2014年04月

2014年04月29日

【From America】 「アメリカのミルク事情」

豆乳アメリカのウインドゲイト緑です。

日本の皆さんにとって豆乳はもうお馴染の品ですね。アメリカでもここ数年で豆乳に注目する人が増えて来ました。以前は、ベジタリアンだけが食べていた豆腐も一般的になってきたことと一緒に、豆乳も健康志向の人達が増えたため、脚光を浴びるようになったようです。しかし、アメリカのスーパーの冷蔵庫を覗くと、日本のように基本的に牛乳か豆乳かという二つの選択肢とは違って、様々なものがあります。

アメリカでは牛乳と一口に言っても、Whole Milkと呼ばれる乳脂肪3.4%くらいの濃い牛乳。低脂肪の2%ミルク。1%ミルク。そして脂肪分0%のスキム・ミルクといろいろな種類があります。そして、牛から採ったミルク以外のものとして、豆乳、ココナッツ・ミルク、アーモンド・ミルク、ライス・ミルクと様々な種類があり、豆乳はその中のひとつでしかありません。

写真の豆乳の入れ物は、アメリカのスーパーで入手可能なごく一般的なサイズです。ハーフ・ガロン(1.89リットル)ですが、大きいですよね。ちょっと味見をしたいから、という理由で買えるサイズではありません。一旦、買ってしまって一口飲んだら自分の口に合わない、とわかっても、捨てるにはもったいないという気持ちが先に立ちますから、購入には勇気が必要です。豆乳にもいろいろ種類があり、オリジナルはいわゆる日本の豆乳の味。それ以外には、バニラ味、チョコレート味などいろいろあります。日本の豆乳は、一人分サイズが普及しているので、豆乳バナナ、抹茶味豆乳、などいろいろあっても味見が簡単に出来るので、消費者にとっては嬉しいですね。

アメリカの一般的な牛乳の入れ物サイズは、1ガロン(約4リットル)です。この大きさは日本の皆さんだったらびっくりしてしまうサイズだと思います。どうしてこんなに大きいのでしょう? それだけアメリカ人は牛乳を飲む、ということなのでしょうね。これが入る冷蔵庫となるとサイズも当然大きくなります。そして、それを簡単に消費してしまうアメリカ人の飲む牛乳の量、というのも またびっくりですね。

豆乳を好む人は健康志向が強く、自宅で豆乳を作るための道具を購入する人もいます。アメリカのスーパーの売り場を見ていると、アメリカを含む世界中がだんだん健康志向になってきた兆しが見えてくるようです。皆さんも豆乳生活を始めてみてはいかがですか?


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2014年04月28日

【明日の世界226】 「伴五紀先生」

前回小保方騒動で伴先生から学んだことをご紹介しましたが、、先生からいろいろ教わりましたので印象に残るお話を記します。
皆さんは知らない人からお会いしたいと言われたらどうなさいますか。どのようなことですかとまず聞くでしょう。私もどのような用事ですかと聞いていました。ところが先生は違います。会いたいと言って来るのは会いたい目的があるから連絡してくるのだからまず会いなさい。全てはそこから始まりますと言われました。そういえば山一ロスアンゼルス時代シリコンバレーによく行きましたがそこでベンチャーキャピタルの第一人者が言いました。物事を頼まれたら必ず「YES」から入りなさい。難しいことを頼まれたら面倒だから「NO」と返事すれば楽だがそれ以上進展はない。YESといった瞬間例えば電子関係、医療関係で日本につないでくれと来た時、案件を徹底的に調べなければなりません。自分が分からないと知っている人に聞かなければいけません。必至に知っている人を捜さないといけません。その過程でどんどんネットワークが広がります。
伴先生は私のような一サラリーマンにも気軽にお会いしてくださり、惜しげもなく持っている人脈を紹介してくださいました。
京セラの稲盛会長が京都賞を設けられていますがこれは伴先生が伴賞を作られてまだ小さかった京セラを表彰したことがヒントになっていると聞きました。信頼をベースにしたネットワークの大切が益々重要視されるでしょう。


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2014年04月26日

ビュッケブルグ歳時記 83

ドイツの春休みーー復活祭祭日

 この国の春休みは標題の通り復活祭祭日前後の2ー3週間です。ですから、クリスマス期間の冬休みと同じく、今は全国の学校が春休みの最中なのです。
 クリスマスと違ってイースター(クリスマスと相応してキリスト教の2大祭日なので英語を書きました)がどのような意味を持つか、違う宗教を持つ日本では余り知られていないのは当然だと思いますが、最近は、当地の若い人の22%がイースターが何を表徴しているか知らないということを聞いて、驚いているところです。
このブログを読んで下さる日本の読者の方々に、ドイツの若者より少し多い知識を持っていただけるかと、復活祭について書いてみます。
 日本語の復活祭は、ドイツ語ではOstern(オステルン)、英語ではEaster(イースター)です。ローマ字で書いたのは語源が面白いと思ったからです。両方の語に、ゲルマン語では曙光を意味する「東」が入っていて、東は日が昇る方向を表すとともに、キリスト教では復帰とか再来を意味するそうです。ですから復活祭は、十字架に架けられて死亡したイエスが蘇ったことを祝う日なのです。
 この祭日の根源はユダヤ教にあり、かっては太陽暦で数えられていたそうです。今使われているゲレゴリアン暦では、「3月21日以後の最初の満月後の第一日曜日」となり、従って毎年違った日が復活祭祭日となるのです。

 クリスマスと同じように、イースターにも典型となるものがあります。卵とウサギです。卵は生命を象徴するのは頷けますが、ドイツではウサギが持って来るのです。これは西暦前に行われていた春祭りの名残のようです。前夜、両親が隠した、包み紙が美しいチョコレートの卵が入った巣を、復活祭の朝、探すのが子ども達の行事です。大人は正餐でラム肉で楽しみます。
 
 この他にお知らせしたいことは、春休みが終わった5月がこの国では高校卒業試験の時期に当たるということです。前に書きましたが、Abitur と呼ばれるこの試験は高校卒業試験と同時に大学入学資格試験でもあるのです。この試験合格証を持っていれば、大ざっぱに云って、どの大学でも学ぶことが出来るという証書なのです。このように重要な役目をもつ試験が、春休みのあと、5月に行われるので、
Abiを控えている高校生は、歓喜の月と呼ばれる5月の輝く陽光や、イースターのお祭り騒ぎをものともせず、試験勉強をしています。日本の大学入試に相当するものですが、ドイツの試験の方が試験勉強としての勉強期間は短いこと、受け入れ社会の違いから、また、それまでの学校制度で既にふるいにかけられているため、大学学習の希望者が少ないことなどから、合不合格の切実さは、日本と較べものにならないという気がします。
 ある意味で一つの区切りとなるこの試験に合格した生徒は、入学希望大に願書を出すのがこれまでの一般例でしたが、今年は卒業生の約半分がFSJ(FSJとは、ゆとり教育の最高峰と思われるとして前にお知らせした、「自発的に行う社会奉仕仕事の1年間」のことです)を希望しているようです。理由は2年前に、Abitur までの学校期間が今までの13年間から12年間となり、卒業生が2倍に出た年があり、その結果、大学の収容席が不足しているのです。
 FSJ の機構も開発され、外国での受け入れが多くなって、今年はアフリカでのボランテイアが多いということです。


aokijuku at 09:20|この記事のみを表示コメント(0)

2014年04月25日

ジャガイモ

真穂としみok毎年、春分の日までにジャガイモを植えています

相変わらず日当たりが悪いので、育ちは悪いのですが、しつこく頑張って植えてます^^;

でも、今回はいい感じに育ってます

写真をアップしたかったのですが、うまくできなかったのでまた改めてご報告します

toshimi_maho at 03:00|この記事のみを表示コメント(0)

2014年04月24日

【見たり聞いたり 173】 「ある数式」

4月の青木塾は初参加者が39人と新記録が出ました。これは明らかに宝塚宙組初代組長大峯麻友さんが参加すると告知したためでしょう。改めて100年の歴史ある宝塚の力を再認識しました。勿論本人に魅力があってのことでしょうがぐっと引きつけるところさすがです。そのほか全国の女性やシニアーをネットする凄腕女性も参加され明らかにここに来て青木塾は変身してきました。
参加者も前回より40人越してくると今いろいろなコラボが起きています。
そこでアメリカにいる時教わった数式を紹介させてください。
数式はP=C+3Mです。
これはUCLAのビジネススクールで最初に習う数式とのことです。
Pはプロフィットまたはプロスペリティー(利益又は繁栄)
Cはコアコンピタンス  核になるもの 25%
3M・・・マネー、マーケット、マネージメント 各25%
合計100%
つまりプロジェクトが成功するには皆さんの協力があって初めて可能になる事を分かりやすく式にしたものです。
よくあるケースですとアイディアや発明、技術を有するとそれだけで天下を取った気分になりますがそのウエイトは25%で3Mあって成功するので、そこが理解できないと組む相手ではないそうです。
青木塾は先代青木塾長が始められて20年たつ異業種交流ですが時代は益々新しいコラボが求められています。
どうぞこれからも宜しくお願い申しあげます。


aokijuku at 10:15|この記事のみを表示コメント(0)
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