2012年02月

2012年02月24日

九州の旅(大分編)-その4

真穂としみok九州の旅、三日目
チェックアウトが1200だったので、温泉に入ったりのんびりした後、宿を出ました
向かったのは、湯の坪通り
観光客を狙ったお土産屋さんが軒を連ねている通りです。

驚いたのは韓国人がものすごく多いこと
通りを歩いてる人の5割(もっとかも)以上は、間違いなく韓国の方だと思います。
普段から多いためか日本語と韓国語の2つを掲げている看板も時々目にしました

まあ何はともあれ、今日は何を食べようかと散策し、まずは美味しそうな和菓子屋さんで
『しっとりぽてと』
を購入
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名前の通り、すごくしっとりしたスイートポテト おいしーい

それから、すごく並んでたのが、『金賞コロッケ』
テレビ取材も多いようで、ベッキーが美味しそうに食べてる写真に惹かれ、並ぶことにしました。
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確かにおいしい。普通のコロッケと違い、ジャガイモがトロットロ
これはあとをひく

それから、宿の人に聞いた『今泉堂』の『揚げまんじゅう』
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外がカリッとしていて黒糖味で上品な仕上がり

そうそうこんなものもありましたよ
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おいしそうでしょう?
なんて、実はこれ箸置きなんです。
お箸の専門店でいろいろなお箸置きが売っていて本物そっくりだったので一枚パチリ

お昼は、『泉』で『鴨せいろ』を注文
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観光も忘れてませんよ。こちらは金鱗湖
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と、ここまできたら雨が激しく降ってきたのでこれにて三日目の旅は終了です

では、福岡に戻りマース

toshimi_maho at 09:00|この記事のみを表示コメント(0)

2012年02月23日

【見たり聞いたり】60

「傷林果」を聞いたことがありますか。
先日杵家七三さんの三味線発表会(長唄・現代曲)で生演奏を聞きましたが、音楽に疎い筆者でもその素晴らしい演奏に圧倒されました。是非下記のURLからお聞きください。今大ブレイクで140万ヒットしているそうです。
手妻(江戸時代のマジック)名人の藤山新太郎一座について昨年10月、今年1月と京都や北陸を回ってきましたが日本を代表する邦楽の8人の皆さんもご一緒しました。そのリーダーが杵家七三さんです。ご案内を頂いたので生まれて初めて三味線発表会を観賞してきましたが、知らない世界を垣間見るのは好奇心をそそるもので、素人なりに感じるところ多々ありました。手妻も邦楽あってさらに生きてくるようです。前にも書きましたが10月に京都府与謝野市の小学校に行った時、終演後校長先生が今日は奇跡が起きましたと言われたのが忘れられません。親の虐待を受けてやむなく寮生活をしている子供達(このような学校が各県に一校あります)が20名ほど招かれていましたが普段15分もすると落ち着かなくなる子らが90分じっと観賞してたがこれは正に奇跡ですと。思うに手妻と邦楽の演奏あって初めて可能になると勝手に思っております。

URL: http://kineienami.jp



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2012年02月22日

拝啓 中央区長さま

拝啓 中央区長さま

 中央区の広報、そのほかで貴方様のお顔を拝見するたびに何と雅なお顔の方だろうと思いを馳せておりました。ご先祖はお公家さんかしら、ゆったりとしたふくよかなお顔は庶民から親しまれる将軍か、、、とも。

 私は1970年代から30数年ものながきにわたり中央区にお世話になってまいりました。京橋に始まり銀座2丁目、8丁目、そして現在は7丁目と。小さな画廊を始めまして社会の変遷も見てまいりました。戦後、人々のたゆまざる努力でちいさな島国であり貧しかった日本が世界第2の経済大国になろうとは誰が想像したでしょうか。

 日本の人びとは本来そのような大きな力を持ち世界に比してまいりました。心の繊細さ、相手を思いやる気持ち、義理人情、謙虚さ、忍耐力など素晴らしいものを個々の人びとは持ち日本を支えてきたのではないでしょうか。
 経済面でも科学の面でも、そして私が携わる美術の世界でも他の国にはない特殊な美を作り出してまいりました。工芸の世界で職人といわれる熟練した業を培ってきた人びとにより作られてきたものを日常の道具として私たちはごく最近まで生活の中で使用していました。
しかし、これらの道具はいまはガラクタとして捨てられて誰からも見向きもされません。私は度々ニューヨークに行く機会がありブルクリンにある"渋い“という骨董店をそのたび訪れるのですが。ここには日本でかつて使われた生活用具などが所狭しとならべられています。
 竹籠、商店の看板、ボロとよばれる労働着、火鉢、たんす、陶器類、番傘、下駄,漆器類、神棚、灯篭、あげれば枚挙がありません。
 ここで昨年とても可愛らしい大正時代につくられたという針箱を買いました。
その昔、人びとが着物を日常着としていたころ、女性は誰もが着物をぬうことができたそうな、、そういえば私の母も新しく反物を買うとよく針仕事をしていたものでした。

 今は全てが便利になりそして人々の絆はうすれ味わいの薄い環境となってきたように思うのは私だけでしょうか。

最近銭湯をよく利用させてもらうようになりました。銭湯もいきつけますと店主とけつこう親しくなり話をするようになるものですが私は日本古来の銭湯の継続が危ぶまれていると感じるのです。
 常に入浴者が少なく最近とくに子供に会うことがありません。子供たちは銭湯で大人に混じり作法も学んだものだときいています。
 とくに子供は自分の身体の変化を知りゆく課程で銭湯でいろいろな年代の人びとを見ることにより人間としての成長も学び安心するようにおもいます。浮世絵などにみるお風呂は色々な年齢のひとびとが交わり賑やかで話し声まできこえるようです。楽しく人との出会う場所でもあったのでしょうか。

どうか、区長様もときどき銭湯にいかれてはいかがでしょうか。そしてどうか銭湯の灯を消さないでいただきたいのです。
 区長さまのバツクグランドはジャーナリストでいらっしゃるとお聞きしています。銭湯のことなど政治の世界からいいましたら小さなことかもしれませんが古くから伝承されてきた素晴らしい日本の文化の賜物だとおもうのです。
 063銀座にも金春湯というのがありますがご存知でしょうか。150年の歴史があると先日店主の方からお聞きしたばかりでした。私は銀座は和光などをのぞいて
全て戦火で焼かれ灰燼に帰したのかと思いましたら焼けなかったのだそうです。

 銀座には老舗といわれる店が沢山ありましたがそんな店さえも時代とともに姿を消してゆくのを見るのは悲しいことです。

 区役所は築地ですから銀座まで歩ける距離にあります。そして確か午後1時から金春湯は開いていますのでどうかお時間をつくられてお越しいただけたらと思います。
 私はもっと多くの人に銭湯のこと特に地元の金春湯の事を知ってもらいたく、区長さんにお知らせしたいと考えました。もし金春湯を体験していただいて何かのおり区役所の広報などにそのことが語られていることを知ることになればどんなにかうれしいことでしょう。
 2月の半ばをすぎましたが厳しい寒さがつずきます。どうかご自愛くださいまして政務にお励みくださいますよう、そしてお健やかをお祈りいたしております。
                                                敬 具



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2012年02月21日

【From America】「ピザは野菜?」

Pizza01アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカ人の国民病ともいえるのが肥満です。肥満は健康に悪い影響を与えますから、何とかヘルシーな食事に替えていかなければと国を挙げて必死です。

先ずは、子供の時から食の習慣を変えていかなければ変革はない、と考え、学校から甘い炭酸飲料水やポテトチップなどのお菓子の自動販売機をなくしたり、食育という言葉が出来て、子供たちに正しい食事の選び方を教えたり、という動きが盛んになってきています。

そんな中で、興味深い論争が始まっています。トマトは「リコピン」が入った良い食材として様々な形で取り入れたいものですが、これは生で食べなくても熱を通しても良い栄養素があまり減らないとして、トマトケチャップ、トマトソースにしても良いから積極的に取り入れましょうと言われています。
そこで、アメリカ人が大好きなピザに注目。ピザには必ずトマト・ベースのピザソースがかかっています。それならば「ピザは野菜である」という意見が出てきたのです。

子供に野菜を食べさせるのに苦労している母親や先生にしてみれば、「何も野菜を摂らないよりは、たとえピザでもそこからトマトが摂取できれば そのほうがまだマシである」という考え方。一方、「そんなことを言ってピザを奨励していたのでは 正しい食育にならない。間違った考え方を植えつけるだけだ」という反対派。

さて、あなたはどう思いますか?

aokijuku at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)

2012年02月20日

【明日の世界】No.112 「手妻巡業その2」

握手してくださいと13人の小学生が藤山師匠が化粧を落としてる部屋に飛び込んできました。そのうちの一人が弟子になりたいのですがと熱心に懇願しました。福井の小学校の風景です。
師匠はまず高校を卒業してください。そしたらまたそのとき相談しましょうと諭しました。手妻を初めて観て、邦楽の演奏に明らかにハイになっている小学三年生13人は目を輝かしておりました。おそらく一生手妻中でもフィナーレの水芸は忘れないでしょう。筆者もその昔小学生の時水芸を見た記憶があります。
手妻公演はどうやって公演されるかと言いますと、小学校が文化庁に希望を出す時まず公演で来てくれるか抽選があるようです。その後バレー、演劇、手妻いいろいろある中から校長先生が最終的に選ぶのですが、手妻を選んでよかったと言われる時が公演の醍醐味でもあります。
 ワークショップと言って公演決まると2,3ヶ月前に学校に行って手妻とはとレクチャーします。その時口上を生徒に述べてもらう宿題?を学校側に出します。福井の学校では希望者多数でお正月に練習してその結果で代表を選ぶことにしました。厳しいオーディションの結果6年生が6人選ばれましたが実に見事に口上を述べました。ただ手妻を見せるのではなくてちゃんと生徒に口上を述べさせる参加型にして生徒も先生も非日常に喜んでトライするところ実によく考えたものと感心します。

aokijuku at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)
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