2010年05月

2010年05月31日

【明日の世界】その22 「丁寧語」

もとNHKのAアナウンサーに聞きました。
5人の仲間で4年制大学や女子短大に正規の授業として話し言葉を教えているそうです。
1クラス30人で15コマで1単位となります。単位の中で 3分スピーチを一人5〜6回やりますが見る見る上手になるので教えがいがあるそうです。授業も工夫して例えば 1)家から教室までの道を説明してください 2)昨日の食事をどこで何を食べたか 3)今日一日の予定を述べてくださいと言うと生徒にも関心あって、魅力ある授業をいつも心がけるそうです。初め丁寧語がまったく使えなかった生徒が後半になると見事にレベルアップしていくようです。特に就職に言葉が大切と分かると学ぶ姿勢ががらりと変るそうです。
 先日もNHKで放映されていましたが「様」の使い方が乱れている、会社様、患者様、住所様、ペット様、何様云々、皆様、様の使い方は大丈夫ですか。
 授業のネタや学生が関心持つ話題は異業種の方から学ぶことあるとのことから我々とも情報交換する姿勢には学ぶことがたくさんあります。



kiyoshi_kawabe at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)

2010年05月30日

アイスランドと欧州―神をおそれよ

4月14日、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が突然噴火した。欧州一円の航空路網が遮断され大混乱となって、その後もまた噴火があり一部空の便が止まってしまった。前回の1821年の噴火は2年にわたったので、、今回もこれでおさまるという保証はない。
アイスランドの火山噴火は、専ら航空輸送への支障の観点で報道されているが、
伝統的な東洋の考えではこれは神のたたりである。9世紀ごろからヴァイキングが海を越えて無人の島に渡り、アイスランドを建国した。そして、住民は世界最古の民主議会といわれる「アルシング」という統治形態を300年にわたって続け、またコロンブスの500年前に欧州人としてはじめてアイスランド人が北米大陸に足を踏み入れたという誇り高い歴史をもつ島である。
そのアイスランドが21世紀になり世界の金融市場に登場し、一国の資産を傾けても償えない金融の罠にはまり、禁治産国となってしまった。バイキングの建国いらい、小国を営々と真面目に築いてきたアイスランド人の精神はどこに行ったのか。神がお怒りになり、山が火を噴いたのは当然である。
そして、ことはアイスランドだけでは止まらない。欧州、EUでは財政問題から端を発してはギリシャが危機に陥り、ポルトガル、スペイン、イタリアなど南欧諸国も要注意とされており、ひいては欧州全体の金融、財政、通貨ユーロの信任が問われている。神は近年の生業をおざなりにした欧州の人々の業に、鉄槌を下したもうたのであろうか。


aokijuku at 10:24|この記事のみを表示コメント(0)

2010年05月29日

つくばエキスプレス

今週は、久しぶりに茨城県の土浦を訪問してきました。以前は上野駅から常磐線に乗って土浦まで行っていましたが、つくばエキスプレスができてからはすっかり常磐線には乗らなくなりました。つくばエキスプレスに乗れば、秋葉原からつくば駅までは1時間弱です。常磐線で特急料金を払って乗るのとほとんど時間は変わりません。常磐線の快速では上野から土浦までは1時間半かかります。何より、常磐線ではよくダイアが乱れます。特に強風に弱く何度も足止めをされた経験があります。
つくばへは、以前は東京駅からハイウェイバスを使うのがほぼ標準でしたので、東京からつくばへは「ちょっと出かける」というイメージではなかったような気がします。

このように、つくば・東京間が便利になって良い事ばかりと思っていたら面白い話を聞きました。
最近、つくばを撤退する民間企業事務所が増えてきているそうです。官の研究所出入りのために近隣に進出していた民間企業拠点が、行き来の利便性向上によって東京からでも十分行き来できるようになったためだとか・・・。確かにこれだけ便利になると「東京オフィス」と「つくばオフィス」の2拠点を構えることは必要なくなります。
つくばでは、賃貸オフィスに空きが出始めているそうで、そして、このような企業相手に商いをしていた地元の商店や企業が売上を落としているそうです。


aokijuku at 10:07|この記事のみを表示コメント(0)

2010年05月28日

岡山名物「○○寿司」

真穂としみ 古今東西、地域によって食生活や風習に違いがありますが、今回は、ある地域の名物をご紹介します笑顔

 場所は・・・ 白桃や吉備団子、そして備前焼に後楽園といえば、
みなさんもうお分かりかと思います。
そうです!あの桃太郎で有名な岡山県です

駅前の桃太郎像
 駅を出ると早速目に飛び込んできたのが、桃太郎像。
(右の足元に犬、左の足元にサル、そして右肩と左手の上には鳥がいるのがわかりますでしょうか。)



高島屋:桃太郎 ガイドブックで今回の名物を見つけ、駅の近くにお店はないかと調べましたが、どこも駅から遠かったので、駅前の高島屋で買ってみることにしました。
すると、ここでもまたまた発見音符1

岡山駅前の高島屋のキャラクターは、なんと桃太郎の衣装を纏っているんです。カワイイー顔文字(ニコニコ)

 そして、地下の食料品売り場で探してみると・・・

ばら寿司ありました!これが、うわさの「ばら寿司」ですハート&クマ

 このお寿司ができたのは、かつて岡山藩主が出した「一汁一菜」という倹約令に対し、庶民が「具材をごはんに混ぜ込んでも一品」と
考え出したところからだそうです。




 そのお味はというと・・・、甘めの酢飯の中に、にんじん、レンコン、フキなどの野菜が混ぜ込まれ、さらに上にはサワラの酢漬けや焼きアナゴ、えびなど瀬戸内海の幸がもりだくさんで、美味美味かお##

新鮮な魚介と彩り豊かな野菜が鮮やかで、目でも舌でも楽しめる岡山の郷土料理でした音符2




toshimi_maho at 18:48|この記事のみを表示コメント(0)

2010年05月27日

【青木塾便り】No.50「誰もやったことのないことへの挑戦」

中央公論新社の「孫の力」島泰三著が話題になっていますが島さんが言っています「わが師の絶対唯一の評価基準は「誰もやったことのない観察」でこれこそが、発表するに足る科学論文の価値基準だった」と。
 4月21日IOC前会長のサマランチさんが心臓疾患のためスペインバルセロナでなくなったと報道されました。五輪の商業化とプロ化を推し進めたとあり賛否両論ありましたが1984年のロスアンゼルスオリンピックの時筆者は当地に住んでいましたので、そのときの思い出をご紹介させてください。
サマランチが1980年の会長就任時、オリンピックは存亡の危機にありました。何しろ76年モントリオールオリンピックが巨額の赤字で大きな問題になって招致に立候補する都市がありませんでした。そのようなときに84年ロスアンゼルオリンピックがありました。ユベロス組織委会長がこの窮地を救いました。一業種一社に限定する協催金が黒字を生み出すことに気づき、商業主義へと舵を切ったのですがサマランチとユベロスとのコラボレーションが見事に花咲きました。
ロスアンゼルスのハイウエイを走っていると標識が出て来て次を降りると南カリフォルニア大学の確かレスリング会場になるとありましたが、オリンピックが終わるとその標識まで売りに出された時はただただ驚きでした。人気会場のチケットを購入するためには抽選があるのですが、そのために前金を払って申し込んで、外れたらお金を戻すシステムも考えました。金利を稼ぐための工夫です。
オリンピックを金のなる木に変えたことでオリンピックの理想をゆがませてしまったとの批判もありますがこの時をきっかけにオリンピック招致熱が高まったことは、確かに両人のコラボのおかげです。
初めて気がつくことがこんなにも大切なことを学びました。


kiyoshi_kawabe at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)
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