2016年08月

2016年08月09日

【From America】「車の中に子供やペットを置き去りにしないこと」

車内の温度アメリカのウインドゲイト緑です。

ラスベガスの夏がとても暑いことは前にもお伝えしていますが 屋外に駐車した車の中の温度がどんなに早く上昇するかということは、意外に知らない人が多いようです。

ラスベガスでは毎年のように悲しいニュースが後を絶ちません。ちょっとだけだから大丈夫と思い、赤ちゃんを車に置き去りにして用事を足した。戻った時には、ぐったりしていて赤ちゃんは亡くなってしまった。というニュースです。

ラスベガスの気温は華氏110度(約摂氏43度)くらいの数字は夏ともなれば普通の温度です。
そんな状態の時に車を泊めて、エンジンを切り、エアコンのスイッチを切ってしまったとしましょう。車内の温度の変化はこんな具合です。5分後には125度(約摂氏52度)。10分後には138度(約摂氏59度)。そして30分を過ぎると145度以上(約摂氏63度)にもなってしまうそうです。そんな中でカーシートに乗せられた赤ちゃんが熱中症にならない筈がありません。ペットも同じことで、車内に置き去りにされた犬や猫も熱中症になり死んでしまうことになります。

暑さを甘くみてはいけないことをつくづく感じる車内温度のデータです。くれぐれも日本の皆さんも気をつけてくださいね。


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2016年08月02日

【From America】「フィラデルフィアではソーダ税」

ソーダ税01アメリカのウインドゲイト緑です。

暑い時に冷たいシュワシュワーっと泡が漂う炭酸飲料はのど越しがよくて、気分がすっきりしますね。日本では、暑い時には良く冷えた麦茶、が定番でしょうが、アメリカではどうしても冷えた甘い炭酸飲料になってしまうようです。

甘い炭酸飲料は思いも掛けないほどお砂糖が入っていて、身体に悪い! と呼びかけても なかなか習慣は変えられません。これはタバコを吸っている人が 身体に悪いと知っていてもなかなか禁煙できないのと似ています。それは一種の中毒症状なのかも知れません。正に生活習慣病。その喫煙習慣をなんとか断ち切るのには お財布に訴えましょう、というのがタバコ税でした。増税のおかげで禁煙できた人が増えたのかどうか? は定かではありませんが それなりにインパクトはあったと思います。そして、今度はなんとソーダ税が登場しました。

アメリカのフィラデルフィアでは「ソーダ税」と呼んでいますが、甘い炭酸飲料水のみならず、甘味を加えたアイステイーなどを含む全ての「甘い飲み物」に対して税金を課するという措置を発表しました。このお財布に訴えかける策によって甘い飲み物を飲む人が減るのでしょうか? それとも、止められないことを見越して税収を上げようという策なのでしょうか?

日本の皆さんだったらどうしますか? 値上がりしても「飲みたいものは飲みたい」と思うでしょうか? それとも「お財布と相談して、、、、」と二の足を踏むでしょうか? このソーダ税の効果のほどはいかに?




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