2023年02月14日

【From America】「サンダンス映画祭 その2」

サンダンス映画祭01アメリカのウインドゲイト緑です。
前回に続き、サンダンス映画祭の話題です。

空港からホテルまでは順調に行ったものの、パークシティの街は実に混雑していて、普通なら5分で行かれる場所まで車で45分もかかる異常事態で、その人気ぶりが手に取るようにわかります。

パークシティのメインストリートには、華氏20度(摂氏マイナス6度位)と寒いのにも関わらずストリートパフォーマンスあり、有名な女優さんを取り巻き色紙にサインを求める人だかりあり、(私はその女優さんが誰だか分かりませんでしたが有名な方らしいです。笑)大きなワゴン車にはオーデイション車と書かれていて、寒いのでオーデイションをするために道路にワゴン車を停めている様子あり、等々。とにかく初めて目にする光景ばかりでした。

サンダンス映画祭02日本からの参加の映画又は日本関連の映画を観たいと思い、調べてみると、アニメ作品とサリン事件のドキュメンタリー映画が上映されているようでしたが、残念ながら切符が手に入らず実際にシアターに入ることが出来ませんでした。残念!!!

時期を同じくして、アメリカンフットボールのプレイオフが行われている週末でもあり、スポーツバーはフットボール観戦客でごった返し、それは賑やかな雰囲気でした。

次回に続きます。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)

2023年02月11日

ビュッケブルグ歳時記 290

政治好きなドイツの社会


 1月末のベルリン新聞に載っていた一人の女性の記事が目に止まりました。

 彼女は二人の子供を持つ母親で、クリスマスと新年をかけた7週間を予防拘禁で監獄で過ごしたという経歴を持つ母親ということです。
 投獄された原因が、歳時記287に書いた「Last Generation」の活動、政府の地球温暖化政策を促進するために団員が為す方法のためだということです。その方法とは数人の団員が高層道路の入り口に座り込んで、それぞれの手や足を道路に”瞬間貼り付け剤” で貼り付けて、車の通行を阻止することです。
 パリ条約でCO2を少なくするはずが、いまだに果たされていない。政策をもっと真剣に、早急にすることを政府に訴えるデモな訳です。

 
 新聞1ページの3分の2を占める彼女の闘争論理 を、簡単に書いてみます。

 {通信デザイナーとして働いていたが、地球崩壊を防ぐことはもっと大切なことだと知ったので、現在はLast Generation の仕事、Aktivismus に専任している。
 今の政府は、2045年には地球は気候ノイトラールになると言っているが、今までの経過ではその可能性はない。それを知らせるためのデモをしている。私たちの市民グループが政府を動かし、我々の要求に添うような政治処置をするようになることが目的である。

 最初、この団体を知らなかった時は希望は全然持てなかったが、一つの機関の中では希望を持って、活動をしている。
 警察という機関も、”敵”という感覚でなく一つの”仕事”として解釈しているので、友達とは言えなくても、お互いの立場は理解し合っている。

 私の娘も将来警察官になりたいという希望を持っているので、そのための必要な前提資格とか、機関などを調べている。
 今の時代にはどのような職業でもその役目を持っている。温暖化対策に関しては政治をする国家か、成果が見えない国家政治に成果を促す我々の促進デモ機関かどちらが正しいかをいつでも探りつつ私たちはデモを行っているのです}


 最後に、 { Last Generation が行っているデモが、国家を、市民や社会やその他の機関との討論に向けてくれることが目的で、私たちは道路に自分たちを貼り付けるデモを行なっているのす。このような我々のデモが効果を示さない場合は、他のデモが行われることと思うが、待ち時間がないことを忘れてはならない。地球がその存在を失くすまでの時間はそう長くないのだから} が、彼女の活動主旨です。

 何故このようなデモの模様をお知らせしたかといえば、ドイツでは多くの国民が政治に興味を持っていて、賛成でも反対でも政治に参加しているという事実を知っていただきたかったのです。
 社会に”あること”が起こると、それぞれが意見を持ち、この”貼り付けデモ”だけではなく、大小のデモが其処ここで行われるのがこの国ドイツなのです。

 政治に関する話し合いは、家庭でも、社会でも、二人以上の人が集まる所では盛んに行われます。政治に対する個人の意見は、本当にオープンに話すことができるのです。

 このことはやはり「民が主」という主義が、本当に社会に行きわたっていると言って良いと思うのですが・・・

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)

2023年02月07日

【From America】「サンダンス映画祭 その1」

アメリカのウインドゲイト緑です。
今回から4回に渡り、アメリカのユタ州のスキーリゾートで有名なパークシティで行われたサンダンス映画祭に行ったお話をさせて頂きます。

先ず、この映画祭についてですが、日本の皆さんは映画祭といえば、カンヌ国際映画祭が頭に浮かぶかもしれませんね。世界中にたくさんの映画祭がありますが、これは1978年から始まったアメリカの映画祭でインデイペンデント映画を対象としている映画祭です。毎年1月中旬から11日間、パークシティで行われるものです。日本のNHKもスポンサーに加わっています。この映画祭を出発点にして有名になっていく映画監督も多く、新人の登竜門的な存在です。名前の由来はこの映画祭を主催するアメリカの俳優ロバートレッドフォードが映画「明日に向かって撃て」で演じたサンダンス・キッドに由来するそうです。今年は1月19日から1月29日に映画祭が行われました。話には聞いていたものの私は初めてこの時期に行って、スキー客と映画祭客で賑わうパークシティを肌で感じてきました。

ターンテーブル先ずは最寄りの空港であるソルトレークシティー空港で気づいたことをご紹介しましょう。ソルトレークシティーと言えば日本の長野と並んで冬のオリンピックが開催された場所として日本の皆さんも馴染みがある名前だと思います。空港にはチェックインした荷物が出てくるターンテーブルがあり、そこに次から次へと預けた荷物が出てくるのが普通です。スキーターンテーブルしかし、普通のスーツケースのようなサイズのものではなく、自転車やホッケーのスティックなど大きくて特別な形のお預け荷物というのは別の場所から出てくるのが普通です。ところが、ソルトレークシティー空港にはスキー専用のお預け荷物ターンテーブルがあります。写真を見て頂ければお分かりのように、スキーが縦にならんでグルグル回るターンテーブルになっています。それだけでも、うーん、さすがに冬季オリンピックが行われた場所であり、有名なスキーリゾートを抱える空港だな、と感じました。私は初めて見ましたが、実に便利なものだと感心しました。

この空港から車で約35−40分のところに位置するパークシティに移動しました。

次回に続きます。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)

2023年01月31日

【From America】「空港のコートの預かりサービス」

アメリカのウインドゲイト緑です。

コロナ禍でも様々なことが元に戻りつつあり、世界中の人が「ニューノーマル」と呼ばれる「With コロナ」生活が始まっています。旅行もその一つで、今まで3年も旅行出来なかったから、という理由から 旅行に出る人が多いです。

アメリカは大きな国ですから場所によって気候が全く異なります。冬の雪深いNYやミネソタから飛行機に乗れば数時間で常夏のハワイやフロリダに飛んで行かれます。特に寒いところに住んでいる人は寒さを逃れるために冬に暖かい場所に旅行することが多いです。そんな時に邪魔になるのが分厚いコート類です。自宅を出て空港に行くまでは寒いので当然暖かいダウンコートなどを着て出かけます。しかし、一旦 暖房の効いた空港内でチェックインを済ませれば、後は飛行機に乗り、目的地に行くので分厚いコートは不要になります。そのコートを機内に持ち込み、スペースの限られた頭上の棚に収め、常夏のバケーション中にそのコートを持ち歩くのはナンセンス。とばかりに空港での粋なサービスがありました。それは空港でのコート預かりサービスです。

冬のコートミルウオーキーのMilwaukee Mitchell International Airportでは1日2ドル、又は戻るまで1旅行につき10ドルで分厚いコートを預かってくれるそうです。この空港では、行き先がフロリダ、アリゾナ、カリフォルニア、メキシコ、カリブ海のお客様が利用できるそうです。似たようなサービスはミルウオーキーに限らず、フランクフルトの空港にもあり、期間限定で10月から4月の寒い時期だけだそうですが、利用できるそうです。NYのJFK空港でもJetBlueに搭乗するお客様はこのコート預かりサービスを利用出来るそうです。

このサービスは、お客様が身軽になるだけではなくて、満席で頭上の棚のスペースがなくて搭乗寸前に無理やり手荷物をチェックインさせられることもぐんと少なくなりますね。荷物を入れるスペースがなくて苦労するお客やキャビンアテンダントの助けにもなる素敵なサービスだと思います。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)

2023年01月28日

ビュッケブルグ歳時記 289

Kampf-panzer (高精度を持つ戦車)の登場


 先回のBlog ではウクライナへのSchuetzen-panzer (防護戦車)の提供についてお知らせしましたが、新年になっての戦争状態から、表題の高度性能を持つ戦車の要求が大きくなり、1月25日にショルツ首相が沈黙を破り、ドイツ製造の精度世界一と言われている Kampf-panzer ”Leopard 2PA6“ の提供に同意するとの発表がありました。
 アメリカからの30台の ”Abrams 戦車との合同提供への複雑な経過は日本にも報道されていると思われますので、このBlog では ” Leopard “ について知ったことをお知らせしてみます。


* ウクライナが ” Leopard “ を要求する理由は?
 今まではウクライナはロシヤ製の古い戦車を使用していたが、国際交付が進んでいる 最近はドイツ産の “Leopard2” を欲しがっていた。
 1月の初めにドイツ外務大臣が東ウクライナを訪問した折に、ウクライナ外務大臣は「この戦車を提供してくれないと、ウクライナの兵隊の死亡数は多くなる一方である」との苦情を訴えていた。
 このようにウクライナは西からの兵器に頼っている。


* ”Leopard” の価値が上がる理由は?
 ドイツで1978年から Kraus- Maffei Wegmann 社は戦車製造を始めた。”Leopard 2A7“ の重さは60トン、体長は10mで、2014年から納入が始まり現在までに3500の戦車が生産されている。
 世界の14の国々がこの戦車を使用している。

 この戦車の主眼精度は:・120Millimeter-Glattrohrkanone(直訳は120ミリメーターの円滑大砲)で、停止していても、走りながらでも数千メートル離れている敵を射撃できる大砲を持っていることである。
 このほかに・時速70kmと動きの速いこと・走りながら大砲を打てること・モーターはDiesel で動くという経済的なこと・数キロを後方運転ができる、etc。


* ドイツ国とLeopardとの関係
 ドイツで生産されたこの戦車を他の国に売った場合、「買った国がこの戦車を他の国に提供する場合には、生産国ドイツの許可を必要とする」との条約がある。

 今回はポーランドがドイツの許容なしにウクライナに提供すると主張していたが、ショルツ首相の声明にはこの許可も含まれているので、障害なし。


* 首相の提供宣言はあったが、実際の提供可能性は?
 答えを先に言うと「?」である。この戦車の製造には1年がかかるので、今、必要な戦車は連邦国防軍にあるものを提供することになるわけだが、その詳細をここで明らかにすることは自国の軍備状況を明かすことになるのでできないが、2025年までに320の戦車を、との計画があるので、古いものを整備して提供することになるだろうとの記事が、ある政治雑誌の中で読めるということです。  


* 法律上での問題はないのかとの問いの答えとしては、ウクライナは自衛の戦争をしているので、ドイツが武器を提供しても交戦団体とはならない、ということです。 


 このような状況が今のウクライナ戦争の現状のようですが、一般市民の私はやはり戦争を仕掛ける国が人間的感情を失わないようにと切に願うばかりです。

aokijuku at 00:30|この記事のみを表示コメント(0)
月別の記事一覧
最新コメント