2017年05月30日

【From America】「世界中の種を保存」

世界の種02アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは「ノアの箱舟」ではありませんが、地球に何か大変なことが起こって地上の全てのものが無くなってしまった場合を想定して、世界中のあらゆる植物や穀物の種を冷凍保存している場所があることをご存知でしょうか?
その場所とは、ノルウエーの北にあるSvalbardという場所で「Global
Seed Vault」と呼ばれています。ここでしっかりと温度管理された場所に世界中の様々な「種」が保存されています。小麦の種だけでも150、000種類と言いますから、保存されている種の総数は想像を絶する数なのでしょう。なぜ、そんなに沢山の種類が必要か? 例えば麦ですが、それぞれの麦の種には特徴があり、今後 地球温暖化が進んだ時にどの種類が生き延びられるか? また、それぞれの麦の栄養も違うのでどの種類が大切になるか分からない、と言います。

世界の種01日本でも「地産地消」などという言葉もあるほど、その土地独特の野菜がある、もしくは「あった」ということを尊重して昔ながらの料理を再現して、絶滅寸前の野菜の種を育てて、復活させよう、という動きがあることを日本のTV番組で紹介していました。特に都会になって農業が廃れてしまった東京にも、その地域独特の野菜があったのですから、大切にしたいですね。
アメリカでも似たようなことがあります。
アメリカのある家族は、代々結婚する時のプレゼントとして指輪でもなくウエデイング・ドレスでもなく、おばあちゃんからお母さん、娘、そして孫娘へと受け継がれているパプリカの種を継承している、という話題を紹介していました。この種類のパプリカは、今となってはこの家族以外に持っている人がいないそうです。

世界中には1700のSeed Bankがあるそうですが、その総本山ともいえるこのノルウエーのGlobal Seed Vaultに日本の貴重な種も保存されていることでしょうが、新しく再発見された絶滅寸前の種も仲間に入れてもらいたいですね。



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2017年05月27日

ビュッケブルグ歳時記 155

民主主義にまつわり・・・


 先回はわたしの目に写る子権について書きました。この国の社会には人権だけではなく子権も強く意識されていると感じたのですが、過日、「子ども達にも一声を」と題する、一教育者執筆の記事が目に入りました。内容をご紹介します。


 〔民主主義とは、ある社会に強制出来る制度ではなく、まして何処かからの贈り物として手に入るものではない。この制度を健全に維持するためには日毎の努力が必要である。ドイツだけではなく世界に右翼勢力が幅を利かせるようになった現在は特に。
 この主義社会の基礎を築くのは未来を担う子ども達である。子ども達の意識を民主主義に向かわせる最初の教育場所は家庭である。年代を超えての家庭での政治論議は両親の持つ特権で、この論議へ子ども達を参加させ、彼らの声を聞き、最後に決定が必要な場合は子ども達にも票を与える。これは、次の段階にある学校での政治教育の土台となるものである。
 学校教育は知識習得を第一とするのは勿論だが、学校を”民主主義文化小社会”として、民主主義を社会学科として学ばせる場でもある。ここで必要なのは彼らの発想、要望、に耳を傾けることで、そこから彼らは民主主義共同生活政治を知ることになろう。
 最後に学校での政治教育で重要なのは、その時施政の与党と野党、両党の党意を理解させ、それに対する要請や勧告が彼らから示される場合には、それをおろそかに取り扱うことのないような心使いが必要}


 この記事は、誇張して言った場合には日本の社会の姿と全く反対の社会を書いた記事のような感じがあるように思えます。日本では両親がどの党に票を入れるのか知らない子ども達も多い家庭環境や、学校での政治教育は「形」を学ぶ教育で、政治の「実態」教育は政府が教師に制限するという事実などからそう思うのです。


 戦後70年が経っています。とすると、民主主義も70年経っていることになります。教育も6・3・3になって同じ70年経っているわけです。ドイツの教育も同じです。何処からこの2つの国の教育に、この場合は政治教育に、このように大きな差が出て来るのかと考えてしまいます。終戦までの各国の歴史が違う事は判ります。
 考えを追ってゆくと、例えば「話すこと」を重要視するこの国の知識段階は低いが、市民は「権利」「自由」の実態を知っていて、選挙をするだけではなく、政治に口を出し参与している、と思うと、民が政治に携わっている民主主義国なのだなと思うのです。これは、言い換えれば、市民が民主主義の意図を知っているということとも言えるわけです。この国の基本法には「国は国民の自由を侵せない」との一条もあるとすると、国は教師に対して制限の度合いを守っていることにもなるわけで、教師は政治授業を自由にできるわけです。 


 戦後、「民主主義はいい主義だ」ということから、この主義の細かい研究とか,真髄探求をせずに取り入れたことが、2国の考え方の差の原因かもしれないと思うようになりました。日本も明治時代にはある種のデモクラシーがあったとは聞きますが、民主主義の発端地はギリシャで、西欧の主義であれば、東洋人には直ぐに受け入れられない点もあったかもしれないと思うのです。
 かっての政治家たちの怠慢さを非難するよりも、今、あらためて民主主義を徹底的に研究する時が来ているのかもしれません。

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2017年05月23日

【From America】「ハンデイーキャップの犬達の役割」

ハンデイキャップ犬アメリカのウインドゲイト緑です。

ペットは可愛くて家族の一員ですね。そのペット達も人間と同じで、様々な事故や病気で障害を持つことになることもあります。写真の犬は後ろ足を失いましたが、車椅子をつけて芝生の上を元気に走り回っています。このハンデイーキャップを持った犬達が、病院で闘病している子供達を勇気づけるという大きな役割を担っているという話題です。

言葉をもたない犬達、愚痴をこぼさない犬達が障害をもっていてもその後 元気に走り回る姿は慰めの言葉などよりももっと力強いメッセージを子供達に与えるようです。「癒し」をもたらす大きな新しい役割を持って子供病棟を訪れて、多くの子供達に勇気を与えているそうです。

「コンフォート・ドッグ」という名前で病院を訪れ、その愛らしい姿で入院患者に癒しを与える、という話題はよく見かけることです。しかし、それとは一味違う形で、障害を持っても元気に生きる犬の「生き様」を見て、入院患者が勇気をもらうということです。これは別の意味でのコンフォート・ドッグになることでしょう。



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2017年05月22日

ブログ17-13

63歳で初婚ね、わたしまだ20年あるわ、がんばろうとTBS女のコメンテイター44歳がいつているのがかよつているリハビリセンターで話題になつていました。

作家でエツセイストの阿川佐和子さんが69歳の元大学教授と結婚したことがニュースです。

浅田真央さんが26歳で引退して夏の引退アイスショーで披露する新プログラムを練習するため,カナダに向けて出発した羽田空港で、今日が新たなスタート。

ショーを楽しみにしていてくださいといわれましたが、たくさんのスポンサーがつく真央さんとそのたではいかに、ちがうかわかりますね。野球でも、サッカーの世界でも同じ事がいえます。

河辺清司

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2017年05月16日

【From America】「乳がんのピンクの次は自閉症のブルー」


アメリカのウインドゲイト緑です。
前回に引き続き自閉症のお話です。

LVサインブルー01アメリカではかなり前から「乳がん意識を高めるためのピンクのリボン」が注目を集めて来ました。それがかなり定着して今では一種のファッションにもなっています。日本でもアメリカほどではないにしても、ピンクのリボンはあちこちで見かけるようになって来ました。

さて、次なる色はブルー。これは自閉症意識を高めるためのキャンペーン色です。ラスベガスのシンボルともいえるサイン(Welcome to Las Vegas)は皆さんも良くご存知だと思います。このサインの周りには夜になると黄色い電気が付いていました。それをブルーの色に変えて、自閉症意識を高めるキャンペーンに協力しましょう、という動きが出てきました。

LVサインブルー02この自閉症色のブルーが乳がんのピンクと同じくらいに普及するのにはかなり時間がかかると思いますが、初めの一歩を踏み出したともいえるでしょうか。
皆さんの周りに自閉症の人が居なくても トム・クルーズとダスティン・ホフマンが演じた「レインマン」をご覧になると自閉症のことが少し身近に分かってくるかも知れませんね。


aokijuku at 03:00|この記事のみを表示コメント(0)
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