2017年11月

2017年11月30日

ブログ17-24

外資系企業

コンピュータ関係の資系企業に20年以上勤めていたから聞きました。リハビリセンターの仲間です。
外資系企業から日本企業にトラバーユする人も多数出てきているそうです。うつつたときに最初に何に注意するかといわれました。わかりますか?言われてみると当然ながら人の話を聞く時テーブル、机に座って話を聞くながまず最初のアドバイスです。確かに日本人はしませんね。
アメリカ人はごく普通にすわります。
まさに異文化の違いです。
これをやるといつべんにインシヨウをわるくして、挽回不可能に間違いなくなります。異文化の理解なかなか
難しいものですね。


aokijuku at 15:07|この記事のみを表示コメント(0)

2017年11月28日

【From America】「Pet Mill」

pet shop01アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんはペットを飼う時に、どこでペットを探しますか? 殆どの方がペットショップに行って、可愛さに一目ぼれして買ってくるのではないでしょうか?
アメリカでもペット・ビジネスは大変盛んで、あちこちにペットショップがあります。

この度、カリフォルニア州も私の住むラスベガス地域でも多くの都市に追随してペットショップで「Puppy Mill」と呼ばれる子犬大量生産からの子犬の販売禁止に踏み切りました。これは、どういうことなのか? と言うと、ビジネスとして子犬を大量生産している「Puppy Mill」では、母親犬は小さな小屋に閉じ込められて、子犬を産むことだけに使われ、出産すれば直ぐにまた次の妊娠をさせられて、子犬を産むことだけの目的に使われる。歳をとって妊娠出来なくなれば用無しになり、さようなら、という事実が長年 問題になっていました。これは人権ならぬ、「犬権」に関わる大問題である、というわけです。

一方で、ペットを飼うことが出来なくなったという理由(理由は様々でしょうが)でペットを手放す人も多いのです。そのペット達はしばらくの間 里親を探す目的で保管されますが、いつまでもその施設にいることは出来ません。今年のハリケーン被害などで飼い主と離れ離れになった大量のペットなどで、その施設も一杯になってくると、一定の期間に里親が見つからないペットは殺処分される、という実態もあるのです。

pet shop02一方では子犬を大量生産していると思えば、もう一方では殺処分されている、というこの事実を重く見ての新たな法律です。そこで、ペットショップでは里親探しの目的のペットを扱うことは出来るが、ペット・ミルからのペットは販売してはいけない、ということが決まりました。

では、一切 子犬は手に入らないのか? と思われるでしょうが、きちんとしたブリーダーから入手することは今後も認められるということですが、今までより入手困難になることは確かです。しかし、里親探しをしているペット達がペット好きの飼い主のところに貰われていく可能性が高まったということは言えるでしょう。

ペットは家族同然で、毎日の散歩で飼い主に健康を与えてくれますし、精神的な面でのサポートもしてくれる「コンフォート・ドッグ」という言葉もあります。犬だけでなく、全ての種類のペットが同じ働きを持って、飼い主にそれなりの恩恵を与えています。
ペットと飼い主の良い組み合わせが出来上がれば、ペットも人間も両方が幸せになれるのですから、この新しい法律が少しでも「里親探し」に役立つと良いと思います。

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2017年11月25日

ビュッケブルグ歳時記 167

腑に落ちない事ごと 3


 数週間前に河辺さんが、リハビリでコミュニケーションが行われていると書かれておられました。残念ながら、わたしには書かれておられるコミュニケーション力の意味がよく読み取れないのですが、勝手ながら、話し方とか、話題を云々することではなく、皆で話し合おうということに重点があると解釈させていただきました。
 そして、コミュニケーションという言葉の意味も、すでに書いた通りきちんとした理解が出来ていないのですが、リハビリにおいては三省堂の新明解国語辞典にある「言葉による意志・思想などの伝達」を主な意味とすると解釈させていただきます。悪しからずお許しを。


 リハビリでコミュニケーションが行われているということは初耳でした。これは、人々といろいろと話し合うことが、病気によって傷められた精神状態を元の健康状態に戻すための良い療法だとして行われているのだと推察されます。日本の医学の万全さに大きな敬意を持ちました。
 そして直ぐ頭に浮かんだのが、この方法を何故教育に使わないのかという疑問なのです。腑に落ちないことなのです。


 5年前辺りから、いじめが理由で自殺した小中高校生の数は驚くほど増えていることを読みます。そして3年前には対策法が作られ施行されていることも聞きました。残念ながらこの法律の効果は低く、依然としていじめられて命を絶つ子どもが後を絶たないようです。法律を作るだけではなく、文部省はいじめ対策委員会とか第三者委員会とかを作って、組織での対策を実行に移しているという記事も読みました。このように、自殺防止法はいろいろ考えられていて、必要だと思いますが、「防止」とともに「予防」を考えることが忘れられているように思われるのです。子ども達の命が絶たれるということは、コトが起ってからではどんな方法も何の役にも立たないことです。命は一度限りのものなのですから。ここから判るようにこの場合の予防は、いじめの根源を無くすことを意味します。リハビリとは再生の意ですが、再生の必要がないようにするのが予防と思うのです。
 

 コトが起らないように予防するということはいじめを無くすことです。
 いじめに対する記事を読むと、「今の時代は、本音で語りあえる人間関係づくりが難しくなっている。それによるストレスが、いじめの根本的な原因である」とあります。ここから、本音で語り合える人間関係を作ることがいじめを無くす方法と解釈していいと思います。
 人間同士のコミュニケーションとは「人間が互いにその意思、感情を言葉によって伝達し合うこと」との解釈もあります。そこから人は、その意志を疎通し合い、心や気持ちの通い合いを果たし、お互いの理解を深めることになります。


 ここからコミュニケーション力を育む科目を学校が実践することは、とても良いことで、率先されるべきことではないかという考えが起るのです。上記の本音で語り合える人間関係をつくるためにも。
 日本語の辞書には無いのですが、ドイツ百科事典にはコミュニケーションの意味に共同体、連帯体ともあるのです。学校を一つの共同体と考えると、学校でのコミュニケーション教育の必要性を考えるのも、意味ある意見ではないでしょうか。 







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2017年11月21日

【From America】「これ なあ〜に?」

No standing道路標識は、世界中の人が分かりやすいようにイラストで意味を分からせるものが多いです。横断歩道には人のイラストのサインがあります。また、色も赤は止まれ、とか徐行とか 危険を伴うものに使う。スピードを落として欲しい時には、目につく黄色に黒で数字を示すなど、様々な工夫が凝らされていて、世界共通のものが多いと思います。

さて、日本でも良くつかわれる「駐車禁止」のサインですが、最近は「P」は日本でも皆が良く分かるローマ字のサインになっています。外国でもパーキングの意味の「P」が書かれていて、更に赤い斜線があれば、駐車禁止と誰でもわかるのではないか、と思います。

しかし、この写真の「S」に斜線はどうでしょう?
これはどんな意味がある交通に関する標識だと思いますか?
No Standingと書いてありますね? Standingとはどういう意味があるのでしょう? 日本の「停車禁止」に近いと思いますが、人が車からぱっと降りたり、乗ったりするのは許されるものの、荷物を載せたり、降ろしたり、迎えの人を待つために運転手が乗っているものの、その場に停車することは禁止ですよ。という意味だそうです。

土地が広いアメリカとは言え、大都会は日本と同じ位 混雑が激しく 駐車禁止のゾーンもかなり厳しく制限されています。もし、このサインを見かけたら、どうぞ気をつけてルールに従ってくださいね。



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2017年11月14日

【From America】「買い物用カートが有料?」

カートアメリカのウインドゲイト緑です。

昔の日本は、肉は肉屋さん、魚は魚屋さんに行って買い物をするのが普通でしたが、日本も大型スーパーが登場して、買い物といえば大きなカートを押して店内をぐるりと回れば、必要なものは殆ど何でも揃う時代になりました。

アメリカでも全く同じで、店内は大きなカートを押して買い物をします。しかし、このカートの扱いはアメリカと日本で少し違っているなあと感じていました。大きな駐車場まで荷物を持って行って、やっと荷物を車に入れました。すると、その場にカートを置いて行ってしまう人の多いこと! 勿論 駐車場の中には沢山のカートを返却する場所があるのにも関わらず、そこまで行くのが面倒くさいのか? 返却する人は少ないです。更に、ホームレスの人達はこのカートを盗んで家財道具(?)を入れて通りを歩いている姿も見かけます。

カート02そんな消費者の悪いマナーに「待った!」をかける店が登場しました。店内で使うカートを有料にしたのです。有料、といっても、25セントのコインを入れてカートを使い、使用後にはカートを元に戻したら25セントが戻ってくる仕掛けですので、有料、という言葉には語弊があるかもしれません。しかし、使ったカートをきちんと元に戻してください、というメッセージなのです。

私は、以前 オランダでこの方式を見かけたことがありましたので、ああ、あのシステムがアメリカにも導入されたのか、という気分であまり違和感はありませんでしたが、急いで買い物をする時には少し不便かしら? という気がします。

アメリカの多くの空港では、スーツケースを乗せるカートが有料です。料金はなんと5ドル(550円)もするのはちょっと高すぎる気がします。空港によって、使用後に返却したら25セントが戻ってくる場合、全く戻らない場合、色々なケースがあり、戻る場合 実際には4ドル75セントですが、それにしても高いと思わざるを得ません。

日本は、空港のカートもスーパーのカートも無料で使えるので 大変便利だと思います。お客さんに便利に気持ちよく使って頂く事で、また利用したいと思う店、リピーターが集まる店にすることの方が最終的には店の戦略としては成功するような気がしますが、日本の皆さんはどう思いますか?




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