2009年07月18日

【青木塾便りNo.5】 シリコンバレーに学ぶ…その4

岩城先生は言いました。この体温計は患者の気持ちが何もわかっていないセンサーメーカーの技術者の発想ですね。入院している(男の)患者さんにとって、朝晩看護婦さんが来て簡単なお話をしながらそっと脈を取ってくれるその瞬間こそ一日の最高の至福の時間帯である。30秒が10秒になるから時間の節約になるとは現場を知らない典型的なケースであると。
言われてみるとなるほどと感心しました。もう一つポータブルレントゲン機を紹介されました。これも岩城先生にNOと言われました。なぜか?…以下次号へ

kiyoshi_kawabe at 10:11|この記事のみを表示コメント(0)

2009年07月13日

【ひとこと】JALとJR東海

JALはなぜ政府支援なのか?

JALは、6月に政府保証で日本政策投資銀行などから1,000億円の融資を受けた。新聞によると経営改善計画を策定することを条件に年内の追加融資を求めている、とある。ということは、経営改善の計画を示さずに1,000億円いただいて、なおまだ資金は足りないということである。6月末に資金不足でJALが経営破綻すれば、7月の都議選とまもなくと見られている総選挙を前に、ようやく持ち直し気味の景気に水を掛けることは必死であり政府と与党もやむをえずと目をつむったのであろう。
経営改革の確たる見通しも無いまま公的資金をずるずるつぎ込んだ、リーマン・ショック後のブッシュ政権のGM支援とよく似ている。そうすると、半年先の運命は破産法適用である。米国における製造業の象徴であった自動車産業への国民的な共感、減少したといえGM・クライスラーはじめ自動車産業の労働人口の多さ─ それでも米国議会では経営の失敗のツケを国民の税金でまかなうことにつき激しい議論があった。
JALになぜ税金をつぎこまねばならないのか?JALが倒産すると国民の生活にどう影響があるのか?航空業界を襲っている経営環境の急激な悪化は理解できるが、自動車産業はじめ派遣切りをやらねばならぬ製造業だってもっと大変な状況である。同業の全日空の前期決算は黒字であった。JALの路線がなくなって不都合になるなら、全日空など健全な他社にその路線を譲って退場してもらいたい。民間企業としての優勝劣敗の結果は明らかである、政府が、ひいては国民が経営に失敗したJALを支援しなければならない大義も名文も無い。
(次回は「JR東海のリニア中央新幹線は必要か?」です。)


iida_hiroshi at 13:16|この記事のみを表示コメント(0)

【青木塾便りNo.4】 シリコンバレーに学ぶ…その3

メディカル関係のアドバイサーに当時UCLAの岩城裕一先生になっていただいて(この先生に出会うまでがまたいろいろな方のご縁がありました)からメディカル案件が来ると、東京本社に紹介すると喜ばれるかどうか当然のことながらスクリーニングが的確になりました。
こんな案件がありました。
今でこそ体温計を計るのに家庭用はおよそ10秒で出来ますが20年前は2分はかかりました。そこに口にくわえて(くわえた部分は毎回取り替える)10秒で測れる体温計を開発したセンサーのベンチャー企業が製造権も含めて日本に是非売り込みたいとやってきました。世界中に看護婦さんが何百万人いて時給仮に1,000円として2分が10秒に短縮されたらその人件費のコストカットは大変なもので間違いなく超優良企業になるだろうなるうたい文句です。これは早速良い案件が紹介できると喜び勇んで岩城先生に相談しましたらNOでした。なぜか分かりますか。目からうろこの返事が返ってきました。
…以下次号へ

kiyoshi_kawabe at 12:48|この記事のみを表示コメント(0)

【From America】不動産の神様

forsaleアメリカのウィンドゲイト緑です。
アメリカの不動産業界はサブプライムローン問題以来、大異変を起こしています。勿論、これが原因でアメリカだけでなく世界的な経済問題を引き起こしたわけですから、諸外国も同じ様な問題を抱えていると思います。相次ぐ自己破産で銀行が所有する不動産物件の数が膨れ上がり、競売にかけられたり、2−3年前の半分や3分の1位の安値で取引されたり、今不動産は「買い手市場」です。

事情はいろいろあるにしても、不動産を売却するというのは大仕事です。家を売却するのには、不動産会社にお願いして仲介をしてもらうわけですが、それでも思うように売れない時、アメリカではこんな事を行っています。
「困った時の神頼み」という言葉がありますが、世界中、考えることは皆同じということでしょうか。西洋ではキリスト教が中心ですが、数ある聖人の中の一人であるセント・ジョセフは不動産の売却を早める際に大いに力を発揮してくれる強い味方として定評があります。少々おまじないじみていると思うかもしれませんが、これが実はとても良く効くのです。私達も数年前、東海岸のコネチカット州にある家がなかなか売れなくて、セント・ジョセフのお世話になり、無事に家を売ってラスベガスに引っ越してきました。

先ずは、セント・ジョセフの人形を入手します(インターネットで入手できます)。次に、物件の売り出しを示す立て看板の足元に穴を掘ります。その穴の中に、このセント・ジョセフの人形を逆さまに(頭を下にして)埋めます。この時注意することは、人形の顔が家を見に来るお客様の方を向くように、道路や門に向けて埋めることです。そしてお祈りの言葉を唱えます。こうすれば効果抜群! すぐに物件は売れる、ということでした。

我が家は、セント・ジョセフを埋めたのと同時に不動産会社を変更したせいもあり、その後すぐに家が売れましたから、一概にセント・ジョセフのお蔭です、とは言えませんが、確かに結果は出ました。アメリカでは大勢の方々が「絶対に効果がある」と言っています。不動産を売りたい人が多い時ですから、もしかするとアメリカでは今セント・ジョセフのお人形が密かに売れているかもしれませんね。
日本の皆さんは、この方法、信じますか?


midori_windgate at 12:33|この記事のみを表示コメント(0)

2009年07月09日

【青木塾便り No.3】シリコンバレーに学ぶ…その2

魅力ある日本と組みたいために医療関係、エレクトロニクス関係等いろいろな案件が持ち込まれました。そのどれもが高度の専門知識を要求されとても素人には判断できません。そこで必至になって上記案件が理解できて的確なアドバイスが出来る人を探さなければいけませんでした。探す前にそのような人がいると会社のためになるから特別予算を用意して欲しいとの折衝が一苦労でした。日本株をどれだけ取り扱ったかの物差しは本社にありましたがIPOの主幹事になる可能性のあるネタの物差しはありませんでした。
結果的にメディカル関係では免疫学の岩城裕一博士、エレクトロニクス関係では留守番電話の発明者山元雄一郎博士に出会い、諸案件の価値、可能性を高所から見てもらいどれだけ助かったか、またそこからの人とのつながりは大変な財産になりました。今日毎日人と会えるのもお二人との出会いが原点です。
…以下次号へ

kiyoshi_kawabe at 15:01|この記事のみを表示コメント(0)
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