2023年12月19日
【From America】「クリスマス・クッキー」
アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカではクリスマスが近づくと各家庭のキッチンはクッキーを焼く匂いで一杯になります。クリスマスにクッキーは定番です。様々なクリスマスのクッキーがあり、クッキーカッターでモミの木やサンタ、トナカイ、をくり抜いたり、アイシングで様々なデコレーションを施したり、と子供と一緒にベーキングを楽しめる嬉しい時期でもあります。
この時期のクリスマス・クッキー作りには、様々な工夫が凝らしてあります。その一つがクッキー・パーテイーです。クッキーのレシピを見ると、殆どが1−2ダースのクッキーが出来てしまうものばかりです。一人でたくさんの種類のクッキーを作るのはなかなか大変な作業です。しかし、いろいろな種類のクッキーの詰め合わせは見た目にも食欲をそそられますね。
そこで考えられたのは、「クッキー・パーテイー」です。集まる人は一種類のクッキーを作り、そのレシピを書いてパーテイーに参加します、7−8人のお友達が集まれば、そこでクッキーを交換して分け合うことが出来ます。それに加えて新しいクッキーのレシピも手に入ります。1種類のクッキーを持参したのに、帰りには7−8種類のクッキーとレシピを持って帰ることが出来て、自宅でたくさんの種類のクッキーが楽しめるというアイデアです。
もう一つのクッキーアイデアは、クリスマスのプレゼントとしてお手製のクッキーをお友達や親せきに配る、というものです。この場合には、その人のご自慢のクッキーを毎年作り続けて、「今年もあの方のあの味が来るのを楽しみに待っています」という気持ちにさせる方法です。こちらは逆に同じものを10ダース20ダースと作って、それぞれの人に、写真にあるような可愛いクリスマス用の缶に詰めてプレゼントする、という方法です。
アメリカでは手作りが最も珍重されます。日本では有名店の限定品などが珍重されるようですが、アメリカでは手間暇かけてその人の為に手作りした、という心遣いを一番良しとするところがあります。
確かに、共働きでみんな忙しい時に、店で買ってくることは簡単ですが、手間暇かけて作った、というその時間とエネルギーに感謝する、という考え方があるのでしょう。
いずれの方法にせよ、アメリカのクリスマスはクッキーが沢山!
皆さんもクリスマス時期にはお友達やご家族と、ゆっくりとお茶を飲みながらクッキーを味わいつつ、クリスマスソングに耳を傾けてみるのも素敵ですね。
メリー・クリスマス!!!
アメリカではクリスマスが近づくと各家庭のキッチンはクッキーを焼く匂いで一杯になります。クリスマスにクッキーは定番です。様々なクリスマスのクッキーがあり、クッキーカッターでモミの木やサンタ、トナカイ、をくり抜いたり、アイシングで様々なデコレーションを施したり、と子供と一緒にベーキングを楽しめる嬉しい時期でもあります。
この時期のクリスマス・クッキー作りには、様々な工夫が凝らしてあります。その一つがクッキー・パーテイーです。クッキーのレシピを見ると、殆どが1−2ダースのクッキーが出来てしまうものばかりです。一人でたくさんの種類のクッキーを作るのはなかなか大変な作業です。しかし、いろいろな種類のクッキーの詰め合わせは見た目にも食欲をそそられますね。
そこで考えられたのは、「クッキー・パーテイー」です。集まる人は一種類のクッキーを作り、そのレシピを書いてパーテイーに参加します、7−8人のお友達が集まれば、そこでクッキーを交換して分け合うことが出来ます。それに加えて新しいクッキーのレシピも手に入ります。1種類のクッキーを持参したのに、帰りには7−8種類のクッキーとレシピを持って帰ることが出来て、自宅でたくさんの種類のクッキーが楽しめるというアイデアです。
もう一つのクッキーアイデアは、クリスマスのプレゼントとしてお手製のクッキーをお友達や親せきに配る、というものです。この場合には、その人のご自慢のクッキーを毎年作り続けて、「今年もあの方のあの味が来るのを楽しみに待っています」という気持ちにさせる方法です。こちらは逆に同じものを10ダース20ダースと作って、それぞれの人に、写真にあるような可愛いクリスマス用の缶に詰めてプレゼントする、という方法です。
アメリカでは手作りが最も珍重されます。日本では有名店の限定品などが珍重されるようですが、アメリカでは手間暇かけてその人の為に手作りした、という心遣いを一番良しとするところがあります。
確かに、共働きでみんな忙しい時に、店で買ってくることは簡単ですが、手間暇かけて作った、というその時間とエネルギーに感謝する、という考え方があるのでしょう。
いずれの方法にせよ、アメリカのクリスマスはクッキーが沢山!
皆さんもクリスマス時期にはお友達やご家族と、ゆっくりとお茶を飲みながらクッキーを味わいつつ、クリスマスソングに耳を傾けてみるのも素敵ですね。
メリー・クリスマス!!!
2023年12月12日
【From America】「ピンク ペパーミント ピッグ」
アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカでは11月の第四木曜日の感謝祭を皮切りに、12月のクリスマス、そして大晦日のニューイヤーズイブとホリデーシーズンが続きます。アメリカは人種のるつぼと言われていますから、キリスト教以外の宗教も加わって、様々なお祝いが続きます。家族や友人が集まる機会がぐんと増える時期でもあります。
私の現在住んでいるアメリカのコネチカット州の友人は、感謝祭からクリスマスのホリデーシーズンには家族が集まった時に、ピンク色のペパーミントで出来た豚の形のキャンデーをベルベットで出来た袋に入れて付属のハンマーで割る、という「しきたり」を続けています。これはNY州のSaratoga Springs地方に伝わる伝統で、歴史的にはビクトリア時代にまでさかのぼるとも言われています。ピンク色のペパーミントの豚は「健康、幸せ、繁栄」を象徴しているのだそうです。
元々は年末に行われているしきたりのようですが、友人宅では感謝祭の食卓で、デザートが終わった後に家族や友人がテーブルと囲んで、それぞれが「私はxxxxに感謝しています」と一年を振り返って感謝を述べて、次々に回して行き、金属のハンマーで袋の中のピンクの豚を割ります。その儀式が一周したところで、粉々になったピンクのペパーミントの豚を器に出して、みんなでそれを分かち合います。
感謝を述べる内容は皆それぞれですが、「私は健康に感謝します」とか「私は妻と子供たちに感謝します」「私は音楽に感謝します」「私はアップルパイに感謝します」などなど、なんでも良いのです。
感謝祭の歴史を辿れば、ヨーロッパからアメリカ大陸に渡ってきた人たちが、アメリカ・インデイアンに農業を教えてもらって、初めての収穫をした時に、インデイアンと共に収穫を感謝した、というのが始まりです。一年に一回、家族が集まり、大勢の人の前でそれぞれの感謝の気持ちを言葉にして表すというのは、とても良いことだと思いました。毎年これを家族のしきたりにしている友人と一緒に感謝祭を祝えたことは、私にとってとても良い経験になりました。
サンクスギビングのテーブルだからこそ、感謝を言葉に表すことで、普段ちょっと恥ずかしくて言えないようなことも口に出来て、家族同士が愛情を確かめ合えることもあるのではないかと思いました。
アメリカでは11月の第四木曜日の感謝祭を皮切りに、12月のクリスマス、そして大晦日のニューイヤーズイブとホリデーシーズンが続きます。アメリカは人種のるつぼと言われていますから、キリスト教以外の宗教も加わって、様々なお祝いが続きます。家族や友人が集まる機会がぐんと増える時期でもあります。
私の現在住んでいるアメリカのコネチカット州の友人は、感謝祭からクリスマスのホリデーシーズンには家族が集まった時に、ピンク色のペパーミントで出来た豚の形のキャンデーをベルベットで出来た袋に入れて付属のハンマーで割る、という「しきたり」を続けています。これはNY州のSaratoga Springs地方に伝わる伝統で、歴史的にはビクトリア時代にまでさかのぼるとも言われています。ピンク色のペパーミントの豚は「健康、幸せ、繁栄」を象徴しているのだそうです。
元々は年末に行われているしきたりのようですが、友人宅では感謝祭の食卓で、デザートが終わった後に家族や友人がテーブルと囲んで、それぞれが「私はxxxxに感謝しています」と一年を振り返って感謝を述べて、次々に回して行き、金属のハンマーで袋の中のピンクの豚を割ります。その儀式が一周したところで、粉々になったピンクのペパーミントの豚を器に出して、みんなでそれを分かち合います。
感謝を述べる内容は皆それぞれですが、「私は健康に感謝します」とか「私は妻と子供たちに感謝します」「私は音楽に感謝します」「私はアップルパイに感謝します」などなど、なんでも良いのです。
感謝祭の歴史を辿れば、ヨーロッパからアメリカ大陸に渡ってきた人たちが、アメリカ・インデイアンに農業を教えてもらって、初めての収穫をした時に、インデイアンと共に収穫を感謝した、というのが始まりです。一年に一回、家族が集まり、大勢の人の前でそれぞれの感謝の気持ちを言葉にして表すというのは、とても良いことだと思いました。毎年これを家族のしきたりにしている友人と一緒に感謝祭を祝えたことは、私にとってとても良い経験になりました。
サンクスギビングのテーブルだからこそ、感謝を言葉に表すことで、普段ちょっと恥ずかしくて言えないようなことも口に出来て、家族同士が愛情を確かめ合えることもあるのではないかと思いました。
2023年12月09日
ビュッケブルグ歳時記 310
Karlsruher 裁判官達の持つ大きな権力!
Blog309で2024年の国家予算成立の行方が危ぶまれていることをお知らせしましたが、今回は来年の予算を持てないとの判決を下したこの国の連邦憲法裁判所の持つ大きな力と、裁判所が現在検討している政府の、又は政治家の諸々の疑問点についてお伝えしてみます。
先立って、連邦憲法裁判所とは16人の裁判官(半分は連邦議会、半分は連邦参議院により選出され、12年の任期を持つ)によるこの国の憲法裁判所です。
裁判所と聞くと「人間の犯した罪を裁判する所」と思ってしまいますが、憲法裁判所は罪を裁判するのではなくて、「政府がこの国の憲法に沿った仕事をしているか」を検討する裁判所なわけです。
この裁判所で現在、検討されている問題とは、
* ショルツ首相と銀行問題
これは首相個人の問題で、彼が首相になる前にハンブルグ(はベルリンと同じように市が州に見なされる)の市長をしていた時に、W. 銀行との間で行われたと言われる財政と税金政策の Cumーex スキャンダルの真相。
判決が出て不正事件があったとされることになっても、その詳細とか刑に関することはこの裁判所では降りないわけです。
* 暖房法規
この法規についてはSPD( 社会民主党 )と CDU /CSU, FDP( 自由民主党)が長い間争っていたのだが、この法規を作るには時間が必要だというCDU党の意見がこの裁判によって決まって、今もその時が来るのを待っている。
* 再度の選挙法改革
アンペル連合党の要求で新しくされた選挙法について抗議する告訴が出ている。この案は連邦議会を小さくするという案で、この案は左翼とバイエルン地方のCSUから出されたもので、裁判所の判決が待たれている。
* 連邦政府への質問
内務省のF 氏の「アンペルl連合党は言われた期限を守らなかったが、それに対する対する処置は」という問いに対しての裁判所の答えは 「14日間というのは仕事の忙しい時には守れる期間ではない」との判決を明らかにしという判決が読めます。
* 2021年のベルリン選挙での混乱
選挙用紙の不足、選挙までの長い待ち時間、決められた選挙時間を過ぎてからの選挙、もっと酷かったのは選挙所の扉が閉まった後の選挙で、CDU /CSU は選挙をやり直したいと訴えているが、この判決は12月19日に下りる予定。
ベレー帽を少し硬い形にした帽子も、長いゆったりしたローブも深紅、そこへ太いネクタイ状の白いマフラーで襟すじを彩っている老若男女の、この国最高の憲法裁判官達の写真からは、この国と国民を守ってくれるような雰囲気が見えるような気がするのですが。
Blog309で2024年の国家予算成立の行方が危ぶまれていることをお知らせしましたが、今回は来年の予算を持てないとの判決を下したこの国の連邦憲法裁判所の持つ大きな力と、裁判所が現在検討している政府の、又は政治家の諸々の疑問点についてお伝えしてみます。
先立って、連邦憲法裁判所とは16人の裁判官(半分は連邦議会、半分は連邦参議院により選出され、12年の任期を持つ)によるこの国の憲法裁判所です。
裁判所と聞くと「人間の犯した罪を裁判する所」と思ってしまいますが、憲法裁判所は罪を裁判するのではなくて、「政府がこの国の憲法に沿った仕事をしているか」を検討する裁判所なわけです。
この裁判所で現在、検討されている問題とは、
* ショルツ首相と銀行問題
これは首相個人の問題で、彼が首相になる前にハンブルグ(はベルリンと同じように市が州に見なされる)の市長をしていた時に、W. 銀行との間で行われたと言われる財政と税金政策の Cumーex スキャンダルの真相。
判決が出て不正事件があったとされることになっても、その詳細とか刑に関することはこの裁判所では降りないわけです。
* 暖房法規
この法規についてはSPD( 社会民主党 )と CDU /CSU, FDP( 自由民主党)が長い間争っていたのだが、この法規を作るには時間が必要だというCDU党の意見がこの裁判によって決まって、今もその時が来るのを待っている。
* 再度の選挙法改革
アンペル連合党の要求で新しくされた選挙法について抗議する告訴が出ている。この案は連邦議会を小さくするという案で、この案は左翼とバイエルン地方のCSUから出されたもので、裁判所の判決が待たれている。
* 連邦政府への質問
内務省のF 氏の「アンペルl連合党は言われた期限を守らなかったが、それに対する対する処置は」という問いに対しての裁判所の答えは 「14日間というのは仕事の忙しい時には守れる期間ではない」との判決を明らかにしという判決が読めます。
* 2021年のベルリン選挙での混乱
選挙用紙の不足、選挙までの長い待ち時間、決められた選挙時間を過ぎてからの選挙、もっと酷かったのは選挙所の扉が閉まった後の選挙で、CDU /CSU は選挙をやり直したいと訴えているが、この判決は12月19日に下りる予定。
ベレー帽を少し硬い形にした帽子も、長いゆったりしたローブも深紅、そこへ太いネクタイ状の白いマフラーで襟すじを彩っている老若男女の、この国最高の憲法裁判官達の写真からは、この国と国民を守ってくれるような雰囲気が見えるような気がするのですが。
2023年12月05日
【From America】「サンクスギビング」
アメリカのウインドゲイト緑です。
11月の第四木曜日はアメリカのサンクスギビング(感謝祭)です。この祝日は日本のお正月に似ていて、遠くに住む親せきがみんな帰省して集まります。従って、道路は混雑し、空港も多くの旅行者でごった返すので、道路や空港が一年で一番混雑する日とも言われています。また、食べ物に関しても、各家庭で多少の違いはあるものの、アメリカ全土でみんなが同じメニューである七面鳥を食べる、という点でも日本のおせち料理と似ていると思います。
感謝祭のメニューは七面鳥の丸焼きは勿論、スタッフィングと呼ばれる詰め物、パンプキンパイ、が定番です。それに、マッシュポテト、いんげんのキャセロール、ヤムと呼ばれる日本のサツマイモとは少し違うオレンジ色の芋などが定番です。そして、お腹いっぱいになったところで、フットボールの試合をTVで観る、というのがアメリカの一般的な感謝祭の過ごし方です。
サンクスギビングの次の日から、クリスマス・ショッピングが本格的に始まり、これが一年で一番の大きな買い物合戦となります。この金曜日を「ブラック・フライデー」と呼びますが、面白いことに日本でもこのブラック・フライデーだけは取り入れていることです。七面鳥は食べなくてもバーゲンセールだけは取り入れているのですね。週末はブラック・フライデーのバーゲンセールでお店が大勢の人で溢れますが、週明けの月曜日にはオンラインで買い物をするサイバー・マンデーもあります。オンラインの買い物が定着してきた昨今、このサイバー・マンデーも日本に取り入れられているのでしょうか。
日本人はなんでも海外のもの、特にアメリカの祝日や生活様式を取り入れて日本のものにしてしまうのが大変得意です。ハロウィンの仮装もその一つですね。ブラック・フライデーのバーゲンセールもまたその一つといえるでしょう。
11月の第四木曜日はアメリカのサンクスギビング(感謝祭)です。この祝日は日本のお正月に似ていて、遠くに住む親せきがみんな帰省して集まります。従って、道路は混雑し、空港も多くの旅行者でごった返すので、道路や空港が一年で一番混雑する日とも言われています。また、食べ物に関しても、各家庭で多少の違いはあるものの、アメリカ全土でみんなが同じメニューである七面鳥を食べる、という点でも日本のおせち料理と似ていると思います。
感謝祭のメニューは七面鳥の丸焼きは勿論、スタッフィングと呼ばれる詰め物、パンプキンパイ、が定番です。それに、マッシュポテト、いんげんのキャセロール、ヤムと呼ばれる日本のサツマイモとは少し違うオレンジ色の芋などが定番です。そして、お腹いっぱいになったところで、フットボールの試合をTVで観る、というのがアメリカの一般的な感謝祭の過ごし方です。
サンクスギビングの次の日から、クリスマス・ショッピングが本格的に始まり、これが一年で一番の大きな買い物合戦となります。この金曜日を「ブラック・フライデー」と呼びますが、面白いことに日本でもこのブラック・フライデーだけは取り入れていることです。七面鳥は食べなくてもバーゲンセールだけは取り入れているのですね。週末はブラック・フライデーのバーゲンセールでお店が大勢の人で溢れますが、週明けの月曜日にはオンラインで買い物をするサイバー・マンデーもあります。オンラインの買い物が定着してきた昨今、このサイバー・マンデーも日本に取り入れられているのでしょうか。
日本人はなんでも海外のもの、特にアメリカの祝日や生活様式を取り入れて日本のものにしてしまうのが大変得意です。ハロウィンの仮装もその一つですね。ブラック・フライデーのバーゲンセールもまたその一つといえるでしょう。
2023年11月28日
【From America】「アメリカでも味噌が人気」
アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカでは日本食が様々なところで人気を集めていますが、最初はシェフの間で隠し味のように使っていた味噌が、今では普通の家庭でも使われるようになってきました。
その良い例が、「サーモンの味噌グレーズ」。軽く塩コショウをした生サーモンを白ワインで蒸し焼きにし、その上に味噌とマヨネーズを混ぜたものを乗せて、軽くオーブンで焼き、こんがりと色を付ける、というものです。なんと1週間に一度はこれを食べる、というイタリア系アメリカ人の友人に聞くと、このメニューの時には白いご飯を一緒に食べるとのことです。びっくりですね。
更にびっくりしたのは、行きつけのイタリアン・レストランでのこと。お客をいつも同じメニューで飽きさせないように、と新しいメニューの研究に余念がないオーナーが見せてくれたのは、驚きの味噌でした。
「味噌を使ったソースを開発中なんだ。これ、見て」と見せてくれたのは、ひよこ豆の味噌。「味噌は大豆で作るのが本来の姿なのですが、、、、、。」というと、「それは分かっているよ。だけど、僕の行きつけの店では、ひよこ豆で作った味噌のほかに、玄米で作った味噌もあるんだ。色々使って新しいソースを開発しているんだよ」。と言います。
お寿司がアメリカに行って、カリフォルニア巻きのような姿になって人気を集めているのと同じで、味噌もアメリカに渡って、ひよこ豆の味噌や玄米の味噌が誕生して、それがイタリア料理に使われるようになっていくのでしょうか?
どんな新しいメニューが開発されるのか?楽しみですね。
アメリカでは日本食が様々なところで人気を集めていますが、最初はシェフの間で隠し味のように使っていた味噌が、今では普通の家庭でも使われるようになってきました。
その良い例が、「サーモンの味噌グレーズ」。軽く塩コショウをした生サーモンを白ワインで蒸し焼きにし、その上に味噌とマヨネーズを混ぜたものを乗せて、軽くオーブンで焼き、こんがりと色を付ける、というものです。なんと1週間に一度はこれを食べる、というイタリア系アメリカ人の友人に聞くと、このメニューの時には白いご飯を一緒に食べるとのことです。びっくりですね。
更にびっくりしたのは、行きつけのイタリアン・レストランでのこと。お客をいつも同じメニューで飽きさせないように、と新しいメニューの研究に余念がないオーナーが見せてくれたのは、驚きの味噌でした。
「味噌を使ったソースを開発中なんだ。これ、見て」と見せてくれたのは、ひよこ豆の味噌。「味噌は大豆で作るのが本来の姿なのですが、、、、、。」というと、「それは分かっているよ。だけど、僕の行きつけの店では、ひよこ豆で作った味噌のほかに、玄米で作った味噌もあるんだ。色々使って新しいソースを開発しているんだよ」。と言います。
お寿司がアメリカに行って、カリフォルニア巻きのような姿になって人気を集めているのと同じで、味噌もアメリカに渡って、ひよこ豆の味噌や玄米の味噌が誕生して、それがイタリア料理に使われるようになっていくのでしょうか?
どんな新しいメニューが開発されるのか?楽しみですね。