2011年02月27日

憲法

先日、久しぶりにヨーロッパから帰国した高校時代の友人に会った。
彼との一番の思い出は、遊びに行く時の待ち合わせの時「歌舞伎町」と「歌舞伎座」を間違えて、3時間以上お互いの自宅や知人に公衆電話をかけあい結局、遊べなかったという強烈な思い出があった。
 あの頃、携帯電話があったら人生や友人関係ましてや恋愛関係は大きく変わっていただろうなどと話になった。確かに、ここ30年で世の中は大きく変わった。生活習慣も家族構成も人生における1秒の価値も大きく変わったような気がする。

そんな時彼が唐突に言った言葉が「日本の憲法って、戦後一回も改正してないんだよね。」であった。
ドイツは同じ敗戦国でありながら、戦後51回も改正しており徴兵制も存在する。ちなみに、イタリアは14回、スイスにいたっては140回以上憲法を改正していることを知った。

世の中がこんなに変わっているのに、本当に日本国憲法は現代に沿っているのかどうか興味がわきました。

aokijuku at 00:03|この記事のみを表示コメント(0)

2011年02月26日

魔法の粉

島根県に出張した際には、必ず行く小料理屋さんがあります。
数年前までは関西の大型ホテルの料理長をされていたそうで、とても納得のできる味付けをしてくれます。素材は獲れたての日本海の幸ですから、言うことはありません。
その板さんからホテル料理長の時のことを聞いた話です。
ある団体さんより、お椀の汁の味がまずいと言われて支配人が飛んできたそうです。ちゃんと丁寧に出汁を取った自慢の一品だったそうです。
返された物を味見しても、自我自賛の味で、全く問題ないと言ってもお客様は納得しませんでした。
板さんは「またあれか・・・。」と言って弟子に「魔法の粉」を入れさせました。

そして、お客さんに出し直したところ「おいしくなった」と絶賛されたそうです。

「魔法の粉」とは今では「うまみ調味料」と呼ばれている「味の素」です。

料理人としてはできれば使いたくないそうですが、入れないとお客さんから「味が薄い」とか「味が変」と言われ客足にまで影響するため、仕方なく常用することになったそうです。

・・・。


aokijuku at 10:04|この記事のみを表示コメント(0)

2011年02月25日

15年経っても・・・

真穂としみ今日はカプリチョーザで食事をしました。
15年程前に一度行ったことがあるのですが、その時はあまりおいしいという印象がなかったため、足が遠退いていました。
ところが、ひょんなことから久々に足を運ぶことになりちょっと期待してオーダー
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注文したのは、昔からの定番で人気を誇るとメニューにあった『トマトニンニクパスタ』、『ペスカトーレ』、『四種類のチーズピザ』、『シーザーサラダ』。

そういえば、この間テレビでカプリチョーザが紹介されていて、あるタレントさんが「超〜おいしい」と絶賛していたなことを思い出し、今は変わったのかと一口、二口と食べ進めましたが、やはり15年前と印象は変わらず・・・。

今日はちょっと残念なディナーでした
※あくまで私の個人的な意見ですので、もしカプリチョーザがお好きな方がいましたらご容赦ください。

toshimi_maho at 22:00|この記事のみを表示コメント(0)

2011年02月24日

【見たり聞いたり】8 「タスマニア島」

タッシーと言われる島がオーストラリア南東メルボルンの南(下)にあります。最後の楽園とも言われています。
 ANZ銀行のトレーニーでオーストライアに滞在した時のことです。冬休みは単身赴任でもあって日本に戻るように言われていました。そのつもりでいましたら、急にそのまま滞在するようにとのことでした。そこで急遽どこかクリスマス休み行ってみようと旅行社をたずねました。オーストラリアはクリスマス休暇を半年前から楽しみに計画を立てて過ごすので一週間前の休暇先の良いところはそうありませんでした。偶々タスマニア一週間の旅のツアーに空席が一つ出来たとの知らせで予約しました。どんなメンバーか一応聞きました。カワイ子ちゃんが参加するのか念のため聞きましたら勿論多数参加するとのことでした。カワイ子ちゃんの英語にcharmingを使いました。
 当日空港に行きましたらどこを探しても若い女性のグループは見つかりませんでした。日時を間違えたのかと思いましたが念のため指示された場所に年寄りグループが降りましたので、聞いたところまさしくこれから行くツアーのグループでした。  続く


aokijuku at 00:03|この記事のみを表示コメント(0)

2011年02月23日

展覧会のためにイメージで描かれる看板

 私の画廊の看板ほど素敵な看板はない。
004t年間、何回の展覧会が企画されるだろうか,定期的ではないがいろいろな画家や版画家、また、ヨーロツパのマスタープリントの展覧会をしている。そのたびにどんなに忙しくても真理子さんは看板を書きにきてくれる。
 彼女の仕事の合間をぬって、、、そして必ず珍しいお菓子を携えて。いつ彼女との出会いがあったのか忘れてしまうくらい展覧会のたびにもう何十回となく看板をかいてもらっている。

 私も作者の作品のイメージに合いそうな紙を選びに伊東やに買いに行く。紙を選ぶのも楽しい。ミューズコツトンという表面に少し表情のある紙だと色に深みがあっていいようだ。真理子さんは壁に展示されている作品を見ながらイメージをふくらませていろいろな色をお皿の上で作り一気に書く。

 ときどき看板がいいからと6階まで展覧会を見にきてくれる未知の人たちがいる。真理子さんの書く看板は展覧会の内容と一体化してしまうからなんとも不思議なエネルギーがあると思う。
機械や道具からかもしだされる冷たいそらぞらしさがないので歴史ある銀座の街に溶け込んで美しいと思う。


aokijuku at 00:03|この記事のみを表示コメント(0)
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