2014年01月
2014年01月25日
ビュッケブルグ歳時記 77
新しい年が持って来た良いこと
皆様、良い新年をお迎えのことと思います。
しばらく留守にした後、1月になって開いたブログ欄に、2通のコメントが寄せられていたことが、わたしにとって、とても嬉しい年の始まりとなりました。
経済人の川名 浩一氏へのインタヴューを元にして、若い人達に世界に出て視野を拡げることを勧めたブログに対して、二人の読者の方々から意見が寄せられたのです。
I. 氏は、「島国の日本では幼少の頃から外国人と付き合う機会を増やす努力が大切で、オリムピックもあることだし、大人はこれが可能な社会を造ることに努めるべきだ」
美術アドヴァイザーのA. さんは、「最近は、外国人インターン生を受け入れている」との、2つのコメントです。
これ等の意見を読んだ時に、目を開かせられたような感じになりました。今までは世界を知るためには「出て行く」ことだけが方法のように考えていたからです。この2つのコメントから、「入って来る」ことから学ぶことも、同様に重要な方法だということを教えられたのです。
最近は、国際感覚を持った人材養成の教育が必要だとされています。そのために英語学習が見直され、英語特訓の学校が作られていることや、英語だけで仕事をする企業も出て来ているなどを耳にすると、英語が上手いことイコール国際感覚ではないのではと反撥していました。それでは何処から手をつければよいのかという具体策を問われると、外国留学を率先して、「外に出す」ことだと思っていたのです。お二人のおっしゃる「入って来る」ことからも、同様に学べるということに気が付かなかった偏った考えだったわけです。コメントとして意見を書いて下さったことから、わたしの考えに欠落があると気付き、その後、視野が広がったのです。
このように、人からの意見は、聞いた人の考えを広げるとすると、意見が多くなればなるほど考えが広くなり、違う意見を包容する面責も多くなると思うと、意見を出して、聞き合うということの大切さがわかります。
知人のドイツ人、R. さんは、退職後数年、大学でイスラム教について講義を受けました。それを活かして、近所のモスレム教徒とドイツ人の融和会を始めました。キリスト教との融和ではプロテスタント派は積極的でしたが、カトリック派は
加わるまでに長い時間がかかったそうですが、今は集会に出席するようになったそうです。このように、困難を突破して和合が出来て行くということは、異文化者同士が,意見を言い合うことから、お互いを受け入れるようになり、調和された世界が出来上がるのだと思います。
このようなことがお二人のコメントから得た大きな収穫のように思えます。
皆様、良い新年をお迎えのことと思います。
しばらく留守にした後、1月になって開いたブログ欄に、2通のコメントが寄せられていたことが、わたしにとって、とても嬉しい年の始まりとなりました。
経済人の川名 浩一氏へのインタヴューを元にして、若い人達に世界に出て視野を拡げることを勧めたブログに対して、二人の読者の方々から意見が寄せられたのです。
I. 氏は、「島国の日本では幼少の頃から外国人と付き合う機会を増やす努力が大切で、オリムピックもあることだし、大人はこれが可能な社会を造ることに努めるべきだ」
美術アドヴァイザーのA. さんは、「最近は、外国人インターン生を受け入れている」との、2つのコメントです。
これ等の意見を読んだ時に、目を開かせられたような感じになりました。今までは世界を知るためには「出て行く」ことだけが方法のように考えていたからです。この2つのコメントから、「入って来る」ことから学ぶことも、同様に重要な方法だということを教えられたのです。
最近は、国際感覚を持った人材養成の教育が必要だとされています。そのために英語学習が見直され、英語特訓の学校が作られていることや、英語だけで仕事をする企業も出て来ているなどを耳にすると、英語が上手いことイコール国際感覚ではないのではと反撥していました。それでは何処から手をつければよいのかという具体策を問われると、外国留学を率先して、「外に出す」ことだと思っていたのです。お二人のおっしゃる「入って来る」ことからも、同様に学べるということに気が付かなかった偏った考えだったわけです。コメントとして意見を書いて下さったことから、わたしの考えに欠落があると気付き、その後、視野が広がったのです。
このように、人からの意見は、聞いた人の考えを広げるとすると、意見が多くなればなるほど考えが広くなり、違う意見を包容する面責も多くなると思うと、意見を出して、聞き合うということの大切さがわかります。
知人のドイツ人、R. さんは、退職後数年、大学でイスラム教について講義を受けました。それを活かして、近所のモスレム教徒とドイツ人の融和会を始めました。キリスト教との融和ではプロテスタント派は積極的でしたが、カトリック派は
加わるまでに長い時間がかかったそうですが、今は集会に出席するようになったそうです。このように、困難を突破して和合が出来て行くということは、異文化者同士が,意見を言い合うことから、お互いを受け入れるようになり、調和された世界が出来上がるのだと思います。
このようなことがお二人のコメントから得た大きな収穫のように思えます。
2014年01月24日
結婚5周年記念


あっという間でした

5周年に行きたかったレストランが予約いっぱいで、のびにのび、やっと取れたガストロノミージョエルロブション

息子を母に預け、私はドレスアップして、久々に夫と二人でお食事してきました

席に着いたら、素敵なテーブルコーディネートがされてました


食前酒代わりのミカンのスープとカンパリのジュレにはじまり、

選ばれし食材たちの美の競演


天使エビがプリップリ


鴨のうまみがギュッと詰まってました


ショコラとピスタチオの組み合わせは鉄板ですね

高級な食材もたくさん使われてたけど、個人的にはネギが好きだでした(と、庶民的な私)

九条ねぎや下仁田ねぎなど、甘みがあって、いつまでも噛んでたかったです

息子と3人の食事も楽しいけど、夫と2人でのんびり食事するのもとっても貴重な時間

いろいろな話をして、優雅な時を共有できました

ただ、一点気になることが・・・
お料理は本当においしかった、おいしかったのですが、おしかった(ダジャレ!?)のは、接客の質や部屋の雰囲気が以前来た時よりかなりカジュアルというか、安っぽくなってたこと

確か、昔はタイユバンて言ってたのに、途中でジョエルロブションに変わったから、そこで何かあったのかなあと思い、ネットで調べてみたら、やっぱりそんなにおいがします

長くなるから、詳しくは書きませんが、経営者が変わるとこんなにも変わるもんなんですね

よく御存じの方がいましたら、どうぞ教えてください

2014年01月23日
【見たり聞いたり160】 「参加者8人の新年会に参加して」
うちの息子10月1日生まれでね、とCさんいい始めました。
彼は現役時代世界を飛び回るビジネスマンで在勤中の半分はアメリカ、ヨーロッパに滞在していました。
会社勤めを終わったあと有名なヨーロッパの会社にスカウトされて、そこも卒業後アメリカのMBAにチャレンジした優れ者です。
さて息子さんに戻ります。カナダの小学校に入る時です。日本は4月1日と2日生まれで学年が線引されます。彼がいたカナダの小学校は10月が新学期の始まり、10月1日はそのままだと1年遅れてしまいます。そこで息子を1年遅れにさせたくなかったのでCさん頑張って日本では4月1日生まれまでが
前の学年になるから息子も10月1日を日本流に前学年に入れろといって学校側を説得させました。
その甲斐あったのか英語もネイティブになり大学は電子工学を専攻して、日本の一流エレクトロ会社に勤務して
数年後アメリカのMBAに行くことになりました。8大学に願書を出して結局スタンフォード大学のMBAに行きました。帰国後5年間は辞めたら留学費用返済する社則があるようで息子は5年たってトラバーユしました。
引く手あまたのトラバーユ先から外資系A社とB社が最終的に絞られました。7,8年ぐらい前の話ですからA社は将来有望かも知れないがまだなんとも言えないとCさんがアドバイスして当時人気NO1のB社に決めました。今圧倒的にA社がリードして、学生が入りたい外資系NoNO1になっています。かっての勢いはいまB社にありません。
10月1日か2日の入学でも、トラバーユでも親としてCさんがアドバイスしていますが、良し悪しは別にして親の介入具合は難しいものですね。
彼は現役時代世界を飛び回るビジネスマンで在勤中の半分はアメリカ、ヨーロッパに滞在していました。
会社勤めを終わったあと有名なヨーロッパの会社にスカウトされて、そこも卒業後アメリカのMBAにチャレンジした優れ者です。
さて息子さんに戻ります。カナダの小学校に入る時です。日本は4月1日と2日生まれで学年が線引されます。彼がいたカナダの小学校は10月が新学期の始まり、10月1日はそのままだと1年遅れてしまいます。そこで息子を1年遅れにさせたくなかったのでCさん頑張って日本では4月1日生まれまでが
前の学年になるから息子も10月1日を日本流に前学年に入れろといって学校側を説得させました。
その甲斐あったのか英語もネイティブになり大学は電子工学を専攻して、日本の一流エレクトロ会社に勤務して
数年後アメリカのMBAに行くことになりました。8大学に願書を出して結局スタンフォード大学のMBAに行きました。帰国後5年間は辞めたら留学費用返済する社則があるようで息子は5年たってトラバーユしました。
引く手あまたのトラバーユ先から外資系A社とB社が最終的に絞られました。7,8年ぐらい前の話ですからA社は将来有望かも知れないがまだなんとも言えないとCさんがアドバイスして当時人気NO1のB社に決めました。今圧倒的にA社がリードして、学生が入りたい外資系NoNO1になっています。かっての勢いはいまB社にありません。
10月1日か2日の入学でも、トラバーユでも親としてCさんがアドバイスしていますが、良し悪しは別にして親の介入具合は難しいものですね。
2014年01月22日
小手先の結果
先日、私がコンサルタントをしている工場で軽い事故があった。
ラインの中の1つの装置だが、よくよく調査するともともと使い勝手があまり良くなく、作業性の楽をすれば当然起こる事故であった。
しかし、工場の熟練連中は都度、小手先の改善で今までうまく作業をこなしていた。
今回、若手の不慣れな作業員が作業を行ったために、事故になってしまったという。
私は昨年末にお会いした物理学者「O博士」の発言を思い出した。
ニューヨークでは電話線の発達に伴い、路面上空に電線が蜘蛛の巣のように張り巡らされた状況になり、しかし日本のように電線を束ねていく技術がなかったので、仕方なく電線を地下に埋めて、最終的には現在きれいな街になっている。
ヨーロッパでは、古代排泄物の処理に困り窓から捨てるのを止めさせるべく、下水処理が普及した。日本は小手先で肥やしなどに使う汲み取りという発想をしてしまったために、
下水の普及が遅れてしまった。
今回の工場の事故も、小手先の回避がなければ早い段階で抜本的な改善ができていたのも事実であった。
ラインの中の1つの装置だが、よくよく調査するともともと使い勝手があまり良くなく、作業性の楽をすれば当然起こる事故であった。
しかし、工場の熟練連中は都度、小手先の改善で今までうまく作業をこなしていた。
今回、若手の不慣れな作業員が作業を行ったために、事故になってしまったという。
私は昨年末にお会いした物理学者「O博士」の発言を思い出した。
ニューヨークでは電話線の発達に伴い、路面上空に電線が蜘蛛の巣のように張り巡らされた状況になり、しかし日本のように電線を束ねていく技術がなかったので、仕方なく電線を地下に埋めて、最終的には現在きれいな街になっている。
ヨーロッパでは、古代排泄物の処理に困り窓から捨てるのを止めさせるべく、下水処理が普及した。日本は小手先で肥やしなどに使う汲み取りという発想をしてしまったために、
下水の普及が遅れてしまった。
今回の工場の事故も、小手先の回避がなければ早い段階で抜本的な改善ができていたのも事実であった。
2014年01月21日
【From America】「精神病に対する予算を増やす」

皆さんは、アメリカのコネチカット州ニュータウンの小学校で起きた銃乱射事件を覚えていらっしゃいますか? 幼い命が奪われたことが、多くの人の心を痛めました。しかし、それだけではありません。アメリカには他にも高校や大学で銃の乱射事件が起きていて、あの事件後も後を絶ちません。その犯人達はなにかしら精神的に病んでいたことが分かりました。
そこで、アメリカは「精神病に対する予算を増やし、なんとかこの様な銃の乱射事件を防ごう」という動きを始めました。アメリカは合衆国ですから、国を挙げて何かをするということはなかなか難しくて、州によって様々な法律や予算のつけ方が違っています。しかし、写真のアメリカ地図を見ていただければお分かりの通り、多くの州でこの動きが始まったのは大変嬉しいことです。
医学は日進月歩でどんどん進歩していますが、それでもまだまだ未知の領域も多いのが現状です。そして、その未知の領域を研究するには、予算が必要です。
大勢の医学のエキスパート達が十分な研究をして、早く良い解決方法が見つかることを切に願っています。
身体的に病んでいる人は、外見上すぐにわかりますが、内面が病んでいる人は、見た目には普通の人と変わりません。また、アメリカでは医療用のマリファナの販売が認められた州も次々に出ています。これはガンの末期症状で他の薬では痛みが抑えられない患者さんの為、あるいは手術後にどうしても痛みがコントロール出来なくて慢性の痛みに苦しんでいる人を救う為には 勿論良いことだと思います。しかし、残念ながら医療用マリファナが入手できるようになると、今まで以上にマリファナの悪用も出てくることが予想されます。
精神的に病んでいる人なのか? あるいは服用している薬が原因で、ちょっと普通の人と違うのか? 医療の進歩が進んでも尚まだ人間の力では解明できない分野が浮き彫りになってくるようです。世界中の英知を集約して、十分な予算の元に 一日も早く心の病んでいる人を救うことが出来るようになれば、このような悲しい銃の乱射事件も減ると思います。