2009年08月20日

【青木塾便り】No.10 「MR島田」その2

山一證券ニューヨーク店からロスアンゼルス店に転勤になって二日目、地元の方に連れられて、日本人街リトル・トウキョウの忘れもしない「鮨元」に入った時、不思議なオーラを放つロングヘアーの男がカウンターで一人静かにすしをつまんでいる姿が目に飛び込んできました。一瞬宮本武蔵に会ったのではないかと感じました。初めてあった人ですが何故か声をかけずにはいられなくなり、隣の席に移り直して、「あの〜ちょっとお話をしても宜しいでしょうか」と思い切って声をかけました。「どのようなお仕事をなさっているのですか?」「私は島田晴夫と言うマジシャンです。」「そうですか、ご存じないでしょうが私の母方の親戚にマミヤカメラの創業者の間宮精一がいまして、実業界のアマチュア・マジシャンとしてそれなりの方です。」「え〜今、間宮精一先生といわれましたか?」「はあ、間宮精一です。」「間宮精一先生ですか!!私の恩人です。」
彼がラスベガスを超満員にするスーパー・マジシャンとはその時は知りませんでした。…次号に続く

kiyoshi_kawabe at 18:07|この記事のみを表示コメント(0)

2009年08月19日

【From America】 「発音の大切さ」その2

英語辞書アメリカのウインドゲイト緑です。
前回は、日本で某コンピューター会社の備品注文のために電話をかけたらアジア系の日本語が上手な人が対応してくれたものの、ネイテイブでないために発音が間違っていて、充分なコミュニケーションが出来なかった私の経験をお話しました。

日本人が英語を話す時、もっとも苦手と言われているのが「L」と「R」の発音です。他には「S」と「SH」の間違いも良く耳にします。しかし、英語の発音で苦労しているのは決して日本人だけではありません。世界中を見回せば、国によって独特の苦手な発音やら陥りやすい間違いは母国語によって様々です。
なんだかちょっと変かな? という発音から、全く意味が違ってしまう発音まで、例を挙げればキリがありません。
ここに私がアメリカで聞いた様々な発音間違いの中から3つをご紹介しましょう。


1.Fax machine 「ファックス・マチーン」 タイ人の間違い
マシーンというカタカナ英語はもう既に日本語になっていると言っても過言ではありませんから、これを間違えるなんて?!と思うでしょう。しかしスペリングを見ると「ch」を「チ」と発音することが多いので、これは納得の間違いですね。

2.Vegetable 「ベジテーブル」 オーストリア人の間違い
ベジタブルと言うカタカナ英語ももう殆ど日本語になっている感じがします。しかし、スペリングを見ればテーブルの前にベジがくっついたと考えると、これも納得の間違いですね。

3.Fried rice 「フライド・ライス」 中国人の間違い
日本語で言えば炒飯。チャーハンのことです。アメリカで中華料理は手軽なテイクアウト料理として人気があるので、アメリカ人はこの間違いには慣れているようで、コミュニケーションで間違いが起こることはありません。
カタカナで書けば、一見どこがいけないの? と思うでしょうが、中国人は発音がFlied liceになってしまいます。お米のRice。冒頭のRがLに換わるとLice。これは、不潔にしていると髪の毛などに付くといわれている虫「しらみ」の複数形。レストランで「しらみ」をお客様に出しては大変! でもご安心ください。この間違いはあまりにも有名なので、日常生活に問題はありません。しかし、相手がわかってくれるから間違いのままでよい、と言うわけではなく、正しい発音を勉強しなければいけない代表的な例です。「L」と「R」の違いは中国人だけでなく日本人にとっても苦手なものですから、この例は「ひとごと」ではありませんね。


やれやれ、我々日本人を含む英語を母国語としない者達にとって、英語の発音は永遠の課題と言えそうです。しかし、発音の難しさに苦しんでいるのは日本人だけではない、と言うことを覚えて、さあ、勉強に精を出しましょう。このような可愛い発音間違いは小さなことで済みますが、前回ご報告したようなことが起こると、ビジネスにも影響を及ぼすかもしれません。私はもう少しであの注文をやめようと思ったくらいでした。
外国人なのですからネイテイブと同じように発音できなくても仕方がないでしょうが、少なくともコミュニケーションに支障をきたすことが無いようにしたいものです。

midori_windgate at 10:37|この記事のみを表示

2009年08月13日

【青木塾便り】No.9 「MR島田」その1

翌日日米会館で行われた渡辺淳一先生の講演は当時日経連載の小説が評判のせいか満員でした。わが女房はひときわ目立つ先生の秘書を一発であてました。
さてこれからしばらく全米マジシャンベスト3に入るMR島田についてお話させてください。
ハリウッドにあるマジックキャッスルは世界で活躍するマジシャンが集まるプロのための殿堂で彼らの情報交換の場になっています。そう簡単にはメンバーになれないクラブの会員に何故なれたのか、MR島田との不思議な縁が取り持ってくれました。…次回に続く

kiyoshi_kawabe at 11:58|この記事のみを表示コメント(0)

2009年08月10日

【From America】 「発音の大切さ」その1

日本語辞書アメリカのウインドゲイト緑です。
アメリカでは、コンピューター会社のサポート・サービスに電話をかけると、自動的にインドにつながってしまって、殆ど米国内の米語を母国語にする人とは話ができない、というのが普通になってきています。

日本帰国中、某コンピューター会社にインクジェットを注文すべく日本語で電話をかけました。大変流暢な日本語だったので、「どこか地方出身の少々訛りがある人なのかな?」と思って話を始めましたが、料金の振込先情報を頂く時になり、この方が日本人ではないこと、この方の言っていることが何を意味しているのか私には分からないことが起こり、コミュニケーションに大変苦労しました。

振込み口座の名義は「カタカナでXX。XXカコでごじゃいます」??「はあ?」??「あのう、すみません。カコとはいうのは、発音としては現在、過去、未来のカコですか?」「はい、そうです。カコでごじゃいます。でも漢字ではありません」「はい? そのカコってどういう意味なのでしょう? 会社の名前のXXは分かりますが XXカコっていうのが どうも私には納得がいかないのですが、、、、」「はい、カコでごじゃいます。株式会社のカコでごじゃいます」
ここまで聞いて、やっと分かりました。彼は「括弧」と言いたかったようです。ところが、彼の発音は立派な日本語の発音「カコ」であって、私には「カッコ」とは聞き取れないのです。どうやらアジア系の人の特徴で、日本語の促音である小さな「ッ」が発音出来ないようです。彼が言いたかったのは、XX(カ と株式会社名の省略として、括弧をつけてカタカナで「カ」を入れてください、という意味だったのですね。しかし「カコ」と聞いてしまった私には、どうやって想像力を働かせても「過去」と言う言葉しか頭に浮かばず、「括弧」と言う言葉にはたどり着くことができませんでした。

日本語を流暢に操る外国人が様々な仕事の場面で登場するようになると、日本語を母国語とする聞き取り側が、時には想像力を働かせて相手の意味するところを汲み取って上げなければいけないということになりそうです。立場を逆に考えてみれば、日本人の英語を聞き取るアメリカ人も、実はかなり苦労しているのかもしれません。
英語を教える語学学校では「発音など気にしないで、どんどん英語を話せば良い。自分の意見をしっかり持っていれば、発音なんか下手でも相手はちゃんとアナタの話を聞いてくれる」などと言います。確かにこの言葉には一理あると思います。しかし、発音が下手だと話の筋道さえも通らなくなり、話の途中で意味がわからなくなる、と言うことも起きてしまう可能性があります。今回の経験で良い勉強をさせて頂きました。どの語学を勉強する時にも、「正しい発音」をきちっと学ぶことは、コミュニケーションにおける誤解を避けるためにも実に大切だと痛感しました。


midori_windgate at 20:53|この記事のみを表示コメント(0)

2009年08月06日

【青木塾便り】No.8 「シリコンバレーに学ぶ」その7

岩城先生の先輩で作家の渡辺淳一さんをハリウッドにありますマジッシャンの殿堂マジックキャッスルに案内しました。岩城先生も渡辺さんもゴルフの腕前がシングルです。それはそれは若く美しい女性を同伴され一瞬お嬢様かと思いましたがボクの秘書ですと紹介されました。その時初めてお会いした方にもかかわらずどこかであっている気がしてしょうがありませんでした。よく考えたらその時日経新聞に連載している小説のヒロインのイメージそっくりでした。家内に明日渡辺先生の講演が日米会館であるが秘書を当ててみたらと言いました。
…次回に続く


kiyoshi_kawabe at 20:36|この記事のみを表示コメント(0)
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