達に向けての対策として、創意工夫を加えた新たな取り組みを二つご紹介しました。しかし、残るのは子供達です。健康志向の親は子供にソーダを飲ませたくないと思って、自宅では制限していることが多いでしょう。しかし、子供達が目を見張る、わーっと喜ぶパフォーマンスがあれば、子供は欲しいとねだるでしょうし、親も今日は特別な日としてOKを出してくれることもあるでしょう。
そんなパフォーマンスとは、アメリカのNASAの技術を駆使して作ったという機械で、目の前でコカコーラ製品の飲み物があっというまにシャーベットに早代わりするというものです。日本でもスラーピーという名前をご存知の方もいると思いますが、「炭酸 X シャーベット」みたいなふわふわの炭酸飲み物(シャーベット)なのです。今までもこの飲み物が無かったわけではありません。しかし、写真のように普通の冷蔵庫から好きなコカコーラ製品を取り出し、あの細長い機械の指定位置にその飲み物を置くだけで、あら 不思議! あっという間に炭酸飲料がシャーベットに変身してしまうのです。
消費者を飽きさせない創意工夫を常に考えていないと、新し物好きな消費者は直ぐによそに目を向けてしまうものです。味や入れ物のデザイン、宣伝方法など色々気を配っていても、時代と共に変化する世の中に対応していくことが必要なのだと感じました。
2018年01月13日
ビュッケブルグ歳時記 170
Integration
新年、お目出度うございます。
今年は某国の核実験問題、環境問題、エルサレム問題等々問題の多い年のようですが、世界中の人々の努力によって良い方向の解決に行き着けるよう願っています。
今年もわたしの目でみたこの国の様子を、皆様にお伝え出来ればと思います。努力しますのでどうぞよろしくお願いいたします。
今のドイツでは Integration (融和統合、と辞書にあります) というコトが大きな課題となっています。ご存知のように9月の選挙後ジャマイカ連党が不立となり、現在、再びの大連党が閣議されている状態です。ここで大きな問題になっているのが難民問題で、CDU・CSU(キリスト教民主同盟)の制限政策に対して、SPD(社会民主党)は無制限の難民政策を主張しているのです。両党間のこの大きな支持政策の違いを融和に統合する努力が現在話し合われているのです。この両党の譲り合いも、少し無理があるかとも思いますが、Integration と云ってよいかと思うのです。そしてその後には、難民をどのようにこの国との融合に導くかという難問題があるわけです。
日本には難民受け入れ問題がないので、Integration という言葉を新聞で読むことがあまりありません。もしかしたら共存という言葉がこれに変わるものかとも思います。
話が飛びますが、昨年の春にポルトガルに家族旅行をしました。家族とは、娘とその夫クレメンス、クレメンスの兄とその妻クリスタと息子、この兄弟の両親、それにクリスタの母親とわたしの計9人です。
子ども達が、寒くも暑過ぎでもない南国での5日間に、わたしたち両親を招待してくれたのです。娘たちの結婚後、20年経ってのことです。
これまでも、折りに触れ、向こうの両親と会う機会はあったのですが、何かを話し合うなどの時間もきっかけもないままでした。一ケ所、例えば何かの祝賀会などの出会いでは近くに座った人との会話に制限されるように思うのですが、旅という機会は、対等に誰とでも話すことが出来て、反面、個人の自由も作れるという、とても良い方法だと思いました。そして、この機会に娘の家族との融合を与えられたという、強い印象が残ったのです。そしてこの経験が先回のブログの基礎なのです。
又よく考えてみると、このような機会を与えられたということは、クレメンスと娘、すなわち次の世代との接触がスムースであることから得られたのかもしれないと思い娘夫婦に感謝しています。融合は一方からだけでは成り立たず、双方の努力が必要だと思うからです。
これが、わたしに与えられた個人の小さな家庭内のIntegration なのです。
上記の、共存という言葉は日本の新聞でよく読みます。例えば某大学のモットーが「共存を考える人物育成」などです。この考えはとても重要で大切なことだと思います。これは機構を少し大きくした Integration ではないでしょうか。共存は融合の上に建つものだと思います。
そして没頭にあげた困難問題や、英国のEU 離脱 は機構がもっと大きくなった困難問題です。これらの難問を解決するには世界の国々の融和統合精神が必要なわけです。融合は平和の基礎だとも気づきます。
今年が世界中で共存に力を入れる年になるように願っています。
新年、お目出度うございます。
今年は某国の核実験問題、環境問題、エルサレム問題等々問題の多い年のようですが、世界中の人々の努力によって良い方向の解決に行き着けるよう願っています。
今年もわたしの目でみたこの国の様子を、皆様にお伝え出来ればと思います。努力しますのでどうぞよろしくお願いいたします。
今のドイツでは Integration (融和統合、と辞書にあります) というコトが大きな課題となっています。ご存知のように9月の選挙後ジャマイカ連党が不立となり、現在、再びの大連党が閣議されている状態です。ここで大きな問題になっているのが難民問題で、CDU・CSU(キリスト教民主同盟)の制限政策に対して、SPD(社会民主党)は無制限の難民政策を主張しているのです。両党間のこの大きな支持政策の違いを融和に統合する努力が現在話し合われているのです。この両党の譲り合いも、少し無理があるかとも思いますが、Integration と云ってよいかと思うのです。そしてその後には、難民をどのようにこの国との融合に導くかという難問題があるわけです。
日本には難民受け入れ問題がないので、Integration という言葉を新聞で読むことがあまりありません。もしかしたら共存という言葉がこれに変わるものかとも思います。
話が飛びますが、昨年の春にポルトガルに家族旅行をしました。家族とは、娘とその夫クレメンス、クレメンスの兄とその妻クリスタと息子、この兄弟の両親、それにクリスタの母親とわたしの計9人です。
子ども達が、寒くも暑過ぎでもない南国での5日間に、わたしたち両親を招待してくれたのです。娘たちの結婚後、20年経ってのことです。
これまでも、折りに触れ、向こうの両親と会う機会はあったのですが、何かを話し合うなどの時間もきっかけもないままでした。一ケ所、例えば何かの祝賀会などの出会いでは近くに座った人との会話に制限されるように思うのですが、旅という機会は、対等に誰とでも話すことが出来て、反面、個人の自由も作れるという、とても良い方法だと思いました。そして、この機会に娘の家族との融合を与えられたという、強い印象が残ったのです。そしてこの経験が先回のブログの基礎なのです。
又よく考えてみると、このような機会を与えられたということは、クレメンスと娘、すなわち次の世代との接触がスムースであることから得られたのかもしれないと思い娘夫婦に感謝しています。融合は一方からだけでは成り立たず、双方の努力が必要だと思うからです。
これが、わたしに与えられた個人の小さな家庭内のIntegration なのです。
上記の、共存という言葉は日本の新聞でよく読みます。例えば某大学のモットーが「共存を考える人物育成」などです。この考えはとても重要で大切なことだと思います。これは機構を少し大きくした Integration ではないでしょうか。共存は融合の上に建つものだと思います。
そして没頭にあげた困難問題や、英国のEU 離脱 は機構がもっと大きくなった困難問題です。これらの難問を解決するには世界の国々の融和統合精神が必要なわけです。融合は平和の基礎だとも気づきます。
今年が世界中で共存に力を入れる年になるように願っています。
2018年01月09日
【From America】「コカコーラの新たな取り組み その1」

皆さん、おせち料理の食べすぎ、新年会で食べすぎ、とそろそろ胃腸を労わってあげる時期になりましたね。
日本では炭酸清涼飲料水の消費がどのくらいか? 分かりませんが、アメリカでは肥満が問題になっているにも関わらず、未だにソーダ類を飲む人が大勢います。しかし一方では、健康志向の人も多くなり、将来を見据えてソーダ業界も様々な取り組みを展開しています。

食事となれば、食べ物と飲み物の組み合わせは当然のことです。それを別々に売るのではなく、抱き合わせにすることで、ソーダ離れに歯止めを掛けたい狙いのようです。ネットで注文、ロッカーで受け取り、という方式にすることで、インターネットや携帯を自由に操る若者をターゲットにしているようです。

今までは、喉が渇いたら自動販売機やソーダ・ファウンテンと呼ばれる機械をつかって飲みたいだけソーダを飲んでいたアメリカ人でしたが、肥満問題、ソーダ税などで離れていくお客をなんとか食い止めようというコカコーラ社の創意工夫が垣間見えるニュースでした。
2018年01月07日
ブログ18-1
あけましておめでとうございます。
新年もよろしくおねがいします。
わたしがかようAリハビリ社について。
スタッフが250人います。リハビリだけではありません。創業者の二人がこれから伸びる業種に手わけしていろいろやつています。学習塾,リハビリセンター、IC関係,ガス管交換、つい最近は居酒屋に関心あつて社長自ら見習いで弟子修業にかよいはじめました。
1番儲かるのはなんだと思いますか?
この会社ではだんぜんガス管交換事業とのことです。
リハビリセンターもいきいきしています。かくじつににんずうふえています。250人がてきせつに分散されていて,リハビリも皆さん生き生きしています。決して給料が高いわけでもないそうです。
今年もよろしくお願いします。
新年もよろしくおねがいします。
わたしがかようAリハビリ社について。
スタッフが250人います。リハビリだけではありません。創業者の二人がこれから伸びる業種に手わけしていろいろやつています。学習塾,リハビリセンター、IC関係,ガス管交換、つい最近は居酒屋に関心あつて社長自ら見習いで弟子修業にかよいはじめました。
1番儲かるのはなんだと思いますか?
この会社ではだんぜんガス管交換事業とのことです。
リハビリセンターもいきいきしています。かくじつににんずうふえています。250人がてきせつに分散されていて,リハビリも皆さん生き生きしています。決して給料が高いわけでもないそうです。
今年もよろしくお願いします。
2018年01月02日
【From America】「ショッピング・モールの盛り返し作戦」

日本の皆さん 明けましておめでとうございます。
今年も「From America」をよろしく御願い致します。
皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか?
お正月の過ごし方として、初詣やお年始のご挨拶、旅行、ショッピング、など様々なプランがあると思います。日本では お正月の「初売り」とか「福袋」などショッピングの面で楽しいことが多いですね。
アメリカでは、年々インターネットでのショッピングの成長が目覚しく、一方では大手デパートやショッピング・モールが苦戦しています。ネットで買い物をすれば、時間が省け、店頭で自分の好みの品のサイズが無い、色が無い、という事情で品物が手に入らずがっかりして帰宅することも少ない。試着して決めることが多かった衣類も、サイズが合わなければ返品や交換も自由自在となれば、わざわざ混雑したデパートやモールに行かなくても自宅で買い物が出来る。というところに魅力を感じているようです。
その影響で、人の足が向かなくなってしまったデパートやモールでは巻き返し作戦ということで、「体験型のショッピング」を提供しようとしています。「体験型」とはどういうことなのでしょうか? 上記のように、品物を買うだけならインターネットで用が済む。ということになってしまったのですから、その場所に行かないと出来ない。そこに行けば買い物だけではなく、楽しい経験、体験が出来る、というところに魅力を発見してもらい、ぜひとも足を運んでもらおうということです。

また、様々な店舗がテナントとして入っているモールでは、大人から子供までが楽しめる各種イベントを開催して、買い物をする場所から「楽しい体験をする場所」へと変身しつつあります。とにかく、自宅でインターネットを使って買い物するお客様を店に呼び戻そう、というのが目的です。
日本もいずれ同じようなことが起こってくるのか? 分かりませんが、日本の「おもてなし」の心、店員さんの日本人ならではのきめ細やかなサービスがある限り、日本ではアメリカのようなことにはならない、と思っていますが、今後は若い消費者の動きを見守っていきたいですね。
今年もどうぞ宜しく御願い致します。