2011年06月

2011年06月30日

【見たり聞いたり】26 「出会い4」

藤山さんからのお話が続きます。
イベントで素晴らしい手妻を見るのは素晴らしいのですが終わった後師匠を囲んで青木塾のメンバーとのコミニュケイションが一段と盛り上がりました。
今江戸文化を見直そうなる動きがありますが風鈴もその一つですが風鈴で大成功した人のお話です。

師匠がよく言うのですが他に手妻も誰もやる人がいなくなったので後継者の師匠にお声がかかることが多くなったと。
風鈴も同じことが言えます。隅田の篠原さんは昔からの風鈴つくりの名人ですが手つくり風鈴の市場は年々狭くなりいまや風前の灯です。そこで考えたのがMY風鈴です。絵付けにも工夫がj必要です。
裏文字って知っていますか。例えば自分の俳句や和歌、気に入った言葉をMY風鈴に書くのですがそのとき裏文字で書かないと外から見た時読めません。裏文字を書くちょっとしたコツがあります。絵付けも自分の絵を描くことは特別の楽しみがあります。篠原夫人は絵付けと裏文字の講習会をデパートで開きましたらそれが大当たりです。My風鈴も一回の講習会で飛ぶように売れるようになりました。今や全国のデパートから講習会のお呼びがあって飛び回っているそうです。
このお話を聞くとお仕事くださいなる姿勢でないことよく分かります。大震災後売り上げが大幅にダウンが一般的ですが風鈴のケースを見てまだまだ工夫の余地があると思います。

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2011年06月29日

久里洋二 展

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2011年06月28日

【From America】「うずら」

Quailアメリカのウインドゲイト緑です。
日本の皆さん、お宅の近くにはどんな野生動物がいるでしょうか? 都会でも田舎でもそれぞれの環境で、違った野生動物がいるはずです。都会には、雀やカラスはどこにでも居ますね。それを可愛いと思うか? それとも我々人間に被害を及ぼす「困り者」と思うかは、それぞれの立場によって見方は様々でしょう。カラスが生ゴミをあさって散らかすことに対して、都会の皆さんは「困った現象」と捉えていると思います。

私の住んでいるラスベガス郊外には、野うさぎと野生の「うずら」がたくさん生息しています。日本の皆さんにとって「うずら」といえば、スーパーで見かけるあの小さな「うずらの卵」が一番身近なものでしょう。卵は知っていても、「うずら」がどんな鳥か? ということを知っている方は少ないのではないでしょうか? アメリカのうずらは日本のうずらよりすらっとした細身に見えます。

鳥の世界はどの種類でも同じですが、オスの方が美しいのです。「うずら」に関して言うならば、頭の上に「?マーク」のような「トサカ」が付いているのがオスで、なにも飾りがないのがメスです。初夏の今頃は、たくさんの小さな子供たちを連れて、鶉の行列をあちこちで見かけます。それは可愛らしい光景です。

可愛らしいだけなら良いのですが、住宅街の庭に穴を掘って荒らしています。一体 何をしているのでしょう? 鶉だって生きていかなければなりません。子供が生まれれば、今まで以上に食料が必要になるでしょう。食料を見つけることは一番大切なサバイバル行為です。どうやら土の中にいる虫を探しているようですが、あの小さな体で上手に(?)穴を掘ります。人間にしてみれば、穴を掘られて庭が荒らされる、家の前の歩道に土が飛んでしまうので一日何回も掃除しなければいけない、などの困った現象が起きます。

また、野ウサギは菜食動物ですから、庭にある低木の若芽を食べてしまいます。彼らにとっては柔い若芽は一番のご馳走です。あまり若芽を食べられすぎて丸坊主になった低木は枯れてしまうことさえあるのですから、我々人間にとっては困った現象です。

退治法は何がよいのか? 日本ではカラスにやられないように、生ゴミに網をかけていますね。我が家の周辺では、衣類に虫が付かないようにと使う「ナフタリン」を地面に散らして「臭い作戦」にしたり、農家で昔使っていた「かかし」の現代版で使い古しのCDを枝につけて、太陽の反射でまぶしくして「視覚作戦」に出たり、と様々な策を講じていますが、どうも今のところ野生動物に軍配が上がっています。

人間も動物もお互いに害を及ぼさずに快適に生きていくというのは、どこに住んでいても難しいことですね。

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2011年06月27日

【明日の世界】No.78 「今メセナを考える」2

メセナも勿論お金がなくて出来ません。造船業でお儲けしたのですがストックボード方式、つまり既製貨物船方式で儲けたました。オーダーメイドでなくて背広で言うとツルシですが最後の仕上げのところを客の希望を聞き入れたそうです。普通急いでも1年半かかるところを40日〜50日で仕上げたようです。タイミングも良くてオーストリア皇太子がセリビアで暴徒にあってドイツ・イタリア対ロシア・フランスの戦争になってオーダーも大量に来て25隻も売りました。色々工夫もあって、首切りをしない、10時間労働を8時間にすることも導入しました。
パリの画商とも太いパイプを作って、例えばロダンが銅やアルミがないといえば大量の胴をプレゼントしました。今上野に「ロダンの考える人」がありますがこのような松方の行動の結果です。
 松方コレクションの行方には3種類あって1)日本に送った2)ロンドンの倉庫に保管3)パリの知人に預けた。日本に送った作品の中にルノアールの少女、ムンク、大原美術館のモネの作品があり、ロンドンの倉庫に保管は戦火にあって消失しました。パリの知人に保管を頼んだ分が1951年サンフランシスコ講和条約で吉田茂がフランス大使にだめもとで返してくれと交渉したところ、370点が戻りましたが条件として美術館を作るようにとなりそれが上野国立西洋美術館誕生の秘話です。さすがフランスは文化が分かるとなったのですが17点が帰ってきませんでした。フランスもしたたかでその中にゴッホのアルルの顔、セザンヌの山等があってオルセー美術館の目玉になっているそうです。

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2011年06月26日

部下のタイプ

昨日、久しぶりに青木敏郎さんと会った。いつもバタバタとして忙しそうな割には、一向に痩せていないのには驚きである。本人曰く、「昔から苦労が身に付く体質」なのだそうな・・・。

杯を重ねるにつれ、彼の話も加速がつく。
いつものごとく、面白いたとえ話が出たので紹介したい。

昨年だったか、世の男子を「草食系」と「肉食系」に分けて例えた言葉が流行したが、青木さんは会社の部下のタイプを今話題のエネルギータイプに分けて話を始めた。
彼の頭の中では、以下の3つに分類しているらしい。

・自然エネルギータイプの部下 
常時安心できる言動を振る舞う。暴走も無く上司から見て危なっかしさは無いが、何となくパワーや面白さに欠ける。順境に強く逆境に弱いので、何か不具合が発生しても、上司としては他者への言い訳がしやすい。

・原子力エネルギータイプの部下
調子の良い返事をしてくれることが多いので、ついあてにしてしまう。結構何でも自分で考えて行動してくれるのでうまく行っている時には問題はない。しかし、俗にいう優等生タイプのため、状況の悪化に対して自尊心からか報告もなく、尚且つ自分のミスを隠そうとするため上司が認識した時には手遅れになっていることが多い。  

・火力エネルギータイプの部下 
常時そこそこの成果を発揮するが、反面常時摩擦や問題も起こす。上司としては多少の問題が起こる事を承知しているものの、成果は期待できるため結局は重用せざるを得ない。

以上が要約であるが、酔っ払っていたので全て覚えていないが、具体的な事例をクドクド言っていたような気がする。






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