2011年05月23日

【明日の世界】No.73「幼稚園児がミュージカル、キャッツに挑戦」

ボイストレーナーの第一人者Nさんに聞きしました。
学芸会と子供ミュージカルの違いがわかりますか。
学芸会は生徒のみ参加ですがNさんのミュージカルは先生も父兄も参加する全員参加型です。2年前
に行われた静岡市のミューカルでは現役の校長先生も参加して初めて舞台で踊りましたが、その下手さ加減が生徒に大うけで一挙に盛り上がったそうです。照明や美術は地元の専門学校生が参加して、彼らの実習にもなって、今年から毎年開催することになりました。商店街も700万円集めてミュージカル実現に協力しました。全員参加型のミュージカルをどうもって行くのか、やはりそこにはオーストリア滞在20年、ウイーン少年合唱団に7年関わってきたノウハウが大きく関係してきます。
横浜市にある園児300名のY幼稚園がNさんの指導でこの秋キャッツに挑戦します。1000人収容のみなとみらいホールは大きな話題になること間違いないでしょう。


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2011年05月22日

追い越し車線を走り続けると・・・。

先週は福井県に出張に行っていました。小松空港からレンタカーで北陸道(高速道路)を西へ走ります。

関東地方の高速道路と違い車の量も少なく、島根県で使用する山陰道と異なり片側2車線の道路なので快適です。

左側の走行車線では少しスピードが遅いように感じ、右側の追い越し車線を制限速度ややオーバー気味で快適に走っていました。
すると、同乗していた同僚から走行車線に入るように言われました。

聞けば、この高速道路では「通行区分違反(道路交通法第20条)」によって、ずっと追い越し車線を走っていると違反切符を切られることもあるとのこと・・・。

忘れてました!確かに免許取得前の教習所の講習で聞いたことを思い出しました。

普段渋滞している高速道路に慣れた者にとっては、すっかり忘れている違反です。
制限速度を守っていても、約1キロメートル以上追い越し車線を走り続けると違反で捕まることがあります。(走行車線がある程度空いている時が前提ですが)

概ね注意だけの場合も多いそうですが、片側2車線以上の高速道路で追い越し車線を走り続けるのは気を付けましょう。

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2011年05月21日

スペイン体験記 その9

銀行口座が開くまでの2週間、お金がないというダメージは精神、肉体に色々な影響を与えるんだなと、身をもって感じた日々でした。

この2週間、メインの食糧はリンゴでした。
時間だけは持て余していたので一番、安くて量が多いものを市場、スーパーを巡った結果、ナンバー1がリンゴでした。当時、1キロ約30円ぐらいでした。
リンゴをメインに時々、アクセントにヨーグルトを購入したのですが、よくよく考えてみるとスプーンがありません。
すっかり、スペインという国、スペイン人に対してある種の不信感を抱いていた私には宿の親父さんにスプーンを借りるという明るさもその時は持ち合わせていませんでした。

とにかく、この自分の身に降りかかっているスムーズに事が進まない出来事に対して、なるべく人との接触を拒み、ただただ、時間が過ぎ去るのを指折り、数えていました。

今、思うと、少し病気です。ヨーグルトをどうやって食べるか悩んだあげく、あのヨーグルトのふたを折り曲げて食べるのがもっともスムーズに食べられました。
しかし、あのふたの舌触りは美味しいはずのヨーグルトの味を二段も三段も落としてしまう後味がしました。
その時、スプーンという食器を発明したひとを思うと、とてつもない大発明だと思いましたし、スプーンがあるということはもう、それだけでありがたい事なんだなぁと、スプーンに対してとても感謝の念を抱きました。

こんな食生活をしているうちにこんな事がありました。
真っ暗な部屋にいても気が滅入るので、行くあてもなく外に出ていました。前方の狭い歩道に老夫婦がものすごい、遅い速度で歩いていました。普段なら、“邪魔だなあ”と、内心、イラッとしながら追い越していました。
ところが、内心、イラッというところまでは一緒だったのですが、追い越したくても
追い越せません・・・。歩行速度のギアチェンジが出来ないというか、一瞬の追い越す力がでません。自分の体が言う事をきかないのです。

その時、初めて、お年寄りの体力とはこれぐらいなんだ、と、気付きました。今まで、道を塞いでいるお年寄り全ての人に対して、“今までイラッとしてごめんなさい”と、思わず、神様に祈りたくなりました。

そして、ついに、自分も終わってしまったと感じた事がシャワーを浴びていた時でした。10分でお湯から水に容赦なく変わる安宿のシャワーでした。最初は寒い水で洗い残しを流していましたが、すっかり洗い方の順序も10分内で確立していました。

ある日、ふとシャワーを浴びている足元を見ると真っ赤でした。どこから流れてきているのか分からず、一瞬、混乱しました。流れ続けている赤い液体の出所を探すと、自分の鼻からでした。おびただしい量の鼻血がでていたのです。

流石に、ショックでした。浴槽の壁に手をつけながら悩むポーズをつくり、何か悪い病気になってしまったか、今までの自分の行いの悪さが神の怒りに触れて罰があたってしまったのか・・・

まだ、マドリッドに来てなにも始まっていないまま、自分はダメになってしまうのか・・・

と、悲劇のヒーローに浸っていた所、お湯が水に切り替わりました。
そうなると、過去も未来も憂えることはなく、ただ目の前のことに対応するのみです。物凄いスピードで洗い流して部屋に戻りました。

いつの間にか、鼻血も止まっていました・・・。

その後、空手家の先生とお話しする機会がありました。その空手の流派では一年のうちに一カ月、断食をするそうです。ハードな練習は変わらずに続けるそうで、体が慣れるまではとても辛いと仰っていました。ところが、2週間も経つと、体の要らないものが一気に宿便という形で排泄されると、技の切れ、体の軽さなど、今までの技から見えなかった部分がより見えてきて理解も深まるそうです。
そして、4週間目に入ると空腹感、体の軽さ、技の切れは鈍くなり、その代わりに体の最大の欲求として自らの子孫を残そうという欲求に変わるそうです。

その、空手家の先生の感想だと、肉体が死ぬ最後のサインだということでした。
この話しを聞いて、自分が流した鼻血は何て小さいことだったのだろうと後で知りました。

本当に上をみると切りがないし、知らないことだらけな世の中だなあと思います。





aokijuku at 00:03|この記事のみを表示コメント(0)

2011年05月20日

お宮参り

真穂としみok先日、お宮参りに行って参りました
場所はいつもお世話になっている明治神宮。

初めてのおめかしに優成(私の息子)はちょっぴりとまどいながら外へ出るといつもとは違う外の世界に不安そうな感じでした。

到着後、受付を済ませて待っているとやはりお宮参りに来たご家族が何組かいました。
掛け着(晴れ着)を誰がつけるのかということになり、周りをみてみるとお母さん、お父さん、おばあちゃんなど様々。
そこで受付の方に聞いたところ、最近は家族3人でお参りに来る人が多いので、お母さんがつけてる人が多いとのことで私が掛け着をつけてご祈祷してもらうことにしました

ご祈祷中、優成は太鼓や筝の音色に興味深く耳を済ませていましたが、すこしするとぐずってしまい、夫が後ろで立ってあやしていると、他のお子さんも泣き出してしまい、赤ちゃんをあやそうと立ち上がったのがみんなお父さんたち。赤ちゃんをあやしている姿が微笑ましいのと同時に現在の育児事情を垣間見れた気がしました
2011051520360001


toshimi_maho at 08:00|この記事のみを表示コメント(0)

2011年05月19日

【見たり聞いたり】20 「歴史に学ぶ」

東日本大震災以来吉村昭の三陸沖大津波や関東大震災の本が売れていると言われます。本屋に行くと本棚に話題の本のコーナーと新聞の書評別のコーナーとがあって簡単に目的の本が購入出来ました。読むと前者の本は今回の東日本大地震について書いてあるのではないかと思うくらいでした。まさに歴史は繰り返すのですか。
先日小泉前首相の講演を聞く機会がありましたが彼は今こそ歴史に学ぶ時であると言っていました。ついでにコメンテイターが散々菅現政権をけなしていましたが
質問者がそれではポスト菅は誰が良いのですと聞きましたら小泉の息子など候補になるだろと俄然現実離れになりました。コメンテイターの役割はこんなものかと感じてしまいました。
ところで歴史と言うと高校同期にアメリカ史の元大学教授の泰斗がいて、会うと色々教わることが多くありました。7,8年前のことですがギリシャに行ったときにアテネのシュリーマンの歴史館が閉館になったとありました、トロイアの遺跡を発掘したことで全世界に衝撃を与えたことで有名でしたが、そのことを帰国してから泰斗に話をしたら。ああシューリマンは日記に遺跡発掘は捏造であったと告白したことが分かったのでそれが理由かもしれないと言われました。
世界歴史に疎い小生はああそうなのかとなんの疑問も持たずに納得したのですがもっと歴史に関心をもっていたらそこでさらに突っ込んで本当にそうだろうかとぶつけたら大家もさらに深く教えてくれたのにと思っています。こちらのレベルが低いと質問も出来ずに終わってしまうことは毎日の生活でも言えることで、やはり何事にも好奇心をもって分からないことはすぐ調べる姿勢が必要と考えています。

aokijuku at 00:00|この記事のみを表示コメント(0)
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