2015年02月
2015年02月19日
【見たり聞いたり217】 「マレーシア・カンボジア旅行」その2
ウォッシュレットの開発には日本の味噌が大いに役だったと聞きましたが色といい、粘り気といい
わかる気がします。ある本を読んでいましたらエディソンでも当時の技術で開発できた、ただ時代がそこまでいっていなかったからとのことです。
郵便システムに続いて普段何気なく使っているワオッシュレトですがマレーシアにもウォッシュレットもどきがありました。写真を撮るのを忘れてしまったのです便器の横にホースがついていて、用を足すとそのホースでお尻を洗うことになります。やってみるとなかなか難しく便座を濡らしたりお尻がびしょびしょになって水が床にも流れ出てしまいました。
こんなところにも普段気がつかない日本の技術の素晴らしさがあること再認識しました。
わかる気がします。ある本を読んでいましたらエディソンでも当時の技術で開発できた、ただ時代がそこまでいっていなかったからとのことです。
郵便システムに続いて普段何気なく使っているワオッシュレトですがマレーシアにもウォッシュレットもどきがありました。写真を撮るのを忘れてしまったのです便器の横にホースがついていて、用を足すとそのホースでお尻を洗うことになります。やってみるとなかなか難しく便座を濡らしたりお尻がびしょびしょになって水が床にも流れ出てしまいました。
こんなところにも普段気がつかない日本の技術の素晴らしさがあること再認識しました。
2015年02月17日
【From America】「キッコーマン」
アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカでも和食がブームになってきて、様々な和食の材料が普通のスーパーマーケットで手に入るようになって来ました。醤油は勿論、ポン酢、めんつゆなど 値段も手ごろで日本と殆ど変わりません。
お醤油といえば何といってもキッコーマンですね。そのキッコーマンがアメリカだけで売り出している商品を二つご紹介しましょう。
一つは、照り焼きソース。これはBBQ大好きのアメリカ人にはとても人気がある商品で、肉や魚をこのソースに漬け込んでおくマリネ液のようなものです。
そしてもう一つは「パン粉」です。アメリカにも当然ながらパン粉はありますが、欧米のパン粉はきめが細かいパン粉で、日本のパン粉とはちょっと違います。最近 この日本のパン粉が料理界でも大人気で、「Panko Bread crumbs」
と呼ばれています。日本のパン粉を使うと「カリッと」仕上がることが人気の秘密のようです。
これからもキッコーマンが頑張って日本の秘めた美味しい食材をアメリカにどんどん紹介してくださるといいですね。



アメリカでも和食がブームになってきて、様々な和食の材料が普通のスーパーマーケットで手に入るようになって来ました。醤油は勿論、ポン酢、めんつゆなど 値段も手ごろで日本と殆ど変わりません。
お醤油といえば何といってもキッコーマンですね。そのキッコーマンがアメリカだけで売り出している商品を二つご紹介しましょう。
一つは、照り焼きソース。これはBBQ大好きのアメリカ人にはとても人気がある商品で、肉や魚をこのソースに漬け込んでおくマリネ液のようなものです。
そしてもう一つは「パン粉」です。アメリカにも当然ながらパン粉はありますが、欧米のパン粉はきめが細かいパン粉で、日本のパン粉とはちょっと違います。最近 この日本のパン粉が料理界でも大人気で、「Panko Bread crumbs」
と呼ばれています。日本のパン粉を使うと「カリッと」仕上がることが人気の秘密のようです。
これからもキッコーマンが頑張って日本の秘めた美味しい食材をアメリカにどんどん紹介してくださるといいですね。



2015年02月16日
【明日の世界268】 「マレーシア、カンボジア旅行」その1

やはり日本を知るには外から見るとわかるといわれますが改めて肌で感じました。
マレーシアのクラランプールでのことです。絵葉書を出そうと思いましたがどこにもポストがありませんしホテルも受け付けません。
少し減ったというものの日本ではすぐ見つかるポストがないとは改めて当たり前に思えるサービスが貴重なこととわかりました。
ただ日本に出す絵葉書が日本円で17円と聞くと公共料金は日本よりかなり安いとようです。ただマレーシアで出した航空便が10日たっても日本についてないのはどこに原因があるのでしょうか。
明治の初めポストがどこにもあるシステムを創った前島密に感謝します。
2015年02月14日
ビュッケブルグ歳時記 102
IS国のテロをめぐって
今世界を騒がせているIS国のテロを、ドイツではどのように取り扱っているかをお知らせしたいと思います。
日本にもペギダ(PEGIDA)と呼ばれるグループのことは報道されていると思います。このグループは、イスラムを前提とした移民、難民によって欧州がイスラム化することを懸念する人達によって組織されていると伝えられているようです。亡命者だけではなく移民の同化を基本法に入れることを支持するとか、移民難民を欧州全体に分散させて国々が当分に費用を分け合うようにするとかなどの好意的なスローガンを挙げてデモを行っている団体であることの反面、排外主義運動の一環として、東ドイツの外国人嫌悪運動家によって組織された団体であることは明らかにされていないように思われます。
旧東のザクセン州のドレスデンでペギダの最初のデモが行われたのは昨年の
12月20日です。回を重ねる毎に参加者が多くなるなど、世情が一時、火を噴いいたように思われたのですが、この運動の底には東西統合25年を経た今でも、東西の間には不信用感による大きな壁が立ちふさがっているということがあると、世論調査で判ったのです。
調査によると約4分の3の国民が、今行われているドイツの政治体制に満足しているという結果が出ています。ちなみに4年前の調査では、西は国民の半数弱が満足だったのが現在は62%が満足と大幅に満足度が増していますが、東では半数以上の市民が不満足という結果だったのです。
又、旧東では現在、右翼の力が大きくなっているのが特徴です。
また、政治に対しての国民の声が聞かれているかの問いには、西では38%が聞かれていると答えたのに引き換え、東では18%と少ないのです。ここにも旧東国民の政府に対する不信感が大きいことが目につきます。
政治に関しての信用状況調査と伴って、イスラム委員会やユダヤ委員会などの公共機関に対するドイツ側からの信用度も調べられたのですが、イスラムに対しては
28%、ユダヤには40%と、過去にもなかったほど高い度合いで信用がおかれているとのことです。これは、穏便な時期だけではなく、憎悪とテロが満ちた時にも通用することだと矜持をもって云われています。
今回はペギダの奥にある、まだ報道されていないと思われる本性をお伝えしたのですが、このように同じ国でありながら本当に統合するには未だ様々な障害を乗り越えなければならないということを知りました。そして、メルケル首相の年頭メッセージに感銘を受けました。「国民の皆さん、ペギダに参加する前に、この団体の意図をよく考えて下さい。『われわれが国民だ』と叫んでいるペギダの心の底には『外国人は肌の色の違いとか、異なる宗教を持つことから、われわれの仲間ではない』という、憎悪が隠されているのではないでしょうか。移民は、われわれ皆にとって歓迎すべき人達であるはずですから」
賛否は別にして、一国の指導者がこのように意味のはっきりした意見を持ち、それを国民に伝えるということに感心したのです。
今世界を騒がせているIS国のテロを、ドイツではどのように取り扱っているかをお知らせしたいと思います。
日本にもペギダ(PEGIDA)と呼ばれるグループのことは報道されていると思います。このグループは、イスラムを前提とした移民、難民によって欧州がイスラム化することを懸念する人達によって組織されていると伝えられているようです。亡命者だけではなく移民の同化を基本法に入れることを支持するとか、移民難民を欧州全体に分散させて国々が当分に費用を分け合うようにするとかなどの好意的なスローガンを挙げてデモを行っている団体であることの反面、排外主義運動の一環として、東ドイツの外国人嫌悪運動家によって組織された団体であることは明らかにされていないように思われます。
旧東のザクセン州のドレスデンでペギダの最初のデモが行われたのは昨年の
12月20日です。回を重ねる毎に参加者が多くなるなど、世情が一時、火を噴いいたように思われたのですが、この運動の底には東西統合25年を経た今でも、東西の間には不信用感による大きな壁が立ちふさがっているということがあると、世論調査で判ったのです。
調査によると約4分の3の国民が、今行われているドイツの政治体制に満足しているという結果が出ています。ちなみに4年前の調査では、西は国民の半数弱が満足だったのが現在は62%が満足と大幅に満足度が増していますが、東では半数以上の市民が不満足という結果だったのです。
又、旧東では現在、右翼の力が大きくなっているのが特徴です。
また、政治に対しての国民の声が聞かれているかの問いには、西では38%が聞かれていると答えたのに引き換え、東では18%と少ないのです。ここにも旧東国民の政府に対する不信感が大きいことが目につきます。
政治に関しての信用状況調査と伴って、イスラム委員会やユダヤ委員会などの公共機関に対するドイツ側からの信用度も調べられたのですが、イスラムに対しては
28%、ユダヤには40%と、過去にもなかったほど高い度合いで信用がおかれているとのことです。これは、穏便な時期だけではなく、憎悪とテロが満ちた時にも通用することだと矜持をもって云われています。
今回はペギダの奥にある、まだ報道されていないと思われる本性をお伝えしたのですが、このように同じ国でありながら本当に統合するには未だ様々な障害を乗り越えなければならないということを知りました。そして、メルケル首相の年頭メッセージに感銘を受けました。「国民の皆さん、ペギダに参加する前に、この団体の意図をよく考えて下さい。『われわれが国民だ』と叫んでいるペギダの心の底には『外国人は肌の色の違いとか、異なる宗教を持つことから、われわれの仲間ではない』という、憎悪が隠されているのではないでしょうか。移民は、われわれ皆にとって歓迎すべき人達であるはずですから」
賛否は別にして、一国の指導者がこのように意味のはっきりした意見を持ち、それを国民に伝えるということに感心したのです。