2021年10月12日

【From America】「青い鳥」

アメリカのウインドゲイト緑です。

鳥カーデイナルメス皆さんは「幸せの青い鳥」という童話を一度は読んだり聞いたりしたことがあるでしょう。チルチルとミチルが夢の中で鳥かごを持って幸せの青い鳥を探しに旅に出るけれど、どうしてもその青い鳥を家に持ち帰ることが出来ない。朝、目覚め見ると自宅の鳥かごに青い鳥の羽が見つかった。というお話は余りにも有名だと思います。

これを読んだ時には、青い鳥というのは架空の鳥でそんな鳥はこの世には存在しないと思ったのですが、実は(幸せの青い鳥ではなく)羽の色が青い鳥は存在するのです。アメリカのコネチカット州ではイースタン・ブルーバードという名前の青い色をした鳥を見かけることが出来ます。この青い鳥は北アメリカ全土で見られるようで、西海岸方面で見かけるものはマウンテン・ブルーバードと呼ばれるそうですが、どちらも同じ種類の羽が青い鳥です。

日本では見かけたことが無かったので、このイースタン・ブルーバードを見た時に私は大いに興奮したのですが、調べてみると日本にも羽の青い鳥はいるそうです。カワセミ、オオルリ、ルリビタキ、という名前が出てきました。都会では見られない鳥たちだと思いますが、地方に行けば運よく日本でも羽の青い鳥を見ることが出来るようです。
アメリカで見かける青い鳥を調べると「スズメ科目ヒタキ科」と書いてあるので、どうやら日本の都会でよく見かける茶色のスズメの親戚に当たる鳥なのかしら? と思いました。

上記の情報のお陰で「スズメ」という言葉で現実に引き戻されながらも、やはり青い鳥は童話を思い出させ、貴重なものを見たという感動を覚えますね。


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2021年10月09日

ビュッケブルグ歳時記 258

新しい容貌を持つドイツの政治

 9月26日に行われた連邦議会選挙の結果と、それに続く連立党設立への 経由模様は日本にも報道されていると思います。
 予想に反してSPD(社会民主党)が CDU+CSU (キリスト教民主同盟党)を圧して勝ったのですが、普通だとこれで選挙の結末はついたと思うのですが、この勝ち数では第1党として政権を持てないのが、この国の選挙法だということです。この選挙法は難しいので、わたしの知識では皆様に良く説明できないかもしれませんが大雑把をお伝えしてみます。

 選挙法には英、米、仏が用いているMehrheitswahl (多数決選挙法) と Verhaeltniswahl (比例代表制選挙法)という二つの選挙法がある中、ドイツの選挙法は原則として後者の比例代表制選挙であるため、今回の選挙結果のようにSPD も CDU+CSU も獲得票数が50% に満たない場合とか、今回のように両党の獲得票数の差が大きくない場合などは、連立党を持たないと第一党として国を代表する党として政治をすることができないということです。そのため連立党と話し合う時間が必要で、この2週間がそのための議論に費やされていたのです。

 今朝7日の新聞には、選挙獲得票数から連立党になるみどりの党とFDP(自由民主党)が2週間の話し合いの結果、SPD を支持することに決定とあり、これでブログ257に書いた Ampel (交通信号) 連立党( SPD 赤 + FDP 黄 + Gruen 緑)が2021年からのこの国の施行政治党と決まったのです。 

 次に今回多数を獲得したSPDについての一新聞の表題「新しい容貌を示すこれからの政治」ーー2021年のドイツの連邦議会はこれまでにない735議員を擁し(これは上記の選挙法により議員数が変化するため)、同時に1.若い党員、2.女性議員多数、3.多様性に富むーーが副題の記事をお知らせしたいと思います。   

1. 若い党員が圧倒的に多いのはSPD で, みどりの党がそれに続き、CDUが次でFDP がそれに続きます。
 ここで Jusos と名付けられた「ドイツ社会党の若手急進派」をご紹介しなければなりません。この機関の長、32歳のジェシカ・R さんは、「今回、Jusos が49の連邦議会席を獲得したことでSPD はAmpel 連立党となり、Scholz 氏が首相となる結果となったのです。そこから首相と、SPD のほぼ4分の1を占めるJusos との権力要因がこれからの議会で多く展開されると思われる」と言っています。
2. 議員に女性が多いとは、735の議席の内、480が男子、255が女子で、35%の女性議員という結果を意味しています。
3. 多様性の意味は選出された議員の出身、人種、動機、その他がまちまちであるという意味です。
 記事に付随された15枚の写真には黒人あり、髭の濃いいアラブ系の男子あり、黒髪のアジア系の女性ありと、一眼で多様さがわかります。
 カメラの側で、議会初めての黒人の女性議員に行き合うと、彼女は「今まで想像できなかった扉が、黒人の女性にも開らかれたのです!」と、喜びいっぱいのゼスチュアで通り過ぎ、次に出会った31歳の R.A さんは初の避難民 の生い立ち記を持つ東ドイツ出身の議員です。また東アフリカのエリトレア生まれの47歳になる T. さんは弁護士として2009年からヘッセン州でみどりの党の党員として統合と同等化に力を入れてきたという経歴の持ち主ということです。
 このような議員たち一同が、総会に議事堂の青い椅子に座った時の様子はSurreal (超現実的)の絵のようであるということです。

 このようなことが、わたしが読んだ今回の選挙の有様です。
 結果はこれからの政治の仕方で決まるわけですが、Ampel 連立党の若い、多様な政治力はパンデミー退治にも地球温暖化対策にも今までと違った政策に力を入れて、この国の未来に希望が持てるように思われます。


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2021年10月05日

【From America】「車のクラクションの意味」

アメリカのウインドゲイト緑です。

車には「危険を音で知らせる目的」でクラクションが搭載されています。しかし、最近は日本ではクラクションを鳴らすことが少なくなったように思います。
危険を回避するために、歩行者や相手の車に対して発する危険信号の意味が、受け取る側にはうるさく聞こえて神経を逆なでし、世に言う「キレる」という状態になることもあるようで、運転者はクラクションを鳴らすのを極力避けるようになったと聞きます。アメリカではどうなのでしょうか?

クラクションアメリカには、危険を知らせる以外にクラクションのもう一つの使い方があるのをご存知ですか?
アメリカでは様々な政治的なことに対して道路際でプラカードを掲げて意思を表すことが大変多いです。例えば、黒人の命は大切である「Black lives matter
」がその一つと言えるでしょう。交差点などの人目に付く場所で大きなプラカードを掲げて(無言で)立っている人たちに対して、自分も貴方達の意見に賛同しますよ、という意思を表現するのに、クラクションを鳴らす、という行為です。
危険を知らせる時には相手の注意を引くのが目的なので「プーーー」と長く鳴らすことが多いと思いますが、この同意を示して応援していますよ、という時には短めに「プッ、プッ、プッ」と短く鳴らすことが多いように思います。

車社会だからこその、こんなコミュニケーションのやり方もあるのだと、興味深く思いました。


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2021年09月28日

【From America】「秋の到来」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本の皆さんにとって、秋を知らせる自然界のサインは何でしょうか? 普段通る道の木の葉が色づいてくることだったり、秋の花たちが咲いてくることだったり、朝の通勤通学の時の顔に当たる風が少しずつ冷たくなることだったり、と人それぞれだと思います。

どんぐりアメリカのコネチカットに住んでいる私にとっては、庭のどんぐりの実が落ちて木の枝や葉に引っかかりながらポトリ、ポトリと落ちる音。リスやチップモンクたちが一生懸命そのどんぐりを集めながら、巣に持ち帰ったり、穴を掘って埋めたり、という姿を見るときに、あー、秋だなー。もうすぐ寒い冬の到来だ、と感じます。最近は、熊が人家のそばまでやってきて食物をあさるというニュースはアメリカだけでなく、日本でも聞かれるようになりました。人間にとって熊が庭にやってきたら怖いですよね。身の危険を感じるのが普通のリアクションです。しかし、熊にとっては冬眠前に沢山食料を食べて太ることが冬を越すための大切なことなのですから、あちらも必死です。

ここコネチカットでは、人家のそばに来た熊の扱いにはこんなルールを設けています。人家のそばに出没した熊は麻酔銃で眠らされて、耳にタッグをつけます。そして、山に帰します。二回目に出没したら、もう片方の耳にタッグをつけます。そして、また山に帰します。三回目に出没したら銃で撃ち殺すというルールです。可哀想だけれど人間を危険にさらしてばかりはいられない、ということで3回目の決断になるようです。

人間と自然界の動物がお互いに安全に共存できると良いですね。



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2021年09月25日

ビュッケブルグ歳時記 257

数々の疑問

 4日後の26日に迫った連邦選挙を前にして、次の政治をするのはどの党か、又はどのような連立党かということで賑わっているこの国の今日この頃の情報状況から、なんとなく気になる事項をお伝えしてみます。

 パンデミーの終末の探り、自然災害援助を含めた経済上の復帰などの中で、やはり一番力を入れなくてはならないのが地球温暖に対する政策であることが、毎日の政党やその党主の議論会や演説会から伝わってきます。
 よく聞いてみると、いろいろとある理由の中でも、CO2を無分別に上空に廃棄していたことから地球の温暖が上がり、ここで止めないと地球の破壊となるわけで、そのためには自動車をガソリン起動から電気起動車にすることが、自動車国のこの国の大きな課題となっていることがわかります。そこからこれまでよりもっと多くの Strom (電流、電気)が必要になることがわかります。
 ドイツでは福島の災害から、原子力エネルギーを廃止としたためと、また石炭発電エネルギーも2038年までに止める政策となっているため、風力発電に力を入れているのですが、これの未来がまだはっきりしていないと聞き取れます。北海で発電したStrom を南に送る方法に困難があるとのことです。
 国の繁栄には産業の繁栄が必要で、それに欠かせないのがエネルギーだとすれば、排核物質の管理の問題は別にしても原子発電を持続するのが経済発展には利口な方法のわけです。核エネルギーを拒否した国は、核を使う国に劣ることになるのは明確です。 昨夕のTV ニュースでは中国が隣近國の核発電を禁止した、と聞きました。
 連邦選挙戦に、このエネルギー問題がきちんと組み込まれていないという印象が残っているのです。
 グレタさんが起こした運動が Freiday on Future として全世界に行き渡った今も 実証的にはあまり成果が認められていないように思われるのです。

 次に、一主婦のわたしに疑問を起こさせるのは、次の三つの宇宙旅行についての記事です。
 一つ目は7月に行われた世界の大富豪による宇宙観光旅行です。
 大富豪のB. 氏は5歳の時からの夢、宇宙飛行を実行に移し、1週間の旅行に20 Millionen Dollar を払った、という記事でした。
 大富豪が所有のお金をどこに使うかは彼の自由ですが、興味と夢の実現のための宇宙旅行が地球温暖に無関係という保証があるのかなあと疑問が湧くのです。
 次に、この間 „Crew Dragon“ と名付けられた3人の素人の人達が地球から575キロメートルのところを1日に15回廻るという旅程を3日間行ったという宇宙旅行をして、地上に戻ったという記事を読みました。この旅行は一病院のための寄付を目的とした宇宙旅ということで、2022年の1月に再度行われるという新聞記事でした。この飛行の目的は乗組員の一人の女性が幼児の頃患った病気に関わった病院のための寄付金を集めるとの目的を持っていたということです。
 そして三つ目の記事は9月初めの日付けで、「ドイツの宇宙駅の完成がま近い。
2023年から人工衛星を北海から宇宙に飛ばす」という記事があったのです。
 この駅は、Cape Canaveral のようなものではなく、北海に浮いているプラットホームから、宇宙航空の商業化に関するダーテンを収容することが目的の人工衛星を打ち上げるのが目的ということです。


 このように次々に多くなる宇宙への物体打ち上げは、地球の気候への影響はないのかなと心配になるのです。
 化学、科学、宇宙、気体、物理その他いろいろなことに無知な市民、わたしの心配であるように切に願っているのですが、将来、地球上の多くの国々が多くのモノを宇宙に打ち上げることが永遠に無害であるとは言えなのではないかと心配になるのです。
 温暖化で被害を受けている現実を思うと、3年後、30年後、300年後でも悪影響がないことを確かめてからの宇宙観光であってくれるように、と思うのです。
 



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