2016年03月

2016年03月29日

【From America】「自宅に給油に来てくれるサービス」

5_2アメリカのウインドゲイト緑です。

アメリカには消費者が出向くのではなく、あちらから自宅に出向いてくれるサービスが多くあります。ペットのグルーミング、車の洗車からインテリアの掃除、ワックスまでかけてくれる車のサービス、シェフが自宅に来て料理をしてくれるなど、分野は様々です。
その中で、びっくりするようなサービスが出現しました。車のガソリンを自宅に来て入れてくれるサービスです。

今までの常識では、消費者がガソリン・スタンドに出向き、車にガソリンを入れる形でした。日本では最近になって、セルフで給油することも出来るようになりましたが、以前は「危険物を扱う仕事」としてちゃんと免許を持った人が給油することになっていたほど、可燃性のものを扱うことは危険とされていました。

その様な危険な仕事があちらから自宅まで出向いてくれるとなれば、きっと値段が高いのだろうと思うでしょう。
街中で見かけるガソリン・スタンドの地下には巨大なタンクがあり、そこにガソリンを貯蔵しているわけですから、ガソリン・スタンドを設置するのには広い土地が必要ですし、その設備をするのにも巨額な資本金を必要とします。ところが、このガソリンの宅配をするのであれば、土地も設備も不要で、タンクローリーがあれば始められるビジネスなので、ガソリン・スタンド経営者はとても楽なのだそうです。従って、消費者がガソリン・スタンドまで出向いて給油する値段と変わらない値段で、このガソリン宅配サービスが出来るというから驚きですね。

これからも、どんどん型破りな宅配サービスが出現するかもしれません。

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2016年03月26日

ビュッケブルグ歳時記 128

5年前の福島原発事故をめぐって


 3月11日はこの国でも忘れられていません。震度9の大地震、津波による天災に加えて原発事故があり、これをきっかけにドイツではエネルギー政策に大改革がなされたからかと思われます。
 事故の3日後に首相は原発17基の再検査を発令しました。そして3カ月後の6月には原発運営改正案が議会を通りました。これは7つの古基は即刻運転停止、その他は2022年までに停止するという内容です。その後、風力発電を中心として地下熱などの天然資源による電力開発研究などが盛んに行われています。


 このように、地震のほとんど無いこの国では天災へよりも放射能への恐怖がこの日を忘れがたい日として残っているためか、3月11日から福島関係のニュースがメデイアを賑わせています。そこで目につくことをご紹介してみます。
 最近現地調査をした記者やコメンテーターはそろって黒い袋に詰められた汚染土
の多さやその処理方法に疑問符を付け、汚染土の上で生活する人々、特に子ども達の将来を心配する記事が目につきます。
 そしてこの国の人達に理解出来ないのが、なぜ日本が原発を再稼働させるかという政府の意向です。世界中で原子爆弾被爆を経験しているただ一つの国の日本が、今回の事故をきっかけに何故止めないのか理解出来ないのです。自分たちは停止を決定したのに、というわけです。
 日本の現政府は、大多数の市民の再稼動への反対意見を軽視しているのではないかという社説もありました。また日本のおかれている気象状況、夏の猛暑などを考慮に入れても、専門家の憶測では2050年までに他の電力供給に切り替えられる筈だという意見なども読みました。
 原子電力は格安だというが、これは使用済みの放射性物質の最終始末を考えると決して安い電力ではないにもかかわらずとも書かれています。


 これ等の意見は、他国のドイツ国民の持つもので日本には日本の意見があると云われればそれまでになってしまうのですが、それぞれの国が持つメンタリテーの違いに目が行きます。
 今は難民問題でEU連合が2度目の危機にさらされているといわれていますが、一回めの危機、数年前のギリシャ緊急財政を思い出しました。EUを背負って進んで行くドイツと、それを良しとしないギリシャとの国民性に差がありすぎたことが目についたのです。一主婦の持つ感じでは北と南の違いで北欧と南欧人持つ性質の違いです。最後まで粘ったメルケルとチプラス首相の協議でEUは維持され、その後、付加価値税増額とか国家企業の私有化などギリシャでは様々な改革がなされ、見通しの良い将来になっていると伝えられています。そして、難民問題ではトルコの協力を得ることでギリシャに渡った大勢の身元不明の難民をトルコに送り返してよいというギリシャ救助になっています。内政で困難なギリシャを助けるわけです。メルケルとチプラスは今では親友になったとの記事もありました。
 ここから、違うモノやコトを理解しようとする意欲は大切だと思わされるのです。


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2016年03月22日

【From America】「ポラロイドの復活」

22_2アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは旅行に行く時に、わざわざカメラを持っていきますか? 携帯電話があればそれで何でも出来るからカメラなんて要らない、という若者が多いのではないでしょうか? 確かに携帯電話は便利ですし、素人でもとても良い写真が撮れるようになりました。

ところが「歴史は繰り返す」とか「ファッションは繰り返す」という言葉があるように、今 再びポラロイドの良さが認められつつあるそうです。
皆さんはポラロイドカメラを覚えているでしょうか? 当時はフイルムを入れたカメラで写真を撮って、それをカメラ屋さんに持参して現像をしてもらい、プリントする、というプロセスを経なければ写真を見ることが出来なかった時代に、撮ったその場ですぐに写真を見ることができる、というのは画期的でした。

今はフイルムを入れる必要がなくなり、デジタルで写真の出来栄えも撮影後すぐに確認できます。気に入った写真が取れるまで何枚でも写真を撮ることもできます。
自分の携帯に写真を保存して、友達と共有したり、見せて合ったり、携帯の壁紙に使ったり…と写真の活用の幅が広がったことは事実です。しかし、思い出に残る写真はちゃんとプリントして額に入れて飾りたい、という使い道はいつになっても消え去ることはないでしょう。

そこで再び脚光を浴びたのはポラロイドなのです。デジカメで撮った写真を確認、気に入った写真はすぐその場でプリントできる。パーテイーなど人の集まる場所で写真を撮ると「写真を私の携帯に送ってねー」と言う言葉が飛び交うことも多いと思います。それがその場で皆にプリントして渡せるのは、ある意味で画期的なのかもしれません。

歴史は(少し形を変えて)繰り返すものなのかもしれませんね。


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2016年03月15日

【From America】「リチウム電池は危険」

15_1アメリカのウインドゲイト緑です。

リチウム電池が発火する問題が多く発生して問題になっています。ホバーボードという乗り物のリチウム電池が航空機のカーゴで発火して問題になり、航空会社では持込を禁止することにする動きがあります。中国製のリチウム電池が問題のようです。ホバーバードとは映画「バック・トウー・ザ・フューチャー」で乗っていた近未来の乗り物のようなもので、セグウエイの足の部分だけのようなものです。若い人には大変人気のある乗り物です。

さて、ホバーボードだけかと思っていましたら、先日TVのニュースで ある男性のズボンのポケットが突然発火した、と報道していました。原因を調べてみると、E―シガレットとかベイパーライザーというタバコの代替品のようなものの電源に使っているリチウム電池が突然ポケットの中で発火したと分かりました。タバコの害が広く報道され、喫煙者としては肩身の狭い思いをしている人が多いです。その代替として、写真のようなベイパーライザーとか煙の出ないE-シガレットに興味が移っているようですが、このリチウム電池問題は新たな問題を引き起こしそうですね。

リチウム電池とは様々な製品に使われているので、この問題が発展して携帯電話からラップトップ・コンピューターまで機内持ち込み禁止などにならないように、電池の安全に向けた改良が望まれます。



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2016年03月12日

ビュッケブルグ歳時記 127

行く末・・・


 シリアを代表とするその周辺の国々の災禍、アメリカの次期大統領選、北朝鮮の核を巡る挑発、ヨーロッパを取り巻く難民問題など、これ等の行く手を考えると世界中が暗点 ー 戦争に向かっているようで恐ろしくなります。
 同時に、何処かに光が見えないかと望む気持ちは皆もが持っていると思いますので、この光を追ってみたいと思います。 


 ドイツが直面しているEU圏崩壊に繋がる可能性のある難民問題は、今トルコの助けを借りることによって調整しようと計られています。残念ながらEU首脳会談は
結論まで行き着かず延期になりましたが、一週間後の次の機会に、ここでの決議が希望の光になるようEU国々の努力に期待がかかっているように思えます。
 トルコのEU参加希望は、報道自由権や人権尊重が確保されていないこと、また対クルド戦から今まで果たされていませんが、難民問題に協力する事で遂行を実現させようとするトルコの、悪く言えば脅迫的下心が見えるとの見方もあるようですが、メルケル首相はこの策に力を入れています。そこから、トルコはエーゲ海をめぐるギリシャとの協力や、シリア難民へ労働許可を与えるなどの、いわば譲歩意志を既に表明しています。これは、難民問題はそれぞれの国の問題としてではなく、EU諸国の連帯団結で解決すべきだと主張するメルケル首相の意を汲んだ意向と云えると思います。
 しかし一方では提案されていた30億の経済援助金を、倍の60億にして請求しています。また、今まで制約のあったヨーロッパ諸国へのヴィザを、制約無しにしたいとの要求を示していますが、これはテロリストの入国が容易となり、不穏になるとの考えからEU圏国には大きな問題で、容認するのに困難があると思われます。  
 この他に内政が苦しいギリシャの立場を考慮して、多額の援助をしなければならないことなど難民協定への道は平らな道ではないとは思いますが、歩けない道ではないと思うと、先に光が見えるように思えます。
 

 また現在、独裁者アサドが武器停止を実行してシリアに爆撃が無い(少ない)期間が続いていることが、アメリカとロシアの協力の結果だとすればここにも光が差しているように思われます。この状態が難民問題と並行して続くことは平和への光の道のように思えます。この光を消さないためにはアメリカの大統領選挙前にロシアとの協力を強化して速やかに事を運んでもらいたいと願います。新大統領が誰になるかは未定ですが、この光のある前兆を阻む結果になるかもしれない心配があるからです。
 難民問題は受け入れだけの問題ではなく、根源を解決することが無くては、延々と続くことなのですから、今ようやくシリアの平和が協議されるようになったことは本当に喜ばしいことです。


 世界の平和への光を追って行くとき一致団結が欠かせない事だと教えられます。テロ行為のような蛮行に対しても世界は結束して対抗するべきで、グロバールな考え方が要求される時代だと気付きます。


aokijuku at 20:36|この記事のみを表示コメント(0)
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