2017年10月17日

【From America】「ドーナッツの語源」

ドーナッツ01アメリカのウインドゲイト緑です。
ドーナッツはアメリカ人が大好きなお菓子です。映画を見ていると警察官が署で食べているシーン、或いは張り込み現場に差し入れするのはコーヒーとドーナッツが定番です。日本にもダンキン・ドーナッツやクリスピー・クリームが上陸して、ドーナッツの美味しさが紹介されています。

しかし、どうして「ドーナッツ」というのでしょうか? その語源を探ってみると、ドーナッツやケーキ、クッキーの生地のことを「dough」といいますよね。
このdoughの真ん中に元々は木の実の nutsを入れていたことが語源なのだそうです。「dough nuts」が変化して、「donuts」となったということです。
ドーナッツ03今では真ん中にナッツの入ったものは売られていません。というのも1872年にドーナッツの真ん中の穴を開ける機械が発明され、それで今の真ん中に穴のあるドーナッツが誕生しました。

ドーナッツという言葉は食べ物だけではなくて、真ん中に穴の開いたものをドーナッツ型と表現して、ドーナッツ・クッションなども売られているのですから、もう四角、三角、○、そしてドーナッツと形を表現する言葉にまで発展していますね。

アメリカ人が好むドーナッツの食べ方は、コーヒーに浸して食べる、という方法です。これは、日本そばの食べ方で江戸っ子がうるさい講釈を言うのに似ていて、あまり長く浸さず、さっと浸して食べるのが「通」だとか、、、、。 ちょっと古くなって乾燥してしまったドーナッツの食べ方としては良いかもしれませんが、私としてはドーナッツはそれだけで食べて、コーヒーを飲んで口の中で融合させる方が美味しいような気がします。皆さんもアメリカ人になった気分で一度この食べ方をお試しくださり、ご感想を聞かせてくださいね。



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2017年10月14日

ビュッケブルグ歳時記 164

周りを見渡すと


 既に、近所の外国人住人、仕事関係のロシア帰化人アナについてはお知らせしましたが、今回は、今までに教えた生徒の中にいる(た)移住民子ども達についてお話ししたいと思います。


 と言っても、わたしにとっては、数年前からのシリアやアフガニスタンからの戦場難民問題が持ち上がって以来、移住民についての認識を強いられるようになったというのが実情なのです。ドイツには様々な国からの移住民が多いということも、改めて思い知らされたことです。それまでは、習いに来る子ども達の中に名前とか様子とかがドイツの子ども達とは違う事は感じ取り、出身国を質したりしていたのです。ただ、小学校2年生以上でピアノを習いにくる子ども達は、この地で生まれたか、ごく幼少の時に家族で移住をしたという環境が多いので、ドイツ語に支障を持たないということも、外国人という意識を持たされない理由だったかとも思えます。このように、外国人でも何の差異感も持たずにレッスンをしてきたわけです。


 もう20年前になりますが、兄弟で入ってきた生徒がありました。兄のヤコブは数年でアビテュアー(高校卒業大学入学資格試験)の年になり、その準備のためにピアノは止めました。そしてその年の卒業生総代となり、あの当時は未だあった学校からの3万マルクの賞金を授けられました。その後は、これも未だあった義務兵役を終了し、ハンブルグの、ドイツでは異例の、私立大学で法律を勉強、博士号を取り、現在は大手の会社の弁護士をしています。
 7歳年下のマークスは小学2年生から、ニュルンベルグ大学の歯科入学まで、ピアノを続けました。最後のレッスンに、「僕は、盲腸の手術の時、1回休んだだけで後は皆勤だった」と云いました。云われた先生のわたしが驚くとともに、大喜びをしたという愛弟子です。そういえば、何かの都合、例えばレッスン場の学校の都合などでレッスンが出来ない場合は、両親から「お宅でしていただけないでしょうか」との丁寧な依頼があり、家庭を知るのも良いかとの思いから、送り迎えの両親共々の機会が数回あったことも思い出します。両親は二人とも医者です。
 

 この折りに両親が「私たちは共産主義で灰色の祖国を捨て、自由とより良い生活を求めて、生まれたばかりのヤコブだけを連れてドイツに来た。その他には本当に何も持たなかった。一生懸命働いて今の地位を築き上げた」と云っていたのを思い出すとき、この言葉の持つ本当の意味を今はわたしも少し理解出来ると思うのです。
 理由は、ベルリンに住む一女性ポーランドジャーナリストの本を読んで、1989年をピークとするポーランドからの移住民の在り方を知ったからです。
「我ら、努力家の移民者」というタイトルからも読み取れると思いますが、ドイツで受け入れられる移住者になろうとする努力と、その裏にはドイツ人には負けないという野心も見逃してはならないと読み取れるわけです。
 マークスは今、ライプチッヒで歯科医をしていますが、この兄弟は今でも、何かの機会があると私を訪ねてくれます。ある時、ヤコブが話してくれた彼の今後の生活についての話をご紹介します。「僕が結婚した時には、姓名を彼女の(ドイツ人であることが前提)ものにして、その代償として、子どもの宗教教育(ポーランドは厳正なカトリック)は彼女の望む通りにする積もりだ」
 姓名をドイツ名にするのは弁護士のような職種では、外国名、特にポーランド名ではよい?!クリエントが来ないから、というわけです。両親の話も、ヤコブの話も、何の気も無しに聞いていました。移民となった人達にはこのような悩みがあるなどとは思っても見なかったことです。


 今ではドイツ化したポーランドからの移住者は2百万人以上ということです。
いろいろな国の国民が共存するためには、来る者と、それを受け入れる者との間に深い事情があり、それを克服するためには双方の、非常な努力が必要なことを知らされるこの頃です。


 



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2017年10月10日

【From America】「精子減少の原因は?」

少子化アメリカのウインドゲイト緑です。
日本の少子化は世界的にも有名で、アメリカのTVでは「後100年すると、日本人は居なくなる」と日本の低い出産率から割り出した数字を提示して、報道していました。少子化は日本にとって大きな問題です。その原因は若いカップルが結婚出産に消極的である、ということで「婚活」などという言葉も生まれています。

さて、アメリカでは全く別の観点から「子供が出来ない。出来にくい」という問題を取り上げていました。それは精子の数の減少です。これは日本だけのことではなく、世界的に問題になっているそうです。1973年から2011年にかけての調査では、精子の数は世界的に50%も減ってしまったそうです。そうです。これは日本だけの問題ではないのです。

その原因はどこにあるのか? あくまでも想像の事としながらも、例えばプラスチックの多用を挙げていました。確かに、私達の生活を見回すとプラスチック製品のお世話になっていることが多いですね。コーヒーカップとして保温性に優れた白いプラスチックのカップ。自動販売機で売られている様々な飲み物。肉や魚の販売に使うトレー。お弁当を入れるプラスチックの弁当箱。食品を包むプラスチックのラップ。などなど 数えたらきりがありません。とても便利で、重宝に使っています。しかし、その害にかんしてはあまり知られていなくて、アメリカではプラスチックのサインである三角の矢印、日本では「プラ」と書かれていることが多いと思います。あの三角の中に数字が書いてあり、この数字なら食品を保存しても安全ですよ。と分かるようになっているのです。当然ながら、数字によって食品に使えるものと使えないものに分類されます。逆に言うと、数字がないものは安全性が不明、つまり要注意、ということかもしれません。中国産の安いプラスチック容器は要注意だそうです。私も過日 TV番組でその数字のことを取り上げるまで、三角の矢印の中の数字なんて全く気にしていませんでした。

現代の生活の中からプラスチック製品を排除することなんて出来そうにありませんが、ちょっとした気遣いがもし少子化につながっているのなら、そして健康被害につながっているのなら、出来ることから始めてみるのも一つの少子化対策になるのかもしれません。


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2017年10月07日

リハビリセンター騒動

最近Tデパートの商品券リストがぬすまれ、リハビリセンター長津田地区でも盛んに活用?されています。

皆さん80歳前後で、相手は具体的なデータもつているのでアプローチも見事なものです。名前、住所,電話番号等知った上で,言葉巧みにきます。

通帳番号まで教えて、かろうじて助かった人もいます。すでにやられ人もいるようです。

車の中でそんな話をしていましたら、つぎの週、我が家にも昨日かかつてきたとのこと、
リハビリセンターもこうなると情報共有センターにもなりそうです。

以上ご参考までに、お知らせいたします。


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2017年10月03日

【From America】「臓器移植のドナーの組み合わせ」

臓器ドナー01アメリカのウインドゲイト緑です。
最近の医学は日進月歩で、臓器移植は勿論のこと、iPS細胞から様々な細胞を作ってしまうなど、と驚くことが沢山です。しかし、臓器移植の場合、近親者なら必ずマッチするというわけでもなく、互換性の問題で臓器移植を待っている患者が多いことも耳にします。

臓器ドナー02さて、この臓器移植に画期的な方法が考え出されました。もし、貴方の近親者が臓器移植を必要としていて、しかも貴方は自分の臓器を使ってもらいたいと思っているのに、残念ながらマッチしないことで悔しい想いをしているとします。他にも同じような残念な想いをしている人の組み合わせを見ていくと、血縁関係ではないのにマッチする人がいるのです。でも、どうして私の大事な臓器を他人に上げなければいけないのか? と思うことでしょう。しかし、それがいずれ自分の家族の臓器移植につながる、となれば話は別だと思います。
つまり、直接臓器をあげる相手は他人なのですが、そのサークルが順番に回ってくると、自分の近親者も他人から臓器をもらい、結果的には自分の家族を助けることになる、という仕組みです。写真の色を良く見てください。直接あげるのは他人であるのに、自分の家族も他人から臓器をもらうことが出来る仕組みです。

このイラストでは、それが完全なサークルになっていませんが、TVの医学ドラマなどではこれが完全なサークルになり、皆がそれぞれの家族を助けることが出来てハッピーエンド、となる結末もあります。
世の中が全てTVドラマのように行くわけではありませんが、他人に自分のマッチする臓器を提供することにより、そのお返しに自分の家族も他人から臓器を提供してもらえるという考え方は、多くの臓器移植を待っている人達に光を差し込むことになるのではないでしょうか?




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